【日本製】Live Line LS2400TB レビュー：和柄好きに評判の気品溢れる和風椿柄ギターストラップ徹底解説
👆 Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップをレビュー！
目次
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Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップ レビュー 序章
ここは岩手県大船渡が誇る
世界の椿館・碁石
椿愛好家垂涎の
大船渡市総合交流ターミナル施設である
いやー、今年の三陸・大船渡つばきまつりも素晴らしかったな！
原種椿に江戸椿、やはり日本の椿は美しいね……
この美しさを記憶として脳に定着させるため、今日は早めに就寝するか
オギャーッ！オギャーッ！
ど、どうしたマイ眼球！？
緊急です！
椿恋しさに眼球が夜泣きをはじめました！
早急に網膜へ椿成分を補給願います！！
オギャーッ！オギャーッ！
そう来るだろうと思ってな、予め楽器屋で対策しておいたのさ……
刮目せよ！
！！
Live Line LS2400TB 気品溢れる和風椿柄ギターストラップ！
という訳で今回は Live Line (ライブライン) から、LS2400TB和風椿柄ギターストラップをご紹介です。LS2400TBは昨年11月に発表となったモデルで、全面に描かれた椿の図柄とちりめん風の生地が和心に満ちております。
椿ならではの気品に溢れたデザインが素晴らしく、カラフルな花色と葉色の織りなす鮮やかさが秀逸です。ブラックを基調とした落ち着いた配色も洗練されており、和柄好きの購買意欲を掻き立てます。
Live Line 和風椿柄ギターストラップは70mm幅広タイプも完備！
LS2400TBは標準的な生地幅50mmストラップですが、楽器のホールド力に優れた70mmの幅広タイプ LSB48FL も完備です。図柄も生地幅に合わせて異なるものを使用しているため、LSB48FLはやや大型の椿の絵が楽しめます。
全長も50mm幅より長めにつき、エレキベースや多弦ギターでも扱いやすい設計です。自身のプレイスタイルと楽器、ストラップに求めるホールド力に合わせて、50mmのLS2400TBか70mmのLSB48FLを選択しましょう。
本記事では50mm幅のLS2400TBをレビューしていくよ！
外観：Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップ
多くのLive Line製ストラップと同様に、LS2400TBは専用パッケージが用意されておりません。店頭ではハンガー什器やフック等を用いて、吊るされた状態で陳列されていることが多いと思われます。
しかしながらLS2400TBはストラップの山に埋もれぬことの無い、類稀なる存在感が目印です。ストラップコーナーを通りかかっただけでも、思わず足を止めてしまう和のオーラに吸い寄せられてしまいます（1敗）。
デザイン
表地は『ちりめん風』とある通り、スケアのような素材にエンボス加工が施された生地を採用です。加工によるものとはいえシボが出来ているため、触感は本物のちりめん生地に近いものがあります。
生地の発色も上品で見栄えが良く、描かれている椿が日本原産の品種で統一されているのもポイントです。
ヤブツバキ
赤い花は日本でも古くから愛されてきたヤブツバキで、気高さすら感じるその形は和柄のアイコンとも呼べる認知度だと思います。
白侘助
白い花は赤い花よりも小さく描かれているため、江戸時代から親しまれている白侘助でしょうか。
太郎冠者
そして桃色の花は先の侘助が原種とされている、江戸時代中期から広まった太郎冠者と推察です。
歴史的背景を交えた日本人と馴染み深い品種で統一することで、和柄としての説得力が非常に高いデザインであると感じました。
図柄の出方
LS2400TBは生地の裁断箇所により、1本1本図柄の出方に個体差があります。
ただし椿が適度なサイズで描かれているためか、部分的に見切れる箇所があっても不都合はなさそうです。どうしても宣材写真と同じような図柄の個体が欲しいという方は、通販ではなく店頭で実物を確認してからご検討ください。
仕様：Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップ
