【安ギターストラップ】Ibanez DCS50D はお洒落なのに長い！ギター2本持ちで気分はダブルネック!!
👆 お洒落な激長安ギターストラップ Ibanez DCS50Dシリーズ をレビュー！
目次
本日もギタいじへようこそ！ハジメマシテな君は『コチラ』も見てね！
前回の積みギターストラップ！
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Ibanez DCS50D はシンプルにお洒落だけど想像以上に長い安ギターストラップ！
Ibanez Designer Collection Strap
DCS50D-LBL をレビューせし者
ブログ『ギターいじリストのおうち』の全権を司る楽器無識者。性別年齢職業不詳の無機物。ギターストラップは柄と色以外どーでもいい派。
年末積みギターストラップ第四弾は、シンプルな無地のストラップをご紹介いたします。IbanezではIbanez Designer Collection Strapと銘打ち、シンプルかつデザイン性の高いストラップをラインナップです。
DCS50シリーズはポリエステルを採用し、どのような楽器にも合うシックなカラーが6種用意されています。
DCS50Dシリーズはデニム風ファブリック生地がお洒落で、淡目の落ち着いた色使いの6種から選択可能です。いずれも低価格帯で販売されており、無地ならではの合わせやすさが魅力となっています。
DCS50＆DCS50Dシリーズはギターにもベースにも対応！
DCS50＆DCS50Dはルックスの良さだけでなく、汎用性の高い『長さ』も見逃せません。ギターストラップは一般的に、全長1200-1500mm程度に設計される商品が多い印象です。
👆 PLAYTECH Nylon Strap は最大1200mm
しかしボディやホーンが特殊な形状の楽器では、ストラップが短いとやや窮屈になる場合もあります。
そこへきてDCS50＆DCS50Dは最大1700mmもあるため、200mm以上のアドバンテージが得られるのです。ベースに使用しても余裕十分で、
ギターではスラッシュの構えよりも更に低い位置を攻めることが出来ます。
使用者の体躯にもよりますが、STやLPタイプでは膝元まで伸ばせるほどの長さなのです。ギターとベース両対応品として、弦楽器多頭飼いのユーザーには嬉しい設計だと感じました。
スラッシュの構えでも十分キツいと思いますが……
そのキツさがたまんねぇんだよって人は挑戦しよう！
外観：Ibanez DCS50D-LBL シンプルにお洒落で長い安ギターストラップ
今回管理人はDCS50Dシリーズから、直球のデニムカラーが綺麗なDCS50D-LBLをチョイスしています。
パッケージは本体同様簡素ですが、きちんと長さが明記されている点は非常に親切ですね。
本体を取り出してみると、想像していた以上に長いストラップだと実感しました。やはり全長1700mmともなれば、日本人男性の平均身長に匹敵する長さとなります。
標準より『200mm長い』と考えていた場合、実物を広げた際に面食らこと請け合いです。
意味としては同じですが、標準より200mm長いよりも『人間と同じ長さの商品』と考えていた方が良いと思われます。
落ち着いたカラーリングがオサレ！
同じデザインコレクションということもあり、色は以前紹介したギグバッグのIGB541Dに近いです。
ストラップの方が若干色が明るいものの、おそらく生地の種類自体は共通と思われます。縫製の質感などから推察するに、どちらの商品も同じ工場で生産されているのかもしれません。
デニムをブリーチ加工したような色合いにつき、無地ながらも存在感は抜群です。使用者の装いに合わせて、カッコ良くもお洒落にも可愛くも映る色にまとまっています。
Ibanez IGB541Dのレビューはコチラ！
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裏地の素材に注意
ほぼ宣材写真と同じ外観のDCS50D-LBLですが、裏地の素材が異なる点に注意です。本ストラップは長さ故に、画像では『折り畳まれた状態でも表地になる長さ』に設定されています。
もう少し長い状態に調整すると、きちんと表地とは異なる色の裏地が出てくるので注意が必要です。
裏地は滑りにくく柔らかいコットン風の生地で、ストラップエンドと同じ色を採用しています。両面同じ色と錯覚しやすいため、可能であれば店頭で実物を確認した方が良いでしょう。
縫製は価格相当
ルックスは概ね満足度が高く、価格を考慮すると頑張っていると感じる商品です。ところが肝心の縫製に関しては粗が目立ち、糸の切れ端や裁断の緩い箇所が散見します。
縫い目も一定でなかったりと、IGB541Dと同じく全体的な縫製の精度が低いです。Perri’sやARIA、Live Lineといった、カナダ製や日本製よりも丁寧さは大幅に劣ります。
本品より下の価格帯となるドラゴン柄ストラップと比べても、かなり雑に映る仕上がりです。全長1700mmという生地面積の大きさからか、最終的な品質が低くなっているように思います。
ある種価格と生地面積のバランスが取れているものの、細かい点が気になる方には不向きですね。
低価格設定で使用素材量が増えた分だけ、縫製の完成度が犠牲になっているとお考え下さい。
なんか縫製が大雑把過ぎて急ごしらえで出荷した感が半端ない……
仕様：Ibanez DCS50D-LBL シンプルにお洒落で長い安ギターストラップ
