Kavaborg MB4105E(Electric) Black レビュー!格安エレキギター用オールラウンドギグバッグ!
👆 Kavaborg MB4105E(Electric) Black 格安エレキギター用ギグバッグレビュー!
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Kavaborg MB4105E(Electric) Black エレキギター用オールラウンドギグバッグが結構安い
今回は Kavaborg (カヴァボーグ) より、エレキギター用ギグバッグ MB4105E(Electric) Black をレビューです。MB4105Eはオールラウンドタイプとして、STタイプやLPタイプといった標準的ソリッドギター全般に対応します。
適度に厚みのあるクッション材を使用しつつ、ケース重量は1kg未満と軽量設計なギグバッグです。小物収納用ポケットを2か所に配し、内部にはネック固定用のホールドバンド付きとなっています。
日本国内ではKavaborgの取扱い店こそ少ないものの、気軽に試せる価格設定は魅力的です。果たしてMB4105Eはお買い得な優良ギグバッグなのか、それとも金額相当の代物なのかザックリとチェックしていきます。
外観:Kavaborg MB4105E(Electric) Black エレキギター用オールラウンドギグバッグ
MB4105Eはギグバッグ本体にロゴやタグ等は無く、管理用ビニールの上から代理店LEPのバーコードが添付されているのみです。
またカラーもBlackとなっていますが、他のカラーバリエーションは販売されていない様子でした。
ケース本体はブラックのナイロン系化繊生地で、輪郭線のラインやベルト類がグレーとなっております。
ボディ側はクッキリした丸みのある形状に加え、想像していたよりも横幅が広めです。
デザイン
緩衝材の厚さは平均8mm程度となっており、ギグバッグの表面、裏面、側面に内蔵しています。
側面の緩衝材はギターを覆うように全方向に配置されているため、自立性もそれなりにある印象です。
底面は緩衝材だけでなく、衝撃対策用のラバー付きでエンドピンが貫通しにくい構造となっています。
ネックホールドバンドは面ファスナー式 (マジックテープ) で、ヘッド角のあるネックでも扱いやすい長さです。
ファスナーはスライダーが大型で掴みやすいですが、可動は若干渋いかもしれません。
それでも総合的には基本性能が損なわれておらず、ルックスもチープではないと感じました。
運搬方法
運搬方法は側面のハンドルによる片手持ちの他、ショルダーベルトによる両肩掛けに対応します。
ハンドルは厚手のラバー製グリップを搭載し、長時間握っても指が痛くなりにくいです。
ショルダーベルトは通気性の良いパッド付きで、長さの調整幅も大きめにとられています。
縫い目の強度
縫製に関しては数か所糸が飛び出しているものの、金額を考慮すれば許容範囲内の品質です。
糸がほつれたり真っすぐ縫えていない箇所は見当たらないため、高級機種の収納用でなければ気にならないと思われます。
ただしハンドルもショルダーベルトも繋ぎ合わせ部分の生地がやや薄く、強度に関してはサービスケースと大差が無さそうです。
オールローズやオールアクリル製のギターなど、極端に重量のあるモデルの運搬に使用するのは避けた方が無難でしょう。
収納チェック:Kavaborg MB4105E(Electric) Black エレキギター用オールラウンドギグバッグ
・対応ギターサイズ
引用:【楽天市場】Kavaborg MB4105E(Electric) Black ギタープラネット
ボディ横幅:最大約40cm / ネック側ふくらみ最大幅約30cm
ボディ厚:最大約8cm
全長:最大約105cm
MB4105Eのサイズにつきましては、各販売店で上記寸法が掲載されています。店舗が異なる場合も一字一句違わぬ説明が記載されている点から、この値を公表寸法とみなして良さそうです。
手計測で各部寸法を確認したところほぼ同等の値でしたが、全長はギグバッグ外側からの寸法だと思われます。内寸の全長は実測値でおよそ103cm程度につき、全長が104cm以上あるギターは収納出来ないものとお考えください。
レギュラースケール
試しに全長103cmのヘッド角付きギターを収納してみたところ、内寸の全長に関しては1mmも隙間なく収まる状態です。
ストレートヘッドであれば指1本分以上の余裕があるものの、ヘッド角のある場合はギリギリとなります。ボディ側上部はフィット感が良くピッタリで、対照的に下部は左右にかなり隙間が生じている模様です。
厚みに関しても随分余裕があるため、ファスナーを閉じた際にボディとケース裏地に1/3程度隙間が生じてしまいます。
タイトなネックの収まり具合に反し、ボディ側は横幅と厚みに余裕があり過ぎてブカブカです。
ネックホールドバンドがあるためネック側はブレませんが、運搬時はボディが左右に揺れる感触が否めないと思います。
ミディアムスケール
続いてミディアムスケールのLPタイプとして、EART EGLP-610を収納してみました。
全長に関してはヘッド側に指数本分の隙間があり、ボディは上部下部問わず横幅に余裕がある状態です。
先のヘッド角付きレギュラースケール以上に隙間が多く、やはり運搬時は上下左右にギターがブカブカと揺れてしまいます。
オールラウンド用としてボディをゆったりサイズで設計しているためか、逆に標準的なギターとアンマッチです。かといってオフセット系やセミホロウは収納出来ないサイズにつき、ボディ側のサイズ設計が中途半端に感じました。
ちょっとボディ側に余裕があり過ぎるかな……?
収納用ポケットは2つ
小物収納用ポケットはネック側に1つ、ボディ側に1つの計2か所に設けられています。
ネック側は小型のポケットですがマチ付きで、ピックケースやチューナーなどの収納向きです。
ボディ側は大型ですがマチが無く、見た目よりも収納力が高くありません。商品説明では楽譜も収納可能と記載があるものの、実際にはA4サイズが収納出来ないサイズとなっております。
B5サイズであれば収納出来ますが、マチが無いためエフェクター等の収納も不可能です。利便性が高いとは言えないため、シールドやストラップに予備の弦といった必要最低限の収納に留まると思われます。
タグホルダー
ヘッド側の裏面にはタグホルダー付きで、複数のギターを同時に管理する際の識別に便利です。当ブログでは定番の花札モディファイにも対応し、任天堂の花札も収納可能となっています。
Kavaborg MB4105E(Electric) Black エレキギター用オールラウンドギグバッグ まとめ
全体的に価格以上のものを感じる丁寧なつくりでありながら、肝心のサイズに少し難のあるギグバッグです。ゆったりサイズで色々なケースに使いやすいと感じるか、ブカブカで扱いにくいと感じるか評価が割れるサイズ感となります。
重量に対する強度や小物収納面に余裕が無いなど、屋外運搬用ギグバッグとしては及第点といったところですね。緩衝材が全面に使用されているため屋内保管用としては十分な品質につき、安さに価値を見出せる方は試してみましょう!
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