【音質解析】 Seymour Duncan SH-6 Duncan Distortion 問答無用ハイゲイン💖【ダンカンギターピックアップ】

👆 Seymour Duncan SH-6 Duncan Distortion (SH-6b) の音質を解析!
目次
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Seymour Duncan SH-6 Duncan Distortion で激歪み!
ダンカン製ハムバッカーの中でも、特に出力が高いのが Duncan Distortion SH-6 です。SH-6はメタルシーンでは定番のハムバッカーで、あらゆるギターの出力を引き上げます。高出力かつタイトなローエンドを誇り、高音域もギラギラに伸びるハイゲイン仕様です。そのパワーはアンプのキャラクターを上書きするほどで、軽めのGAINでも深く歪みます。

ワイヤリング方法にも拘りがあり、SH-6はあえて芯径の細いワイヤーを採用です。芯径を細くすることでコイルターン数を増やし、抵抗値と出力を向上させています。マグネットもセラミックを搭載で、ムラが無く広い周波数レンジを最大限に発揮です。アタック感も凄まじく、高速なレスポンスはダウンチューニングにも柔軟に対応します。
ダンカン SH-6 はブリッジとネック用完備!
他のラインナップと同じく、ダンカンSH-6もブリッジ用とネック用を完備です。型番はそれぞれブリッジ用がSH-6b、ネック用がSH-6nとなっております。トーンチャートはbとnで共通ですが、コイルターン数が若干異なる模様です。ブリッジ用よりもネック用の方が出力が弱く、抵抗値も低くめに設定されています。

それでもハイパワーPUであることには変わらず、セット組めば向かうところ敵無しです。カラーバリエーションも豊富で、カバーの有無でも選ぶ事が出来ます。あらゆるスタイルのギターに対して、違和感無くハイゲイン化出来るのが嬉しいですね。

今回はSH-6bをブリッジにマウントし、GAINによる周波数特性のデータを計測しました。愛機のハイゲイン化を検討している方は、ぜひ購入前の参考にご活用ください!
Seymour Duncan SH-6 Duncan Distortion 周波数特性

SH-6は歪み専用のイメージ通り、クリーントーンではやや歪みやすいかもしれません。それでもセッティング次第では、高音域の鋭さを活用したクリーンを再現出来ます。GAINによる周波数の変化を見るため、3段階の歪みに分けてデータを計測しました。最初にクリーンをチェックし、ディストーション、ハイゲインと見ていきしょう。
公表データの確認
周波数特性を見る前に、SH-6のメーカー公表データやトーンチャートを掲載です。SH-6はbもnも同様に、下記のマグネットやトーンに合わせた設計となっています。出力やレゾナントピークがbとnで異なるため、nの値をカッコ内に表記しました。
マグネット:セラミック
直流抵抗値:16.6kΩ (13.0kΩ)
アウトプットタイプ:High
出 力:8.8 (8.3) / 低音域:5 / 中音域:8 / 高音域:9
レゾナントピーク:5.50kHz (6.50kHz)
クリーントーンのSH-6はこんな音!

GAINを限界まで下げて、平均的なストロークでは歪まない完全クリーンの設定です。150Hz付近にズンと一本芯が通っており、中~高音域がバランス良く再生されます。特に中音域は600Hz付近にパワーが感じられ、2.5kHz付近までムラの無い波形です。2kHz、3kHz、5kHzと小さな山が連なる高音域が、抜けの良い清涼感を演出します。
ディストーションのSH-6はこんな音!

適度に歪ませると、音の重心が一気にミッドレンジに傾くのが面白いですね。150Hz付近の山が低くなる代わりに、300~400Hzに波形が集中しています。押し出すような中音域の強さが実感出来る上に、高音域の弾け具合が秀逸です。ジョリンとガラスが割れるような歪み質で、中音域8、高音域9の特性を実感出来ます。
ハイゲインのSH-6はこんな音!

GAINを限界まで上げると、多くのギタリストが思い浮かべるメタルサウンドへ変貌です。波形はクリーンとディストーションを足したような形状で、全帯域がブーストされます。低音域は5の設定ですが、GAIN全開時はほぼ低音域9、中音域8、高音域9状態です。アンプのキャラクターなぞどこ吹く風で、全てをSH-6色に染め上げる歪みが飛び出ます。
波形の周波数目安(左から順に)
赤線:100Hz,200Hz 橙線:400Hz,800Hz 桃線:2kHz,3kHz,6kHz
Seymour Duncan SH-6 Duncan Distortion まとめ
設定次第ではクリーンもイケる本機ですが、やはりハイゲイン時の爆発力がダンカンSH-6の魅力です。アンプもエフェクターもギターも問わずに、荒ぶる轟音ドライブを奏でてくれます。GAINが限界を超えると一気に爆ぜる印象で、全帯域がブーストしまくり状態です。小細工抜きにメタルサウンド化するため、激歪み命なプレーヤーはぜひお試しください!
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