商品情報や色見本、使用素材など詳細なスペックは公式サイトに掲載されています。本体素材はファブリックを染色した生地につき、水分に弱く色落ちするかもしれません。
雨天時の屋外や汗をかきやすい夏場、白い衣類着用時などは水分に注意を払いましょう。裏地の素材は公表されておりませんが、先述の通りコットン系の柔らかい生地です。
布地なので化繊ストラップより滑りにくく、水準以上のホールド力を有しています。付属品等はないため、上部ストラップピンの無いアコギ等は別途ループエンドの準備が必要です。
最短設定でもかなり長いので、ウクレレ等の小型弦楽器も相性が分かれます。
ポリエステルやナイロンストラップで滑りやすく感じる人には丁度良いかもね！
パーツ類
アジャスターや角カンなどのパーツ類は厚手ですが、全てプラスチック製です。金属製より耐久性が劣るとは言え、表面が滑らかで塗装面を傷めにくいものが使用されています。
本体とストラップエンドの固定に関しても、スナップは使用されておりません。バインディングや角、側面を傷つけにくく、ボディに優しい構造だと言えるでしょう。
ストラップエンド
ストラップエンドは本革を採用で、両端にそれぞれ長さが異なるものを採用です。ロゴワッペン側のエンドは上部ピン用で僅かに短く、ピンを通すスリットが長めとなっています。
下部ピン用のエンドは少しだけ長めですが、スリットが短くピンを通しにくいです。
おそらく演奏時にピンが抜けないように、下部ピン用スリットを短くしているのだと思います。
稀に販売店によっては、エンドの素材を合皮と表記している場合がある模様です。実物を見た限り合皮っぽさは感じられないため、公表通り本革だとお考え下さい。
寸法
本体調整幅（本体穴－穴の長さ）は950-1700mm、本体横幅は50mmと公表されています。各部寸法を実測したところ横幅は51.0-51.5mm程度で、公表値よりも多少幅広でした。
長さは穴－穴間の計測で最短設定は約955mm、最長設定ではおよそ1680mmです。
横幅の値が大きい以外は公表値に近く、調整幅は同価格帯ストラップ随一となります。
低予算で楽器の位置を低くしたい場合などは、DCS50やDCS50Dが筆頭候補になりそうですね。
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取付け：Ibanez DCS50D-LBL シンプルにお洒落で長い安ギターストラップ
それでは最後に手持ちのギターを使い、DCS50D-LBLと良く合う色をみていきましょう。DCS50D-LBLはデニム系カラーということもあり、基本的にどんな色にも合わせられます。
あまり色合わせを深く考えずに、使いたいと思った楽器に装着していけばOKです。淡い色のボディとも合わせやすいため、サーフ・グリーンのギターを選んでみました。
DCS50D-LBLとサーフ・グリーン
サーフ・グリーンと合わせると生地の発色が強調され、パステルな雰囲気に変化します。
落ち着いたデニムカラーが色鮮やかに映るので、楽器の重量感を和らげる効果も発揮です。
Travelcaster Deluxeは元来軽量ですが、楽器単体の写真よりも軽く見えるかもしれません。
ホワイトやメイプルカラーとも相性が良く、明るさと軽さを主張したい際に最適なコーデとなります。
使用したギターはコチラ！
DCS50D-LBLと青のフレイムパターン
続いてストラップとは対照的に、濃い目の青系フレイムパターンのギターに装着です。
青のフレイムメイプルが手元になかったため、ラミネート仕様のGROTE LPF-001を使用しています。
同系色の濃淡で合わせる王道パターンですが、こちらはDCS50D-LBLがよりシックに映るコーデですね。
濃淡だけではなく静と動の対比も良く、派手なボディを引き締めて見せることが出来ます。
GROTE LPF-001のレビューはコチラ！
DCS50D-LBLの長さを活かしてギター2本持ちダブルネックごっこ！
しんがりを務めるのは、色合わせではなく『長さ』を最大限に活かした遊び方です。DCS50D-LBLは長さを限界近くまで伸ばすと、胸元にギター1台分以上の余裕が生まれます。
裏を返せばDCS50D-LBLで楽器を低い位置に構えれば、その上からもう1台ギターを装備することが可能です。低い位置に6弦ギターを構え高い位置に12弦ギターを構えれば、
ダブルネックギターの気分が味わえます。
こ、これは……中々の頭の悪さ！
はっきり申し上げて、演奏しやすいかしにくいで言えば滅茶苦茶演奏しにくいですね！
しかし……
だがしかし！
楽しいか楽しくないかで言えば、
脳が溶けそうなレベルの激烈な楽しさを誇ります。暇つぶしには十分なるので、ヒマでヒマでしょうがない方はぜひお試しください！
Ibanez DCS50D-LBL シンプルにお洒落で長い安ギターストラップ まとめ
お洒落で合わせやすいルックスに、同価格帯では最強クラスの長さを備えたストラップです。縫製や裁断の出来は今一歩ですが、総合的には価格と品質のバランスが取れていると思います。
仕上がりはラフでも気にしない方や、価格を抑えて長いストラップを導入したい方におススメです。DCS50とDCS50Dで全12種とカラーバリエーションも多く、様々な色を試したい人にも向いています！
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