Live Line LS2400TBは布ストラップに分類されることが多いものの、実際には表地と裏地で異なる素材が使用されています。ちりめん風の表地は伸縮性が高い反面水分に弱く、色移りやシボが潰れてしまう恐れがあるのが難点です。
裏地は耐久性のあるツルツルしたナイロン系の化繊素材が使われており、使い始めの内は硬質で幾分ごわつきます。摩擦感が少ないので使用者の衣類を傷めにくく型崩れもしにくいですが、その分楽器のホールド力は控えめです。
重心バランスがヘッドに傾いている楽器など、場合によってはヘッド落ちの要因となります。
故に本品は布製ストラップというよりも、実質的な使い心地はナイロン製ストラップと同等です。
オールコットン系の布地ストラップのようなフィット感とホールド感は得られないため、使用する楽器との相性を考慮願います。
製造国
公式サイトで『ライブラインは日本製。 MADE in JAPAN』と表記されている通り、 LS2400TBは純日本製のギターストラップです。素材選定、型抜、裁断、組み立てといった全ての工程を、日本国内の工場で完結しています。先述の図柄の出方を除き、個体差の少ない丁寧かつ高品質なストラップを低価格で提供している点は評価して然るべきでしょう。
縫製
異なる素材を用いた二層構造のストラップは、生地を縫い合わせる縫製の質が見た目の美しさと耐久性に直結です。表地が柔らかいためどうしても淵がヨレやすく、可能な限り縫い合わせ位置を端に寄せて直線を出すことが肝心となります。
LS2400TBのみならずLive Line製ストラップは縫製の質が高いため、いずれの要素も問題ありません。
加えて強度が必要な個所は二重縫いで補強されているなど、この価格帯では上限に近い縫製技術です。
外観と耐久性に配慮された、日本製ならではの扱いやすさを実感出来ると思います。
パーツ類
Live Line LS2400TBはスチールパーツを搭載しており、過酷な環境にも耐えうるタフな構造です。スチールパーツはアジャスター、アメリカンホック、角カンの3種で、艶を抑えたアンティーク調カラーが映えています。
アメリカンホックに注意
耐久性の裏返しとして楽器本体を傷つけやすく、特にアメリカンホックは注意が必要です。ボディ形状とストラップピンの配置によっては、ストラップピンの周りに円状の傷が発生しやすくなります。
角カンやアジャスターもバインディングと接触した場合、傷のみならず欠けや凹みを誘発する可能性が否めません。ヴィンテージ品や希少価値の高いモデルなど、高額なギターやベースに導入する際はパーツ類とボディの相性をチェックしましょう。
上記画像のように、ストラップの装着位置が高くなるロックピンを導入すると傷を防げるかもね！
ストラップの装着位置が高くなるロックピンはコチラ！
ストラップエンド
ストラップエンドはブラックカラーの本革製で、使い始めの内は革の動きがぎこちないです。ある程度使い込むと革が馴染んでいき、ストラップエンドと楽器のフィット感が向上していきます。
裏面はやや乾燥に弱い構造につき、空気の乾燥した環境で長期間保管すると革が硬くなることもしばしばです。毛羽立ったように硬くなってしまった場合は、手の平で揉んだり擦るなどして柔らかくしてから使用することを推奨します。
ピンを通す穴とスリットはやや大き目に設けられており、大型のストラップピンも難なく装着可能です。Fenderなどのヴィンテージ系小型ピンは反動で抜けることがあるため、ストラップブロック等の併用で万全となります。
アコギやウクレレなど、上部ストラップピンの無い楽器には付属のストラップをヘッドに固定させるヒモをご利用ください。
金文字のブランドロゴも超クール！
ストラップブロックのレビューはコチラ！
寸法
●5cm幅
引用：50ミリ幅ストラップ LS2400TB 和風椿_ちりめん風 ライブライン オンラインショップ
●長さ調節範囲：79～140cm(エンドピン穴間を計測)
Live Line 公式オンラインショップによるとLS2400TBは生地幅が5cm、調整幅が79～140cmとのことです。
ミリ換算で実測したところ、生地幅はおよそ50mm±0.2mm程度とほぼ公表値通りでした。なお画像にはデジタルノギスを掲載していますが、予めアナログノギスで同等の値であることを確認しています。
※当サイトの画像解像度と画像圧縮の関係上、アナログノギスではメモリが不鮮明となるため
長さはエンドピンの穴間を計測すると最短設定では782mm、最長設定では1380mmです。若干短いものの概ね公表値内に収まっており、海外ブランド製2インチ幅ストラップに近いサイズと考えて良いと思います。
