【鉄板】 Seymour Duncan SSL-1 鈴鳴りの秘密教えてアゲル💖

2021年6月17日ピックアップ,シングルコイル,Seymour Duncan,SSL-1,Vintage Staggered Strat

👆 Seymour Duncan SSL-1 Vintage Staggered Strat

もくじ

Seymour Duncan SSL-1 はシングルコイルの大定番!

ダンカン製リプレイスメントピックアップの中で、最も人気があるのがSSL-1です。ブランドの礎となっているモデルでもあり、世界的な支持を集めています。50年代のオリジナルストラトピックアップを再現した、ベルトーンが実に壮麗です。美しい鳴りを響かせる、煌びやかな高音域が唯一無二の魅力を備えています。

アルニコ5マグネットは手作業で研磨されていて、表面はマットな質感です。また出力はかなり大人しく、体感的にはアルニコ2に近いレスポンスとなっています。故にエフェクターとのマッチングも良好で、ポジションを選ばずにマウント可能です。低音域の音像もしっかりしており、リーズナブルな価格設定もナイスとなっています。

ポールピースは50年代当時と同じく、伝統あるスタッガード仕様です。王道ヴィンテージチューニングで、存分にストラトの鈴鳴りを楽しめることでしょう。

SSL-1 はリバースやレフティモデルも完備!

全面的にヴィンテージ志向な本モデルには、様々なタイプが用意されています。3セットタイプでは、全てのポジションに同一のピックアップを採用です。ただしセンターを逆磁で使用したい場合は、別途リバースモデルも用意されています。

👆 SSL-1 RwRp Vintage Staggered Strat Middle RwRp


左利きのプレーヤー向けに、標準とリバースそれぞれのレフティ仕様も選択可能です。

👆 SSL-1L VINTAGE STAGGERED STRAT Lefty

今回は標準仕様のSSL-1を例に、周波数特性のデータを掲載いたします。最低限チェックした方が良い事項もあるので、ぜひ購入前の参考にご活用ください!

Seymour Duncan SSL-1 周波数特性

それでは実際に本モデルをフロントにマウントし、周波数特性を計測してみました。

皆さんはSSL-1に関し、『クリーントーン向け』という評判を耳にする事が多いと思います。しかしながらSSL-1は、歪みの深さを変化させてもそれほどトーンが変化しません。トーンキャラクターの均一性を示すため、データは歪みの深さによって3段階計測です。最初にクリーンをチェックし、オーバードライブ、ディストーションと見ていきます。

公表データの確認

周波数特性を見る前に、メーカー公式のデータやトーンチャートを確認です。SSL-1はリバースやレフティも同じく、一律下記のトーンに設定されています。3セットタイプの場合も全て同一なので、音の差異はマウント箇所による違いのみです。これらの数値を見たでけでも、ストラトのブライトな音色が頭に浮かぶ事でしょう。

マグネット:アルニコ5

直流抵抗値:6.5kΩ

アウトプットタイプ:ヴィンテージ

出 力:2 / 低音域:5 / 中音域:3 / 高音域:9

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz 
橙線:400Hz,800Hz 
黄線:2kHz,3kHz,6kHz

クリーントーン

こちらがSSL-1をフロントにマウントした、クリーントーンの周波数特性となっています。やはり目を引くのは、6kHz以降に小さな山が連続して集中している点でしょうか。通常は滑らかな曲線を描いて減衰するのですが、本モデルは高音域が躍るように元気です。13kHz以降にも倍音が確認出来るので、この辺りが煌びやかな鈴鳴りの肝となっています。

Seymour Duncan SSL-1 クリーントーン 周波数特性

もう一点特徴的な要素としては、260Hz付近にドッシリとしたピークがある点ですね。中音域が伸びない代わりに、しっかりとした音の重心でサウンド全体を支えています。重低音は主張せずスッキリしているのも良く、バンドサウンドで他の楽器に干渉しません。ジョリーンと美しい響きが際立つ、極上のベルトーンを再現してくれる事でしょう。

オーバードライブ

歪みを深くすると中音域が一層絞られて、より高音と低音が強調された波形に変化です。けれども全体的には極端な変化ではなく、5・3・9のバランス感が保たれています。重低音もそこまで増幅されていないため、依然として他の楽器との調和が抜群です。クリーンはジョリーンとした音ですが、歪みではジャキッ!と鋭い音色が炸裂します。

Seymour Duncan SSL-1 オーバードライブ 周波数特性

シングルPUとして印象的なのは、歪みの程度によらず音の重心が変化しない点です。オーバードライブでもクリーンでも、低音域のピークは260Hz付近で不変となっています。この安定感が素晴らしく、クリーンと歪みの切り替え時に違和感がほとんどありません。サウンドメイクが非常にしやすいので、積極的な音作りをアシストしてくれるハズです。

ディストーション

最後にアンプのゲインを大きく上げた、ディストーションサウンドを見ていきます。波形は最も極端な形状となりますが、それでも5・3・9のバランスを堅守です。もちろん低音域のピークも260Hzのままで、変わらぬ安定感を主張してくれます。高音の倍音成分の豊潤さにも旨みを感じ、ロングトーンはクリーンの如くクリアです。

Seymour Duncan SSL-1 ディストーション 周波数特性

決して野太い音ではないのですが、とても中音域3とは思えないサウンドだと思います。低音域の屋台骨感が尋常ではなく、トレブリーな歪みをウェットに包み込むのです。サウンド全体にニスを塗ったような音の艶があり、鋭い響きの中にも暖かさを感じます。勿論重低音は抑えめなので、多少わがままな音作りをしても許される事でしょう。

Seymour Duncan SSL-1 まとめ

どのような歪みでも、5・3・9のバランスを保つ安定感が秀逸なピックアップです。上質なベルトーンは言わずもがな、歪ませてもキャラクターがほとんど変化しません。トーンコントロールとの相性も良く、音のレンジは狭くとも表現力が広がります。

低めの出力がエフェクターの長所を引き出すため、色々試してみるのも面白いです。価格帯もグっとお手頃につき、初めてのピックアップ交換にも最適だと思います。50年代PUの再現度が高いため、『ヴィンテージ風の音』を知る契機にもなるハズです!

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