オクターブ調整ネジ スチールとステンレスで音はどう変わる?

2021年11月10日ギター,パーツ,ブリッジ,FENDER,トレモロブリッジ,YJB PARTS,ステンレス,スチール

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オクターブ調整ネジ 【YJB PARTS】 ミリ規格サドルオクターブ調整ビス・スプリング ステンレス 6本組み 【国産品】

👆 【YJB PARTS】 ミリ規格 オクターブ調整ネジ

目次




オクターブ調整ネジ は材質で音が変わる?

トレモロブリッジを筆頭に、オクターブ調整ネジは何かとトラブルの多いパーツです。手汗など湿気の影響を受けやすく、経年でサビが発生しやすい部位となっています。

【YJB PARTS】 ミリ規格 オクターブ調整ネジ

そのためグレードアップとしては、サビに強いステンレス製に交換するのが鉄板です。ただしスチール製に交換後、音色の変化に気が付いた人も多いかと思います。例えば中音域が控えめになったり、高音域が明るくなる傾向が強いかもしれません。

オクターブ調整ネジ 【YJB PARTS】 ミリ規格サドルオクターブ調整ビス・スプリング ステンレス 6本組み 【国産品】

サビに強く高い耐久性を誇る純国内生産ステンレススクリューシリーズ

引用:Amazon _ 【YJB PARTS】 ミリ規格サドルオクターブ調整ビス・スプリング ステンレス 6本組み 【国産品】 _ エレキギター・ブリッジ・サドル・アーム _ 楽器・音響機器

ところが商品説明欄等では、そういった音の変化に言及されている事が少ないです。おそらく記載されているのは、ステンレスの耐久性や耐食性の説明に留まると思います。

ステンレス製ネジの耐久性以外の変化が知りたい!

故に音色の変化を感じても、気のせいと流してしまった方もいるのではないでしょうか。そこで今回はFENDER製ブリッジを使い、オクターブネジの材質による音質変化を調べました。

FENDER Standard Strat Big Block / YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

用意したのはFENDER Standard Strat Big Blockと、YJB PARTSのステンレスビスです。

FENDER Standard Strat Big Block Chrome Tremolo Bridge Assembly

Big Blockはサスティーンブロックを除き、他の部品全てがスチール製となっています。

YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

交換前後の音を調べる事で、スチールとステンレスの音の違いが明確になるハズです。SquierのSTタイプBulletに搭載して、倍音と周波数特性の変化を見ていきましょう。

計測に使用した機材一覧

FENDER ( フェンダー ) Standard Strat Big Block Chrome Tremolo Bridge Assembly 送料無料 _ サウンドハウス
ギター:SQUIER / Bullet Stratocaster Tropical Turquoise
ペグ:GOTOH / SG381 STANDARD (SG381-07-L6)
ナット:FENDER YJM Brass Nut
使用ピックアップ:Standard Single-Coil Strat(フロント純正)
ブリッジ:FENDER Standard Strat Big Block Chrome Tremolo Bridge Assembly
交換用ネジ:YJB PARTS / ミリ規格サドルオクターブ調整ビス ステンレス

※ネジのみを交換しスプリングはFENDER純正を使用

弦:ERNIE BALL / Super Slinky #2223
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倍音特性の比較 (A2/110.00Hz)

SQUIER Bullet Stratocaster Tropical Turquoise / FENDER Standard Strat Big Block Chrome Tremolo Bridge Assembly

倍音は周波数が分かりやすいように、5弦開放弦のスペクトラムを採用しています。

倍音特性波形の周波数目安

左から2つ目の山(中央灰色線)が基音110Hz
偶数次倍音:第2倍音(220Hz)、第4倍音(440Hz)、第6倍音(660Hz)……
→ナチュラルで暖かな傾向の響き、多いほど親しみを感じやすいという研究結果も
奇数次倍音:第3倍音(330Hz)、第5倍音(550Hz)、第7倍音(770Hz)……
→金属的で冷たくメカニカルな傾向の響き
非整数倍音:各倍音の谷などに含まれるが音程を感じさせない

1.FENDER純正 オクターブ調整ネジ スチール

倍音特性の比較 (A2/110.00Hz) FENDER純正 オクターブ調整ネジ スチール

既に大幅な改造が施されているため、フロント用としは音の密度が高く倍音が芳醇です。第2倍音が大きく計測されているものの、偶数次倍音と奇数次倍音は半々となっています。音の硬さと温かさがどちらも感じ取れる、ステレオタイプ的なフロントPUの音色ですね。

2.YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

倍音特性の比較 (A2/110.00Hz) YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

非整数倍音が大幅に減衰し、サスティーンを中心に音の雑味が少なくなりました。ただし第2倍音も基音と同程度に変化したため、全体的に暖かさが失われています。倍音量自体は多いのですが突出した部分が無く、機械的な響きに聞こえるかもしれません。

周波数特性の比較

SQUIER Bullet Stratocaster Tropical Turquoise / FENDER Standard Strat Big Block Chrome Tremolo Bridge Assembly + YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

周波数特性はDI直で同一のフレーズを30秒録音し、それぞれのスペクトラムを比較です。

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz
橙線:400Hz,800Hz
桃線:2000Hz,3000Hz,6000Hz

a.FENDER純正 オクターブ調整ネジ スチール

周波数特性の比較 FENDER純正 オクターブ調整ネジ スチール

100~200Hzに音の重心があり、中音域に影響する400~800Hz付近もしっかり出ています。高音域もそれなりに出ているので音抜けも良く、メリハリの利いたサウンド傾向です。音の輪郭がクッキリしているため、クリーンでも歪ませても楽しめる音だと思われます。

b.YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス

周波数特性の比較 YJB PARTS オクターブ調整ネジ ステンレス
+1dB

2kHz付近を境に、スチール製よりも高音域がブーストされた煌びやかな音色です。100Hz以下の重低音も出ていますが、300~800Hzはスチール製に劣ります。出力は最大+1dB程増加されているため、その分中音域の減衰が目立つ印象です。ドンシャリ気味の傾向になるので、音の芯が弱く聞こえる場合もあるかもしれません。

オクターブ調整ネジ スチール&ステンレス音質変化 まとめ

オクターブ調整ネジ スチール&ステンレス音質変化 まとめ

オクターブ調整ネジの材質で音は大きく変化する

・スチールは倍音のバランスが良く中音域がしっかり出力される

・ステンレスは倍音が機械的響きとなりドンシャリ気味に出力される

・オクターブ調整ネジの交換はトーンチューニングに十分活用可能

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