おバカパーツで 馬改造 第4馬 – 近未来 ギターペグ はどんな形に進化するの?

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注意!この記事を最後まで読むと貴方のIQが溶ける可能性があります!(真に受けないでね)
前回の馬改造!
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近未来 ギターペグ を妄想して馬改造で実現しよう!
ギタいじ用語解説

馬改造 (ばかいぞう) とは
達成すべきハードルと予算を思いっきり低く設定し、アホな発想に変な部品を組み合わせ、低レベルな技術を駆使した頭の悪い改造。魔改造の対義語であり、言わずもがなギタいじオリジナル用語である。
前回の馬改造では、未来の安ギター用ブリッジ最終形態をご紹介いたしました。これは可能な限り使用部品の体積を減らし、コストダウンを図る極論的考え方です。

ただしギターはどうしても人の手で組み上げるため、人件費が発生してしまいます。細かい部品の取付けや弦を張っての調整な『時間』もコストダウンでは重要です。
安ギターの歴史を辿ると、部品原価と人件費の兼ね合いの変化が良く分かります。今回はペグに焦点を絞り、きたるべき未来のペグを妄想してみましょう。
~2010年頃までの安 ギターペグ
安ギターといえば、カバードペグを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。70年代には既に安ギターへ搭載されており、2010年頃まではよく見かけたペグです。
構造はほぼオープンスタイルと同等で、ただカバーをかぶせただけとなっています。組み上げが複雑な反面製造コストが低く、エントリー機の定番部品となっていました。
2010年頃以降の安 ギターペグ
ところがカバードペグの組み上げは、作業時間が長くなってしまうのです。単純にネジ穴を数えただけでも、12か所ネジで固定する必要があります。

人件費の高騰に伴い、次第に部品の安さよりも作業時間のコストが上回っていきました。12か所もネジ止めが出来たのは、人件費が安かった時代の名残とも言えるでしょう。

現在ほとんどの安ギター製造工場では、SG381風のロトマチックペグへ一本化です。SG381はネジ穴の位置が斜め45度で、世界的に使用率が高いペグ形状となっています。
本家GOTOH SG381搭載機が減る反面、亜流のSG381風ペグはあらゆるギターに搭載です。
一本化&時短&大量生産の合わせ技
使用するペグの型を一本化する事で、単純に部品のコストを下げる事が出来ます。ダイカスト製品は生産量が多ければ多いほど、コストが安くなるのがメリットです。

カバードペグより高い原価は、文字通り大量生産で補えば一石二鳥となります。つまり安ギター製造の考え方は、モノづくりというよりはRTA走者に近いのです。

人件費は削れないので作業時間を短くし、原価を極限まで削る考えが必要となります。この考えの良し悪しは論議しない事として、ここから未来のペグの構想を練ります。
近未来 ギターペグ はロック式が主流になる?

まず人件費と時間の面から考えると『弦を張る時間』が問題になりそうですね
人件費を安くする事は難しく、どちらかと言えば高騰せざるを得ないと思います。12個のネジ止めを6個に減らしたのと同じ考え方で、弦を張る作業も時短が必須です。
そのため近い将来、
ペグは安物のロック式で一本化される可能性が十分あると考えられます。
実際にやってみると分かりますが、ロック式ペグは弦交換に要する時間が短いのです。やり方さえ一度覚えてしまえば、驚くほど簡単に弦交換を済ませる事が出来ます。

カバードペグはおよそ半世紀を経て、ロトマチックペグに代わっていきました。もしかすると2060年頃には、ロトマチックペグがロック式に代わるかもしれません。
近未来 ギターペグ は軽量になる?

もう一つ原価削減の観点からみると、部品の使用金属量が減る可能性が大です。
基本的に安ギターパーツはダイカスト製なので、金属の使用量削減が肝となります。近年の安ギターで金属使用量削減の影響を一番受けているのは、ブリッジのサスティーンブロックです。

この件に関しては、前回の未来の安ギター用ブリッジの冒頭にて説明いたしました。安ギターは年式が新しくなるほど、サスティーンブロックが薄く軽く変化しています。

しかしながら減らせる量の限界が来ると、今度は別の部位で削るしかありません。故に近い将来安ギター用のペグも、軽量化が進む事はほぼ間違い無いでしょう。
ていうか軽量化出来る要素あるの?
とは言えブリッジとは異なり、ペグは内部に隠れる範囲が少ないです。

サスティーンブロックは言わば『見えないから削ろう精神』の極地となっています。
ところがペグが表側から見えない箇所は、ウォームギアや軸周り程度のものです。

多少スリムにしたからといっても、それほどコスト削減には繋がらないと思います。こういう時は一度安ギター界から離れ、他業界の技術を見学するのが一番ですね。
とりあえず最近またまたブームが巻き起こっている、ミニ四駆業界を見学してみます。タミヤ公式アカウントの画像を眺めていれば、何か良いヒントがあるかもしれません。
※タミヤSNS公式アカウント巡回中
🧠「……」
🧠「…………肉抜き!?」
🧠「……これだ!」

🧠「これだ!!」

🧠「これこそが 近未来 ギターペグ だああああああ!!!!!!!!!!!!!」
近未来 ギターペグ は 『〇〇抜き××出し』
という訳で、こちらが近い将来実用化されるであろう近未来ギターペグです。

管理人自慢の桃色の脳細胞に、間違いはありません!


……多分。
どうでしょうかこの見た目、

まさに浪漫の塊とも言える『肉抜き骨出し』仕様!

金属使用量の削減をしつつ、カッコいい外観まで実現出来てしまいました!

未来を考える時に何かを減らす場合は『+α』を考える必要があると思います。費用を削減する必要があるならば、それを凌駕する浪漫を加えなくてはなりません。
🤡『なんだよ、安ギターはしょっぱい安パーツ使ってやがるな』
とギタリスト達に思われる未来よりも

👺「うおおおおおおおお、安ギターのパーツかっけえええええええ!」

と思ってもらえる方が、
絶対的に面白い未来が広がっていくハズです。

次世代の人々が笑って過ごせる未来が訪れるように、先人は知恵を絞ってきました。

私達は未来のギタリスト達に、弦交換が楽で安くカッコいいペグを残していきましょう!

……ちょっとタンマ!

🧠「冷静になってきたので質問したいのですが……」

正気ですかこのペグ?
※元ネタ紹介は次回!
- 未完 -
続きは『変な部品』第20回へGO!
🏃💨俺は普通の太古の ギターペグ でいいや

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