【珍和柄】LEVY’S MPD2-124 レビュー！日本の伝統的虎柄ギターストラップなのにカナダ製！？
👆 LEVY’S ( レヴィース ) MPD2-124 虎柄ギターストラップをレビュー！
目次
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EVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップレビュー 序章
ここはギタいじ管理人の故郷
みんな大好き亜鉛合金村 (過疎地)
現在この村には
13枚の亜鉛合金タイガーが生息している
そしてここは
ギタいじ管理人のおうちの庭
参ったな、すっかりマイホームを亜鉛合金タイガーに占領されてしまった……
何故ギタいじ管理人ともあろうものが庭にテントを張って泥水をすするような生活をせにゃならんのだ！？
これまでギタいじ管理人は、過去二回に渡り亜鉛合金タイガーの討伐を計画しました。
ところが一度目の討伐を任せたD’Addario 50F08のドラゴンは、あろうことか亜鉛合金タイガーと意気投合してしまいます。
仕方が無く二度目の討伐を託したAmumu ドラゴン＆ビキニアーマーガールですが、呆気なく亜鉛合金タイガーと融合です。
極めつけに『亜鉛合金ドラゴンビキニアーマー』なる謎の物体に進化を果たし、ギタいじ管理人宅を占領することに成功します。
ここまで全戦全敗という、人生の汚点に汚点を塗り重ねる続けるギタいじ管理人。しかし性懲りも無く、この度第三次亜鉛合金タイガー討伐を策略です。
もう後がないからね、今日こそは勝ちにいくよ
フン、わざわざ呼ばれて日本くんだりに来てみれば実にしょっぱい村だな！
お、来た来た💖
🐅「お前がクライアントか！？」
三度目の正直ということわざの真意を『日本の伝統的虎』で思い知らせてやるぜ！
LEVY’S MPD2-124 虎柄が迫力満点なギターストラップ！
という訳で今回は LEVY’S ( レヴィース ) より、MPD2-124 虎柄ギターストラップをレビューします。MPD2-124は『MPD2 Polyester Guitar Strap』シリーズのポリエステルギターストラップで、表面に施された昇華プリントが特徴です。
全面に描かれた迫力満点な虎の図柄と、日本を想起させる鮮やかなデザインに心が躍ります。勢い溢れる虎の全体像を描いたギター関連商品は非常に数が少なく、虎柄マニアであれば必ず押さえておきたい逸品です。
日本の伝統的虎柄（カナダデザイン）
LEVY’Sは1973年に縫製大国カナダで創立された、世界的に有名な老舗ストラップブランドとなります。カナダ国内に最先端のストラップ製造技術を有するファクトリーを2拠点に有し、自社製品は全て『MADE IN CANADA』です。
勿論図柄のデザイン等もオリジナル・アーティスト・デザインとなるため、MPD2-124は『和風でありながらカナダ製』となります。MPD2-124は『Japanese Traditional Tiger』と表記があり、
世にも珍しい『日本の伝統的虎柄（カナダデザイン）』ストラップなのです。
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亜鉛合金タイガー、
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鉄製の豹、
そして待望の第三勢力が
ここに誕生しました。
人は俺を『ジャパニーズトラディショナルタイガー』と呼ぶ！
本当は後述する理由で和柄では無いのだけれども、本記事では和柄ギターストラップとして紹介するよ！
外観：LEVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップ
LEVY’S製品は関東地方を除いて取扱店が非常に少なく、ネット通販でも取寄せ扱いとなることが多いと思われます。MPD2-124に至っては2024年3月の時点で、サウンドハウスのみ取寄せ可能です。
管理人の場合は注文から入手まで約3か月ほどかかったため、在庫無しの場合は納期が数か月となることもあるとお考えください。ストラップには専用パッケージ等が無く、厚紙製のハンガー兼タグと小型のタグが1枚ずつ付属します。
ストラップをヘッドに固定させるヒモは付属しないため、上部ストラップピンの無いアコギ等に使用する際は別途準備が必要です。
デザイン
表面は昇華プリントによる虎と太陽、荒波が描かれており、イラストのタッチは『世界から見た日本的な味付け』となります。精密に和を描写した図柄というよりも、大胆さとデフォルメが同居するアメコミ風ジャパニーズワールドですね。
非常に強そうでモンスター度合の凄まじい虎とは対称的に、太陽や荒波から滲み出る大雑把さが実にユニークに映ります。「海外在住の方が和柄を描くとこうなるだろうな」という予想を1mmも裏切らぬ、独特のパワーが漲る世界観が100点満点です。
