【永久機関】おバカパーツで 馬改造 第8馬 – ブルヘッド見守りシステム ギタートレーニング用

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前回の馬改造!
ギタートレーニング用 馬改造 を考える
ギタいじ用語解説

馬改造 (ばかいぞう) とは
達成すべきハードルと予算を思いっきり低く設定し、アホな発想に変な部品を組み合わせ、低レベルな技術を駆使した頭の悪い改造。魔改造の対義語であり、言わずもがなギタいじオリジナル用語である。
楽器を改造する目的として、音質の改善や外観の変化を挙げる方が多いと思います。木工が好きな人、音を追求したい人、自作部品を試したい人など楽しみ方は様々です。
中には特に理由はないけれど、変な部品が好きなだけという人間もいるかもしれません。逆に改造目的としては、あまりメジャーではないと思われる理由を考えてみましょう。
管理人が真っ先に思い付いたのは『練習効率を向上させるための改造』でした。この練習効率の中に『演奏性の改善』は含めないものとします。
例えばナットやサドルの交換、ネックやフレットの調整で弦高を下げる等の改造ですね。これらは楽器本体の演奏性が向上する事により、少なからず練習効率に影響を与えます。
ただし『練習に組み込まれる要素』ではないため、主となる理由としては薄い印象です。言ってしまえば演奏性向上系の改造は、練習効率が上がらなくても問題がありません。
『練習効率を上げる事だけ』を目的とした、頭の悪い改造があっても良い気がします。
練習を『見守ってくれる』存在を考える
そこで考えてみたのが、部活動におけるマネージャー的な存在です。マネージャーの存在は練習面でも非常に大きく、見守り役として欠かせないと感じます。
監督が不在の時でも、マネージャーがいる限り選手は練習をサボる事が出来ません。何よりも練習を第三者に見られる環境というのは、モチベーション維持に重要です。
練習の成果が上がらない時でも、誰かに見てもらえるだけで精神的な安定感が違います。また『見られている』と意識する事で、自ずと練習も手が抜けなくなるものです。
誰しもが己の醜態を、好んで晒すような真似をしたくはないと思います。という訳で今回は、ギターの練習を見守ってくれる存在を組み込む事にしました。
適任者を考える
続いて練習を見守る存在として、何を組み込めばいいのかを考えていきましょう。原則として、ギターに有機生命体を組み込む事は出来ません。
マネージャーを組み込めれば一番良いのですが、改造の敷居がとても高いですね。おそらくドクターゲロの守備範囲となってしまうため、無機物限定といたします。
ここでふと、人選をマネージャーに絞る必要は全く無い事に気が付きました。練習を監視する存在がいればいい訳なので、監督やコーチでも問題ありません。むしろ昭和生まれの人間にとっては、
鬼監督的なヤベー奴の方が向いている気がします。
よって管理人の手持ちアイテムの中で、最もヤベー無機物を組み込めば解決ですね。現在は衣料品ハンガーとして活躍している、



ブルヘッドフッククラシックを招集します。
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馬改造 準備
用意したのはギターストラップ1本に、首下がφ6mm以下のストラップピンが1個です。

ストラップエンドは滑りにくい素材が良いため、BestSoundsの和柄タイプを使用します。
ストラップピンは首下φ7mmの設計が多く、φ6mmはあまり採用されておりません。

市販されているピンの中では、クールハンドで取り扱いのあるSCUD EP13Cがφ5.5mmです。
これらのアイテムを、ブルヘッドフッククラシックと一緒にギターへ組み込みます。
組み込み
組み込み自体は改造という程のレベルではなく、簡単な部品交換程度の作業です。

ブルヘッドフッククラシックは裏返すと、取付け用のプレートが固定されています。

まずは四隅のネジを回して、ブルヘッドの本体からプレートを取り外してください。余談ですがブル氏の中身は空洞で、

頭がスッカスカの構造となっていました。
以前管理人が妙な親近感を抱いたのは、脳ミソがスカスカ同士だからかもしれません。

プレートの溝は細い方の幅が6mm程度につき、ストラップピンを組み込み可能です。ピンを溝に組み込んだ状態で、ストラップとプレートを一緒にボディへ固定しましょう。

取付ける箇所はボディエンド側のピンではなく、ネック側のピンを選びます。もしもピンがネックプレート側にある場合、本改造には向かないので注意が必要です。プレートの向きも重要で、ピンのトップ側が『裏面』となるように固定します。

後はプレートに合わせて、ブルヘッドの頭部を再度固定すれば完成です。ネジ穴がボディで隠れてしまうため、少しずつプレート位置を回転させて固定します。

この改造の優れたポイントはロックピンとしても機能すること!
ブルヘッド見守りシステム ギタートレーニング用 馬改造 !
こうして完成したのがこちら、

ブルヘッド見守りシステム です。

最早改造ではなく、


怖い雄牛の頭部をギターにくっつけただけとなっています。

しかし効果は抜群で、本システムを搭載している限りブル氏の見守りが永続するのです。使用者が練習をサボろうものならば、すかさずその鋭い眼光で睨みを利かせてきます。

いつもキレ気味のブル氏に睨まれたら最後、

何をされるか分かったものではありません。

その鋭い角の餌食となった者は、生命活動の危機に直面する事請け合いです。自らの尊い命を守るためにも、ブル氏の機嫌を損ねないように練習を続けましょう。
ブルヘッドオートエイム機能
有難迷惑な機能として、本システムはストラップの動きに合わせて頭部が稼働します。

頭がストラップエンドに乗っているため、

イヤでもストラップの動きと連動するのです。

ご覧の通りストラップを回転させても、ブルヘッド氏は視線を逸らさず見守り続けます。演奏者アングルで見てみると、

見守りというよりは凝視とかガン見に近い雰囲気です。

これでは悪ふざけをする事も出来ず、全力で練習に打ち込まざるを得ないと思います。

勿論相手は脳ミソスッカスカの無機物につき、下手な良い訳など全く通用しません。
🧠「よし、今日は2分30秒も練習したから十分だな!」

🐄『ダメだ!』
🧠「6時から塾」

🐄『NO!』
🧠「習い事!」

🐄『否!』
🧠「門限!」

🐄『ファアアアアアアアアアアアアアアック💢💢💢💢』
どうやらこのシステム、

ほとんど呪いの装備と同じ扱いになる模様です。一度装着してしまえば外す事は叶わず、永久にブル氏に睨まれ続けるハメとなります。

練習効率を上げるというよりは、練習しか出来なくなると言った方が正しいですね。まだ改善の余地があるものの、死に物狂いで上達したい人向けの馬改造となっています!
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