最長設定は標準的か標準よりも少し短めの長さとは言え、通常の演奏スタイルであれば差し支えのない調整範囲です。膝元付近まで思いっきり下げた構え方を希望する方を除き、年齢や性別を問わずオールラウンドに活用出来ることでしょう。
取付け：Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップ
最後に手持ちのギターを使い、Live Line LS2400TBの似合うフィニッシュを確認していきます。柄物は色合わせが難しいイメージがありますが、本品は黒が基調となっているストラップです。
黒の似合うモノトーンカラーのギターは相性が良く、中でも反対色のホワイトフィニッシュと合わせるのがイチオシとなります。また椿の花と同じくらい椿の葉の緑色が目立つため、緑の同系色で合わせるコーディネートもおススメです。
Live Line LS2400TB × ポラールホワイト
ポラールホワイトのFende Player Stratocaster Floyd Rose HSSに合わせると、黒と白のコントラストが際立ち鮮やかさがアップします。
ピックガードが黒、ピックアップカバーが白という、ハードウェアカラーとの親和性が高い点も◎です。
Floyd Roseの刻印を相手にしても一歩も引けを取らない姿は、寒風吹きすさぶ中で咲き誇る椿の生態そのものだと言えます。
椿柄の美しさを最大限に発揮しつつ、更なる魅力を引き出せるポテンシャルを秘めたコーディネートですね。
Fende Player Stratocaster Floyd Rose HSSのレビューはコチラ！
Live Line LS2400TB × メタリックグリーン
続いては椿の葉と同系色の関係となる、メタリックグリーンのEART T-380をチョイスしてみました。
LS2400TBの葉の部分は発色が良いだけでなく光沢が強めで、光を反射しやすいメタリックフィニッシュと好相性となります。
ヤブツバキなどの赤い椿は花と葉の色が補色の関係につき、互いの色を引き立て合うようなメリハリが鮮烈です。
グリーン系フィニッシュはボディ自体が葉の役割を果たすため、LS2400TBに描かれた椿の花を際立たせる視覚効果を生み出します。
少し離れたアングルで眺めてみると、ストラップ単体で見るよりも椿の赤い花が立体的に映る様が伝わるでしょうか。
魂を震わせる赤いは輝きは管理人の網膜にある100万個超の視細胞を刺激し、
性懲りも無く adrenaline!!! (アドレナリン) が大爆発です。
どうだ眼球よ、お望みの椿だぞ！
ああ、まさに「日本の椿柄ストラップは、美しい。」というやつだな！
太字の元ネタは令和なら燃えそうなキャッチ
感謝の印に、アドレナリンの分泌をよくして心拍数を上げてあげるぜ！
え？
脳血流変化の検証に基づき赤色には『興奮作用』があるとされていてな……
脳に作用してアドレナリンの分泌を促すのだぜぁあああああああああああああ！
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！
ま、またしてもパターンかああああああああああああああああ！！
ウッ！！！
……椿柄の美しさを前に管理人は脳汁過剰症候群で再起不能となり、
本レビューはこれにて閉幕といたします。
EART T-380のレビューはコチラ！
Live Line LS2400TB 和風椿柄ギターストラップ まとめ
和心に満ちた椿柄とちりめん風生地の柔らかな質感が、愛機を美しく引き立ててくれるギターストラップです。黒を基調とした落ち着いた雰囲気の中にも、鮮やかな花色と葉色がクールに輝くデザイン性の高さが和柄好きの魂を震わせます。
表地が水分に弱く扱いの難しい側面があるものの、細部に至る完成度の高さは国産ハンドクラフトの雄『Live Line』ならではです。和柄アイテム好きに激推しなのは勿論のこと、初めて日本製ストラップを試すビギナーでも安心して使える品質を備えています！
お友達にもギタいじを広めてね！
🏃💨今すぐ Live Line 和風椿柄ギターストラップ で脳内を椿色に染める🧠💦
Live Line LS2400TB (50mm幅)
Live Line LSB48FL (70mm幅)
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