MONTREUX Vintage braided wire に交換して中域ズドーン!

2021年5月26日パーツ,改造,ピックアップ,改造指南,ワイヤー,配線材,網線シールド,MONTREUX,Vintage braided wire

👆 MONTREUX Vintage braided wire [1011]

ヴィンテージの風格漂う MONTREUX Vintage braided wire!

ギターいじりにおいて、電装系の内部配線交換は定番中の定番カスタムです。エントリー機はもちろん、高級機もワイヤーを交換する事で音質の変更が見込めます。ワイヤーのブランドや構造、材質、太さなど、選択肢は実に豊富です。

MONTREUX Vintage braided wire パッケージアップ

中でもLPタイプの愛好者は、鋼線シールドタイプが大好物だと思われます。ヴィンテージのレスポールやPAFなど、憧れの的の電装系には鋼線シールドが煌めいているのです。見果てぬ夢に近づくため、愛機にも同等の素材を使用したくなるのが人情だと思います。

MONTREUX Vintage braided wire パッケージ全体

今回は数多の配線材の中から、 MONTREUX Vintage braided wire をご紹介です。

MONTREUX Vintage braided wire は50’s PAF風2本編み

ワイヤーの構造ですが、芯線はコットン被覆を採用の7本撚線の一芯となっています。そして芯線の周囲を覆うように、50’s PAFと同様の2本編み網線シールド構造を採用です。現在流通している網線シールドは3本編みが多く、2本編みの現存数は多くありません。本国での発掘の難しさからも、こういった2本編みのワイヤーは希少だと言えますね。

MONTREUX Vintage braided wire パッケージ添付ラベル

サウンドはホットなトーン傾向で、高域を適度に抑えたミッドレンジが特徴です。音が太くなると表現される場合もあり、コシの強さが魅力の一つとなっています。いなたいニュアンスも良く、枯れたというよりは乾いた音に近いかもしれません。決してHi-Fiな音ではありませんが、他では得にくい暖かな音色が印象的ですね。

MONTREUX Vintage braided wire 先端アップ

外観のヴィンテージ感も抜群で、その存在感から本品を愛用する方も多いと思います。

ピックアップワイヤーの交換に使うと粋!

レスポールタイプでは、網線シールドが内部配線材に採用されやすいです。ポットやスイッチ以外に、アウトプット配線も本品に交換すると良い塩梅になります。これだけでもミッドレンジが際立ち、音のキャラクターがガラリと変わるハズです。

更に踏み込むならば、ピックアップのワイヤーも交換する事をお勧めします。ギターの内部配線を文字通り、オール網線化する事で粋なサウンドに昇華です。少し作業が面倒になりますが、手先が器用な方はぜひ挑戦してみて下さい。

網線シールドのほぐし方

網線シールドを初めて使用する際に、ほぐし方が分からないケースが多いと思います。指でほぐすのはかなり難しいので、細目の千枚通しを用意しましょう。ほぐす際は千枚通しの先端を、網目と網目のひし形状の隙間にセットです。

MONTREUX Vintage braided wire シールド線ほぐし1

そして網目の隙間の方向に沿って、スナップを利かせるように軽い力でピンと弾きます。先端を深く刺し過ぎると、芯線の被覆を傷つけてしまうので注意してください。

MONTREUX Vintage braided wire シールド線ほぐし2

また一度にほぐそうとはせず、数回に分けて少しずつほどいてくのが重要です。シールド線はとても細いため、一気にほぐそうとすると千切れてしまいます。慣れれば難しくないので、まずは失敗覚悟で何度も練習してみましょう。

MONTREUX Vintage braided wire シールド線ほぐし3
MONTREUX Vintage braided wire シールド線ほぐし4

無事にシールド線がほぐれたら、あとは指先で捩じって形を整えればOKです。ほどき目の根本をはんだ付けする場合もありますが、ここは好みで良いと思います。

MONTREUX Vintage braided wire シールド線捩じり

ハムバッカーは裏面から解体してアセテートテープを剥がす

意外と人間の記憶力はアテにならないので、保険として改造前の記録を残すと安心です。ワイヤーを交換する前に、元のピックアップの構造をメモして写真を撮りましょう。テスタを用意して、直流抵抗値も忘れずに記録しておきます。

ハムバッカーのワイヤー結合部

シングルピックアップの場合は、そのままハトメからワイヤーを交換するだけです。ハムバッカーは少し構造が複雑で、裏面のネジ止めを外してプレートを解体します。ボビン周囲に保護用として巻いてある、アセテートクロステープも外してください。

ワイヤーとコイルの結合部から交換する

テープを外すと、コイルの銅線とワイヤーの結合部が見つかるハズです。後は元のワイヤーを慎重に外し、各接点をはんだ付けして結合部を絶縁します。しっかりと絶縁出来ていれば、ビニールテープでも熱圧縮チューブでも構いません。

ハムバッカーのワイヤー結合部 コールドが分岐している場合

ワイヤーのコールドが、コイル側とベースプレート側に分かれているタイプもあります。この場合は網線シールドも、同程度の分量で2本に分けて配線してください。

MONTREUX Vintage braided wire でホットトーン再現!

後はワイヤーを元通り収め直し、ベースプレートを取り付ければ完成です。テスタを使って抵抗値を計測して、元の値に近い数値を示していれば問題ありません。アセテートクロステープは粘着力が低下するので、新規に巻き付けた方が良いでしょう。ベースプレートまでワックスが浸透していた場合は、再ポッティングも行います。

MONTREUX Vintage braided wire 交換後ハムバッカー表面
MONTREUX Vintage braided wire 交換後ハムバッカー裏面

ピックアップの中域にパンチが生まれ、一層ホットなサウンドを奏でてくれるハズです!

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