【幅広70mm】Live Line LSB45SW 和風力士 ギターストラップレビュー！重量楽器も楽々国産珍和柄!!
👆 Live Line LSB45SW 和風力士 国産ギター＆ベースストラップをレビュー！
目次
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序章：ギターやベースに『力士要素』を注入して神様のように拝まれたーい💖
年も改まり春の訪れが待たれる昨今、親愛なるギタいじ読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。管理人は昨年末に年始の買い出しをしている際に、某有名幕内力士とエンカウントいたしました。
どうやらプレイベートタイムだった様子ですが、やはり超一流の相撲戦士故に周囲の人々も気が付き始めます。さすがに声をかける人はいなかったものの、こういった場面では特定の行動を取る方がいるのです。
ありがたや、ありがたや……🙏
なんと神々しい……🙏
管理人の周囲にいた数名のご年配の方々は力士の背中を見守りつつ、手を合わせて拝み始めました。
その様はお忍び中のご神体を見かけた髙耳神社の氏子の如く、静かでありながら深々と拝み倒しています。土俵は神様の宿る場所と言われているからか、土俵で相撲を取る力士達も神に近しい存在と認識しているのかもしれません。
一心不乱に拝み続けるご年配の方々を見て、管理人の脳裏にまたロクでもない夢が膨れ上がりました。
はぁ……（ため息）
力士になって拝まれてぇ……
当ブログでは『長期在庫の主を狩ろう』という、そこそこ人気のある頭の緩～いレビューシリーズを不定期連載中です。該当シリーズでは全国に眠る長期在庫を管理人が購入し、楽器屋にとっての『神客』を目指すことが目的となっております。
元を辿れば管理人が『神様になりたい』と思い至ったことが契機につき、正直な所神になれれば何でも良いのです。神様のように拝まれる力士を目の当たりにして、力士になりたいと思った管理人を一体誰が責められるというのでしょうか。
いやまてよ……
ギターに力士要素があれば、ご年配の方々が条件反射で拝んでくれるのでは？
思い立ったが吉日、ひとまず力士を目指す前に愛機へ『力士要素』を注入出来るアイテムを探してみます。
早速ギタいじネットワーク等を駆使して該当商品を探索してみたところ、
Live Line (ライブライン) LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップがヒットです。
Live Line LSB45SW 珍しい和風力士柄の幅広70mm ギター＆ベースストラップ！
Live Line LSB45SWのSWは『相撲ホワイト』を指すと思われる、ホワイト系の和風力士柄ストラップとなります。ただでさえ和柄ストラップは数が少なく希少ですが、中でも力士柄というものは数えるほどしか存在しません。
ストラップの生地は70mmと幅広のタイプで、70mm Width Bass Straps-Leather Endシリーズとして発売中です。厳密にはベースストラップにカテゴライズされているものの、当然ながらギターにも使用出来ます。
70mm幅ストラップは多弦ギターやベースに装着しても安定感が高く、重量級楽器の使い手にとっては頼もしい味方です。立派な体格の力士と幅広ストラップを掛け合わせたセンスも、とてもユニークに感じます。
果たして管理人はLSB45SW 和風力士柄ストラップで神に近づけるのか、ザックリとレビューしていきましょう。
外観：Live Line LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップ
Live Line LSB45SWは他の70mm Width Bass Straps-Leather Endシリーズと同じく、専用のパッケージ等がありません。楽器店の店頭ではハンガー什器やフックなどに、吊るされた状態で陳列されていることが多いです。
LSB45SWはホワイト系のストラップですが真っ白ではなく、和心を感じる落ち着いた白色を基調としています。ギター用樹脂パーツでいうところの、ヴィンテージホワイトのようなほんのりクリームがかった白色です。
デザイン
力士柄の存在感は別格で、管理人が購入した店舗では異様なオーラを解き放っていました。表地はファブリック素材を採用し、サラっとした柔らかな手触りとなります。
図柄はおもちゃの『めんこ』を模しているのか力士は長方形の枠に、行司は丸い枠の中に描かれているのが面白いですね。その他軍配のイラストも描かれているなど、随所から和心と相撲心が溢れる図柄となっています。
ただし布地を使用した柄物である以上、裁断箇所により図柄の出方に個体差がある点に注意です。裁断箇所によっては力士や行事が見切れてしまったりと、見栄えが悪い個体も含まれている可能性があります。
その分ストラップ1つ1つに個体差があるため、他の所有者と100％図柄が合致することがありません。ある種オンリーワンな力士柄とも考えられるので、独自性の高い和柄をお探しの方は狙い目となりそうです。
仕様：Live Line LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップ
ファブリック素材を使用したストラップは布地ストラップに分類されることが多いですが、本品は表地と裏地の素材が異なります。表も裏もファブリック素材だと耐久性に難がある上に、どうしても使用に伴う型崩れが発生するのです。
そこで本品は裏地に摩耗に強い化繊生地を縫い合わせ、通常の布地ストラップよりも遥かに高い耐久性を確保しています。つまり二層構造のストラップとなっているため、実際の使い心地は裏地と同じ化繊ストラップに準拠です。
コットンストラップのようなソフトな肌触りではなく、ナイロンストラップのように硬質で幾分ごわつきます。
製造国
公式サイトや付属のタグにも記載されている通り、Live Line製品は全て国産品です。本品もストラップの素材選定、型抜、裁断、組み立てに至るまで、全て国内の工場で行われています。