決して和柄を精密に描写出来ていないことを酷評している訳ではなく、カナダ的解釈の和柄として新鮮に感じられます。日本の伝統的虎か否かと問われれば否としか返せないものの、有りか無しかで問われれば『大いに有り』なデザインですね。
言い方が悪いかもしれませんが、エセ日本風デザインが洗練され新しい価値観のカッコ良さと魅力を生み出すことに成功しています。
虎一文字はとらかんむりの左払いが跳ねになっているところがお茶目ポイント💖
ググって書道家の筆跡を真似たものと推察。
こういう柄は何故和柄としては『否』なの？
和柄は厳密に言うと『日本の伝統文様』を規則的に並べた柄のことです
現在は広義の概念として、日本の伝統文様を部分的にあしらったデザインも和柄と称される事が多くなってきました
本品の場合は波を『青海波』や『潮合』、『波と霞』に変更したり、虎の背後に『竹』といった伝統文様を追加すると広義での和柄判定となります
ただ管理人としては『インドのカレーもネパールのカレーも日本のカレーもそれぞれ解釈が違うけれども全部美味しい』という考えが好きなので、本品をカナダ流の和柄としても良いのではないかなーと……
仕様：LEVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップ
ストラップ本体には柔軟性の高いポリエステルを採用し、摩擦が少なく使用者の衣類を傷めにくいです。代わりに楽器のホールド力はそれほど高くないため、楽器の重量や形状によってはツルツルと滑りやすく感じる場合もあります。
また重心バランスがヘッド側に傾いている楽器の場合、低摩擦ストラップはヘッド落ちを招くため注意が必要です。ただし低摩擦な装着感は化繊系ストラップ共通の問題につき、本ストラップ特有の難点ではないとご理解願います。
ちなみに本体裏面は図柄が一切プリントされておらず、全面無地のブラックカラーです。ストラップが裏返るとせっかくの図柄が見えなくなるので、演奏中に捻じれないように配慮しましょう。
製造国
LEVY’S製品は先述の通り、全製品を自社工場で製造するカナダ製となります。付属の紙タグだけでなく、本体裏面に縫い付けられたタグにもMADE IN CANADAの表記を確認です。
世界的な老舗ストラップブランドとしてのプライドが伝わってくる、安定して高い水準の品質もLEVY’Sの強みだと言えます。
縫製
MPD2-124の縫製箇所は本体生地と角カンの接続部、およびストラップエンドの外側、ピンホールの外側の3か所です。本体生地は二重縫いで補強されているため、簡単には解れない耐久性を備えています。
ストラップエンドとストラップピンを通すピンホールは、それぞれ輪郭に沿ってステッチ加工が施されている点が◎です。レザーの型崩れや伸びを防ぎ、長く安定したストラップエンドのフィット感を維持出来ます。
パーツ類
使用されているパーツは角カンの他、長さ調整用のトライグライド・スライダーの2種のみです。正確な材質は公表されておりませんがプラスチック製で、楽器本体と接触しても傷がつきにくい低摩擦表面加工品となります。金属パーツよりも耐久性こそ劣りますが、激しく動いても楽器の塗装面を傷めにくい素材選定です。
ストラップエンド
ストラップエンドにはプレミアムレザーが使用されており、ワイルドなシボの主張が高級感を醸し出しています。片側にはエンボス加工によるブランドロゴ入りで、新品の状態でも本革と思えぬほど柔軟性が高いです。
本革エンド特有の『慣らし』が必要無く、使用開始直後から良好なフィット感が得られます。使い込むほどに一層楽器へ馴染んでいくため、革を育てていく楽しみも十分味わえることでしょう。
寸法
MPD2-124のサウンドハウス掲載の寸法は生地幅が約5cm、長さが～約151.13cmとのことです。
実際に計測してみたところ、生地幅はミリ換算で約46.0±0.2mm程度となります。
図柄の配置的に個体差という訳でも無さそうで、50mm幅や2インチ幅のストラップよりもやや細身の設計です。なお画像にはデジタルノギスを掲載していますが、予めアナログノギスで同等の値であることを確認しています。
※当サイトの画像解像度と画像圧縮の関係上、アナログノギスではメモリが不鮮明となるため
長さはエンドピンの穴間をミリ換算で計測すると最短設定は約870mm、最長設定では約1520mmです。極端に楽器を低く構えたいプレーヤーを除き、性別や体格、年齢によらず扱いやすい調整幅だと言えます。
取付け：LEVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップ
それでは手持ちのギターを使用して、LEVY’S MPD2-124の似合うボディカラーをチェックです。カラフルな柄物は色合わせの難易度が高いものの、本品は『虎色』と簡略化して考えるとイメージが膨らみやすくなります。
