[SunniMix] ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース って何だよ…… [変な部品レビュー第2回]

2021年9月16日ギター,パーツ,ブリッジ,Amazon,激安パーツ情報,変な部品レビュー,TOM,テールピース,SunniMix

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ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース / SM SunniMix 1セットギターTuneOMaticローラーブリッジエレキギターブリッジパーツゴールデン

👆 [SunniMix] ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース

目次

前回の変な部品レビュー


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異様過ぎる ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース !

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変なパーツレビュー第2弾は、今の季節にピッタリなハロウィン系のネタで攻めてみます。ハロウィンはモンスター系グッズが注目される時期であり、髑髏や蝙蝠などは定番です。見ただけでモンスターと識別出来るフォルムは、ロックシーンでも多用されています。ロックやメタル、パンク界隈ではお馴染みで、髑髏や蝙蝠は切っても切れない関係です。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース / SM SunniMix 1セットギターTuneOMaticローラーブリッジエレキギターブリッジパーツゴールデン

だからといって、さすがにこのデザインは攻め過ぎではないでしょうか。『ロッカーは髑髏が好き?ならば骨の髄まで髑髏と蝙蝠漬けにしてやるわ!』そんな安直過ぎる開発陣の叫び声すら聞こえてくる、異様な程の輝きが目を惹きます。一見すると分かりにくいですが、こちらは髑髏と蝙蝠が装飾されたTOMセットです。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース / SM SunniMix 1セットギターTuneOMaticローラーブリッジエレキギターブリッジパーツゴールデン

ブリッジはローラーサドルを搭載で、TOMとしてはやや珍しい仕様となっています。テールピースは中央の髑髏を起点に、左右に蝙蝠の羽根が広がるようなデザインです。カラーもゴールド仕上げにつき、ただでさえ派手なデザインが一層ド派手に映ります。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース / SM SunniMix 1セットギターTuneOMaticローラーブリッジエレキギターブリッジパーツゴールデン

最早外観だけでお腹一杯ですが、果たして👆コレは部品として機能するのでしょうか?せっかくの機会なので、GOTOH製のTOMセットと比較しながら性能をチェックしました。

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外観

レビューの前に、本品は正式なパーツ名称やブランドが不明のノーブランド品です。一応『 ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 』としますが、販売店毎に名称が異なります。SMSunniMixと付記される場合があるため、これがブランド名なのかもしれません。髑髏や蝙蝠では検索にかからない製品につき、あまり深く考えないようにしましょう。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース パッケージ

例に漏れなく本品も海外発送商品につき、注文から到着まで3週間程要しました。梱包材は気泡緩衝材入りの封筒で、本体はチャック付きビニール袋にまとめて封入です。部品同士が内部で傷つく事に配慮してか、更に和紙のような紙で養生されています。海外発送の商品は扱いが雑な事も多いのですが、本品はかなり丁寧な部類です。

大まかなフォルム

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 大まかなフォルム

商品を開封してみると、想像していたよりもしっかりした装飾が施されていますね。実物と商品画像の差異はほとんどなく、ほぼネットで見たままのイメージ通りです。むしろゴールドの輝きがある分、商品画像よりも豪華にすら見えると思います。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 掘り込み

中央の髑髏も左右の羽根もそれなりに彫り込まれており、外観の満足度は高めです。メッキは安パーツ特有のチープさが否めないものの、金額相当といった所でしょう。部分的に指紋やクスミも見当たりましたが、乾拭きで綺麗になったので不問とします。

テールピースの構造

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 裏面

テールピースとしては大型の本品ですが、よく見ると分解可能な構造です。裏面に固定用ネジが確認できたので、複数のパーツで構成されている事が分かります。分解防止対策なのかネジ山が潰されていたため、ネジ抜きで強制的に分解です。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース テールピースの構造

テールピース、髑髏蝙蝠、下段装飾部、以上3つのパーツで構成されていました。管理人の個体は特に問題ありませんが、構造的に共振が発生しやすそうに思えます。弦の共振でカサカサ揺れる雰囲気がある場合、部品同士のかみ合わせを確認しましょう。


仕様

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース / SM SunniMix 1セットギターTuneOMaticローラーブリッジエレキギターブリッジパーツゴールデン
仕様書

TOMとして購入者サイドが一番気になるのは、やはり取付けピッチです。部品の精度云々以前に、ギターに搭載出来る寸法でなければ意味がありません。本品は詳しい寸法表が掲載されているのですが、その肝心な寸法が未記入となっています。なぜこれほど詳しい記載をしておきながら、取付けピッチが未記入なのは謎ですね。

テールピースについて

仕方が無いので実測した所、テールピースは国産機準拠の82mmとなっていました。GOTOH系テールピースと互換性があるため、大半のLPタイプに搭載可能だと思われます。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  取付けピッチ

ただしスタッドスペースが狭いので、GOTOH純正のスタッドは使用できません。幸い付属するスタッドのねじ径がM8につき、GOTOHのアンカーに取付け可能です。

ローラーサドルブリッジについて

問題はブリッジ側なのですが、残念なことに取付けピッチが特殊となっています。GOTOH系が74mmで設計されているのに対し、本品は72mm程度と適合不可です。古い国産機では稀に72mmがあるものの、搭載出来る機種は極僅かだと思います。

ローラーサドルブリッジ 取付けピッチ
上:本品 / 下: GE103B-T

本品の名称を『髑髏蝙蝠テールピース』としたのは、ブリッジが役に立たないためです。TOMセットではありますが、実質的にテールピースしか使い道がありません。もしも興味本位で購入する際は、ブリッジは文鎮だと割り切りましょう。