更に日本製としては価格帯もお手頃につき、気軽にMADE IN JAPANを試せるのが魅力ですね。
縫製
二層構造のストラップは生地を縫い合わせる構造上、どうしても両淵がヨレやすくなります。そのため可能な限り縫い合わせ位置を生地の両端に寄せつつ、綺麗な直線が出るように縫う必要があるのです。
LSB45SWはその辺も抜かりなく、日本製ならではのハイレベルな縫製技術を体感出来ます。強度が必要な個所は二重縫いが行われており、ストラップのレザーエンドもステッチ加工で補強済みです。
パーツ類
LSB45SWは長さを自由に調整出来るように、金属製のアジャスターが搭載されています。ストラップの本体とエンドを接続する角カンも金属製で、レザーエンド固定用のアメリカンホックも金属製です。
プラスチックパーツよりも耐久性が高く、ヴィンテージ風ブロンズカラーが良い味を出していますね。ですが耐久性が高い分だけ、各パーツが楽器本体と接触した際に傷が付きやすい点にご留意願います。
アメリカンホックにご用心
とりわけアメリカンホックについては、ボディの淵やバインディングと接触しやすいです。ストラップピンの周囲に円状の傷が発生する場合もあるなど、ギターの形状と厚さによっては相性が分かれます。
ロックピンの種類によってはスラップの装着位置が高くなるため、金属パーツの傷対策として導入しても良いでしょう。
ストラップの装着位置が高くなるロックピンもレビュー済み！
ストラップエンド
ストラップエンドは本革製で厚みがあり、淵に施されたステッチ加工により耐久性も高いです。使用に伴う革の断裂や変形を防げるため、長く安定した使い心地の維持に一役買っています。
片側のストラップエンドにはブランドロゴ入りで、金色の文字が非常にカッコいいです。見るからにタフそうなルックスも高級感に溢れ、同価格帯のストラップよりも一つ上のグレードを楽しめます。
革製品である以上使い始めは動きがぎこちなく、どうしても扱いにくさが否めません。レザーエンドは使用する度に柔らかく変化していきますが、最初の1週間程はガマンが必要です。
使い込むことで愛機と革が馴染んでいき、フィット感が増して使いやすくなっていきます。ストラップピン用の穴とスリットは大き目に設けられており、大半のピンは無加工で装着可能です。
厚手の革なのですっぽ抜けにくいものの、落下が気になる方はストラップブロック等を併用しましょう。
ストラップブロックのレビューはコチラ！
寸法
LSB45SWは公式サイトの情報によると、長さの調節範囲はエンドピン穴間の計測で90～160cmと掲載されています。管理人の個体も同じように穴－穴の長さを実測してみたところ、最短設定では約92.5cm、最長設定では約164cmでした。
若干大き目ですが誤差の範囲内で、性別や体格を問わず使いやすい調整幅です。ある程度胸元に寄せて構えることも、股下まで楽器位置を下げて構えることにも対応出来る調整幅となります。
生地幅は公表通りジャスト70mmとなっており、計測箇所による誤差も±0.数mm程度です。ストラップを装着した際に首元と肩先の間にガッチリ収まるため、演奏時の安定感も抜群となっています。
50mm幅とサイズ比較
参考までに、同Live Line製50mm幅ストラップも用意しました。
写真で見比べてみると分かりますが、20mmの差と言えどかなり幅広に見えるのではないでしょうか。
50mm幅や2インチ幅では細くて物足りないという方でも、十分満足出来るサイズ設計です。
取付け：Live Line LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップ
ここからは手持ちのベースやギターを使い、Live Line LSB45SWの色合わせを確認していきます。以前取り上げたSB45MKW 舞妓ホワイトと同じく、落ち着いた白色系ストラップはモノトーンなコーディネートがイチオシです。
中でもブラックは相性が抜群で、最も外す可能性の低い組み合わせとなります。あるいは力士という逞しさの象徴を逆手に取り、横幅の広い変形ギターに使ってみるのも一興です。
LSB45SW 和風力士×ブラック
まずは小手調べがてら、ロングスケールで重量のあるエレキベース Aria Pro II RSB DELUXE-IIに装着してみます。
全面ブラックのフィニッシュと、ボディ下幅が広めのルックスが力士柄にピッタリですね。
装着感もまさにがっぷり四つといった塩梅につき、激しく動いてもブレにくいホールド力を有しています。
LSB45SW 和風力士×変形ギター
続いて逞しい力士柄にちなみ、横幅が異様に広い桃子ギターに装着です。
お尻のような形状のギターのせいでしょうか、鍛え上げられた力士のお尻の筋肉の逞しさに近い美しさすら感じます。
力士顔負けの尻っぷりの良さを本物の力士と錯覚し、思わず拝んでしまうこと請け合いです。
本ストラップと桃子ギターさえあれば、管理人も道行く人々から神の如く拝まれることは明らかだと言えるでしょう。
Live Line LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップ まとめ
ユーモア満点の和心と相撲心が詰まった図柄に、幅広設計でホールド力に秀でたギターストラップに仕上がっています。国産品としての質の高さと手軽な価格設定も嬉しく、何よりも他のプレーヤーと被りにくい希少なデザインが秀逸です。
表地の図柄の出方に個体差がある点や金属パーツによる傷つきやすさを除き、老舗ブランドの底力が遺憾なく発揮されています。面白柄好きや和柄好き、相撲ファンは勿論のこと、重量のある多弦ギターやベースの使い手にもおススメの珍品です！
🏃💨今すぐ Live Line LSB45SW 和風力士 ギター＆ベースストラップ で拝まれる存在になる🍑
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