虎は毛色が黄や橙、縞模様が黒となるため、この3色と同系色のフィニッシュであれば大崩れしません。上級者は黄や橙と補色の関係を狙い、青系フィニッシュの楽器へ使用するのもおススメです。
LEVY’S MPD2-124 虎柄 × ブラックフィニッシュ
まずは基本的コーディネートとして、縞模様と同じブラックフィニッシュのAria Pro II Cardinal Seriesと合わせてみました。
元来ブラックはどのような色とも合わせやすく、MPD2-124とも驚異的な親和性を発揮しています。
虎は毛色と縞模様が警告色の関係となっていることも重なり、楽器本体もブラックであると図柄が際立つ視覚効果が得られるのです。
生地から虎が飛び出してくるような立体感と勢いが加味され、より野性味のあるパワフルさを表現することが可能となります。
LEVY’S MPD2-124 虎柄 × ブルーフィニッシュ
続いては虎の毛色と補色の関係となる、ブルー系フィニッシュのAria Pro II Thor Sound Seriesをチョイスです。
カタログでは『メタリックブルー』と表記されていますが、あまりメタリック感の強くない若干緑がかった青となっています。
虎の図柄とは相性が抜群で、鮮やかなコントラストがアクセントとなりギターとストラップの良い面が倍増です。
虎一文字付近の配色がセンターピースとマッチしている点も面白く、エキゾチックなオーラが使い手の脳汁量産を促します。
あ、ここから再度茶番ね
ジャパニーズトラディショナルタイガー vs 亜鉛合金タイガー
ジャパニーズトラディショナル(以下JT)タイガーの実力が分かった所で、最終目的である第三次亜鉛合金タイガー討伐を開始です。
ひとつの災いを逃れても再度災いが襲ってくることを、中国の故事に倣い『前門の虎後門の狼』ということわざで表現します。
管理人が思うにわざわざ虎より弱い狼で挟み撃ちを狙うよりも、
前門後門共にタイガーの方が絶対的に強いハズです。
JTタイガー vs 亜鉛合金タイガー vs JTタイガー という頂上決戦に、管理人はかつてないほどの興奮を感じています。これ以上増えたら困る亜鉛合金タイガー13枚を、肉片一つ残らず食い散らかしてもらいましょう！
グフフフ、貴様の華奢な亜鉛合金ボディなんぞタイガーファングで骨ごと磨り潰してくれるわ！
あわわ……
デュフフフ、それとも自慢のバグ・ナクで細切れになるのがお望みかな？
ご、後生だからやめてくれ……
いただきまんもすーーー！！
ぐわあああああああああ！！！！
ペッ、骨っぽくて大味な亜鉛合金肉だったぜ……
まさに三度目の正直、今度こそ本当に亜鉛合金タイガーが絶滅したんだな……
さあみんなで帰ろう、我が愛しのマイホームへ……
！？
ど、どうした後門のJTタイガー！！
って、ぐばばばばば……！！！
いかん、ダブルJTタイガーからスカウターで計測不能な戦闘力の高まりを感じるぞ！！
🐅🐅「ぐわあああああああああ！！！！」
🐯🐅「亜鉛合金ジャパニーズトラディショナルタイガー、爆誕！！！」
あ、亜鉛合金タイガー、どうして貴様がまだ生きているのだ！？
JTタイガー
ギタいじ管理人よ、どうやら時事ネタには疎いようだな……
知らなかったか！？2024年度前期放送予定のNHK「連続テレビ小説」のタイトルが『虎に翼』だということを！！
🐯🐅🐯🐅「そして虎に翼、即ち為虎添翼とは、ただでさえ強力な存在が更なる力を持つことを意味することわざだ！！！」
し、しまった……！
ジャパニーズトラディショナルタイガーに喰われ血肉となり一体化したことで、俺は無敵の伝統的日本の虎ボディを手に入れた！
ていうかその虎ボディ、カナダデザインだから日本要素はどこにもないぞ！！
聞く耳を持たん！！
管理人の粗末な脳ミソも我等亜鉛合金ジャパニーズトラディショナルタイガーの養分にしてくれるわ！！！
や、やめろおおおおおおおおおおお！！！！！
これで万劫末代、我等がギタいじ管理人だあああああああああ！！！！！
🧠「はうあ！！」
日本の管理人
はぁはぁ……なんだ夢だったか……
続く……？
LEVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップ まとめ
日本では意図して作成するのが不可能と思われる、カナダ流日本の伝統的虎柄に突き抜けたセンスが煌めくストラップです。老舗ブランドならではの品質も素晴らしく、ポリエステルストラップとしては限界に近い完成度を誇ります。
生地の低摩擦感と相性の悪い楽器がある点や、本図柄を和柄とは認められないといった個人の感情で揺れる要素はご愛敬です。パワーに全振りしたかのような虎の威圧感に乗せられるがままに、奏者自身にも強烈なバフがかかるデザインに仕上がっています！
お友達にもギタいじを広めてね！
🏃💨今すぐ LEVY’S MPD2-124 虎柄ギターストラップ で無敵になる🐯🐅
もっとLEVY’S製品が気になる！
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