ローラーサドルブリッジ アップ

ちなみにブリッジ本体も設計が適当で、スプリングが変な形状で固定されています。サドルトップのRもほとんどついておらず、フラットな指板以外には使えなさそうです。ローラーも固着している上にメッキムラが目立つので、品質は相当低いとお考え下さい。

重量について

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  重量

見るからに大型のテールピースは、重量も通常のテールピースよりアップしています。実測で111.5gとなっており、GOTOH製より30g以上も重量のある設計です。

ローラーサドルブリッジ 重量

ブリッジは60.8gで、はローラーサドル搭載TOMブリッジの標準的重量となっています。材質は銅と記載されていますが、亜鉛的な質感でもあるため真偽のほどは不明です。

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取付け

Aria Pro II / M-500
Aria Pro II / M-500

という訳で、今回はTOMフルセットではなくテールピースだけ交換していきます。交換予定の機種は、GOTOH製GE101ZテールピースとGE103B-Tブリッジを搭載です。国産機では定番の組み合わせにつき、互換性を調べるには最適だと思います。スタッドの交換が面倒だったため、取付け時はそのままGOTOH製アンカーを流用です。

ステージで羽ばたく髑髏蝙蝠

先の通りスタッドはGOTOH製が適合しないので、専用のスタッドを使用しています。実際に搭載してみると、思っていたよりも考えられたデザインに驚きです。弦をテールピースに通すと、蝙蝠が羽ばたいているような効果線的に映りますね。スタッドとテールピースもジャストフィットで、ガタ付き等は一切ありません。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  正面アングル

若干窮屈かもしれませんが、軸ズレを心配なくことなく使用出来る状態です。ポールエンド接触部は穴径にムラがあり、弦のフィット感がまばらとなっています。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  ポールエンド接触部

3~6弦は穴に半分収まっているものの、1~2弦はポールエンドが飛び出した状態です。共振の遠因になる事もあるため、気になる場合は穴を拡張しても良いと思われます。


音質

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  / Aria Pro II M-500

重量の変化が気になるため、取り付け前後のデータを計測しました。計測したのはA2倍音(5弦開放弦)、周波数特性、サスティーンの3項目です。テールピースは弦に接触するため音質変化が大きいので、詳しく見ていきましょう。

計測に使用した機材一覧

ギター:Aria Pro II / M-500
使用PU:SUPRO / GF11B(リア)

シールド:Aria Pro II / JG-10X (10ft/3m, S/S)×1
マイクケーブル:Amazon / CLMIC1-M-F-10FT-5P×1
DI:CLASSIC PRO / CDI-2P (INST)
インターフェース:YAMAHA / AG03 

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz 
橙線:400Hz,800Hz 
桃線:2000Hz,3000Hz,6000Hz

倍音特性の比較 (A2/110.00Hz)

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  斜めアングル

倍音は周波数が分かりやすいように、5弦開放弦のスペクトラムを採用しています。

1.GOTOH / GE103B-T Cosmo Black

GOTOH / GE103B-T Cosmo Black 倍音特性の比較 (A2/110.00Hz)

業界標準のテールピースだけあり、ムラの無い芳醇な倍音成分が印象的です。偶数次倍音も奇数次倍音も満遍なく揃っているため、音の密度が濃厚となっています。第2倍音が最も大きく出力される上に、突出した奇数次倍音がありません。第7倍音も控えめなので、ミッドレンジのナチュラルな艶感が味わえる事でしょう。

2.ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 倍音特性の比較 (A2/110.00Hz)

GOTOH製と比較して、全体的に倍音自体が少ない傾向です。第2~第5倍音が突出している反面、他の帯域は大人しい響きとなっています。ただし突出した奇数次倍音も無いため、耳障りが悪い音ではありません。むしろエフェクター等の変化に従順なので、音作りがしやすいと感じるハズです。

周波数特性の比較

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  横アングル

周波数特性はDI直で同一のフレーズを30秒録音し、スペクトラムを比較しました。

a.GOTOH / GE103B-T Cosmo Black

GOTOH / GE103B-T Cosmo Black 周波数特性の比較

他の帯域を絞る代わりに中音域を重視する、SUPRO GF11Bの特性通りの音となっています。300~1.2kHzまでが力強く、LPスタイルにマッチする飽和感溢れるサウンド傾向です。

b.ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース 周波数特性の比較

波形の形状はほぼGOTOH製と大差なく、全帯域が均等に-0.5dBほど低下しています。GOTOH製と共通のトーン特性のまま、僅かに音量が下がると考えて良さそうです。

サスティーンの比較

サスティーンはシンプルに、開放弦Eコードを1ストローク鳴らして計測しました。基準となるGOTOH製GE103B-Tを0とし、交換後に±何%音が伸びたかを掲載します。計測したデータを元に、平均%、最小%、最大%の3通りのデータを算出です。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース交換後サスティーン

平均%:+22%

最小%:+10%

最大%:+32%

50回計測した結果、ゴールデン髑髏蝙蝠テールピースの音伸びは驚異的でした。重量が30g以上アップする恩恵が大きいのか、比較にならない程に音が伸びます。最大で32%以上も伸びたデータも取れたため、制御が難しくなるかもしれません。

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース まとめ

ゴールデン髑髏蝙蝠テールピース  正面アップ

・外観はメッキがチープだが装飾の掘り込み具合は良好

・テールピースは3層構成で重量がある

テールピースの取付けピッチはGOTOH製と互換性有り

ブリッジの取付けピッチはGOTOH製と互換性無し

・倍音はほとんど含まれておらず音が平坦で加工しやすい

・音質はGOTOH製に近いトーン傾向で僅かに出力が低下する

サスティーンは制御が難しい程に伸び続ける

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