【可変抵抗器】 ポット の抵抗値による音質の変化を調べたよ💖【P-90編】

2021年10月18日パーツ,ポット,可変抵抗器,自由研究,抵抗値

可変抵抗器 ポット Supertech Electronic製8種

👆 Supertech Electronic製 ポット 8種

目次


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ボリューム用 ポット の抵抗値でどれほど音が変わるの?

ボリューム用 ポット
さて、何Ωを使うのかね?

電装系のモディファイにおいて、地味に頭を悩ませるのがポットの抵抗値です。一般的にはハムバッカーは500kΩ、シングルコイルは250kΩが最適と言われています。これは抵抗値が低い程、高周波をグランドに放出しやすくなるためというのが通説です。高音域の鋭いシングルコイルの音に、温かみを与えると考えれば理にかなっていますね。

PLAYTECH ST250SSH配線
※PLAYTECH ST250SSHはハムバッカーに250kΩ採用

けれどもメーカーによって値に統一性は無く、機種によっては1MΩのケースも存在です。250kΩより低い値を使うモディファイもあるなど、何が最適かピンと来ないと思います。更に追い打ちをかけるように、近年はP-90型ピックアップ搭載機が大流行中です。ハムとシングルの中間的音色の場合、尚更最適な抵抗値が分からなくなる事でしょう。

Dilweシングルサイズハム配線
※Dilweはシングルサイズハムバッカーに500kΩを採用

そこで今回はフロントP-90型搭載機を使用し、ポットの抵抗値毎に音質変化を調べます。1MΩ~1kΩまで8種の同一メーカー製ポットを用意し、同一環境で音質を計測です。果たしてポットの抵抗値は音にどれ程影響を与えるのか、ザックリ見ていきましょう。

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ポット の抵抗値による音質変化計測方法

部品の音質計測は実際に取り付けるのが一番ですが、どうしてもハンダ量に差が出ます。端子のサイズもかなり異なるため、複数の部品を比較する計測には不向きです。そこで端子台パーツテスターを用意し、ポットをワニ口クリップで接続しました。

端子台パーツテスター
端子台パーツテスター

ピックアップはジャックに直結で配線し、ジャックの信号を端子台に繋げます。ポットは1ボリュームを想定で1個のみ接続し、トーン用ポットは接続しません。

ピックアップ直結ジャック

軸はいずれも10になるように固定し、抵抗値毎の音質変化が分かるようにしました。接続順は下記の通りとし、使用ギターやDI、インターフェースの設定は共通です。

ピックアップ→シールド→端子台→

(+)→クリップ→ポット→クリップ→(+)

(-)→クリップ→(-)

→端子台→シールド→DI→AIF→PC

端子台パーツテスター&ワニ口クリップワイヤー

端子台のホット側にポットを、コールド側はクリップワイヤー1本のみ接続します。シールド類は安価な普及品を使用し、可能な限り音に手を加えない環境を構築しました。

端子台テスターについては下記を参照

計測に使用した機材一覧

ギター:Acepro AE-204
フロントピックアップ:P-90型 Green Neck Pickup
ブリッジサドル:Perfk ブラスサドル
弦:Aria Pro II / AGS-803XL

シールド:Aria Pro II / JG-10X (10ft/3m, S/S)×2   
マイクケーブル:Amazon / CLMIC1-M-F-10FT-5P×1    
ワニ口クリップ:試験用自作品×3本
端子台:旧・春日電機 / 端子台 標準形 (セルフアップ) 極数3×2

ポット:Supertech Electronic / 1K~1MΩBカーブ8種

DI:CLASSIC PRO / CDI-2P (INST)  
インターフェース:YAMAHA / AG03 

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz 
橙線:400Hz,800Hz 
桃線:2000Hz,3000Hz,6000Hz
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1MΩ

1MΩポット実測値
実測値:0.975MΩ

計測したポットの中では、最も抵抗値の高いポットです。ジャガーやジャズマスターなど、トレブリーな機種で採用される場合があります。低音域から高音域まで、万遍無くロスの少ない波形を計測しました。

1MΩ周波数特性
±0dB

500kΩ

500KΩポット実測値
実測値:492kΩ

ハムバッカーでは定番の抵抗値で、高音域のロスが少ない傾向です。1MΩと比較すると中音域はほぼ変化がなく、低音域と高音域が若干減衰しています。

500KΩ周波数特性
±0dB

250kΩ

250KΩポット実測値
実測値:255.5kΩ

シングルコイルでは定番の抵抗値となっており、500kΩよりも暖かな音色の傾向です。500kΩと比較すると、高音域だけでなく全帯域が僅かに減衰していました。出力レベルも-0.5dBほど低下しているため、音量にも影響がある事が分かります。

250KΩ周波数特性
-0.5dB

150kΩ

150KΩポット実測値
実測値:152.6kΩ

これまでのポットと比較して、大幅な出力の低下を確認です。高音域以上に中~中高音域の減衰が著しく、出力は-0.7dB低下していました。低音域もそれなりに減衰しており、聴覚だけでも音の変化が実感出来ると思います。

150KΩ周波数特性
-0.7dB

100kΩ

100KΩポット実測値
実測値:96.7kΩ

高音域は150kΩより僅かに弱い程度ですが、低~中音域の減衰が著しいですね。出力低下は最大-1dB程度ではあるものの、体感的にはもっと弱く感じます。この値以降はボリュームを0に絞っても、完全にミュート出来ませんでした。

100KΩ周波数特性
-1dB

50kΩ

50KΩポット実測値
実測値:54.6kΩ

出力低下が-1.5dB前後となっており、帯域の減衰よりも目立つ状態です。100kΩよりも更に低~中音域が減衰し、高音域もそれなりにロスしています。

50KΩポット周波数特性
-1.5dB

10kΩ

10kΩポット実測値
実測値:9.94kΩ

波形を取るまでもなく音質の変化が際立ち、-2dB以上出力が弱くなりました。0に絞っても音量が多少低下するに留まるため、ミュートは不可能です。

10kΩ周波数特性
-2dB

1kΩ

1kΩポット実測値
実測値:1.004kΩ

測定したポットの中で、最も抵抗値の低いポットとなっています。ボリュームを0にしても、音量がほとんど変化しない状態です。音量と各帯域の減衰は計測した中では最も大きく、出力が-2.5dB程低下しました。

1kΩ周波数特性
-2.5dB

ポット の抵抗値による音質変化 まとめ

ポット の抵抗値による音質変化 まとめ

抵抗値による音質の変化は高音域だけの問題ではない

抵抗値が低くなるほど周波数特性は確実に減衰する

抵抗値が250kΩ以下になると全帯域が万遍無く減衰する

抵抗値が150kΩ以下は周波数特性よりも出力低下が目立つ

抵抗値が100kΩを切るとミュート出来なくなる

※いずれもP-90 / フロント / パッシブ仕様による結果

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