ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ のコピー商品ってどうよ?

2021年8月22日パーツ,激安パーツ情報,ピックアップセレクタースイッチ,スイッチ,ALPHA,ALP-3W,類似品


👆 ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ

目次

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減ってきた ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ

ここ数年は低価格帯のギターが盛況で、特にP-90系型搭載機が爆発的に増えました。テレキャス型も依然として支持率が高く、ピックアップ2機のギターが人気の印象です。そのためかセレクタースイッチも、5WAY型と同じくらい3WAY型の需要が増えています。

👆 ALP-3W

かつて国内ブランドの低価格帯ギターの3WAYスイッチは、ALPHA ALP-3Wが主流でした。もう少し価格帯が高くなるとYM-30Sなどが採用されやすく、いずれも定番の銘柄です。

ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ パッケージ

ところがここ最近は、ALPHA ALP-3Wを採用するメーカーが物凄く減ってきています。

増えてきた ALPHA ALP-3W ……のコピー品

その代わりに台頭してきたのが、ALPHA ALP-3Wとほぼ同じ外観のコピーモデルです。近年中国の主要工場を始め、大半の中国製安ギターにはコピー品が使用されています。現に管理人が購入した2PU搭載機の大半は、ALP-3Wコピースイッチが採用されていました。

スイッチの製造元は詳しく分かりませんが、ノーブランド品として一般購入も可能です。Amazon等ではノーブランドスイッチとして、多数の業者から低価格で出品されています。

ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ &コピー品 金属面
左:本家 / 右:コピー品

工場の組み上げでも採用されている通り、一定の品質は保たれているのが特徴です。

操作感やクリックの質感も非常に近く、かなり細部までコピーされている節が伺えます。コピースイッチの平均的な価格は、単価ベースで本家よりも200円ほど安価でした。そこで気になるのが、本家とコピー品の音質の差です。

ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ &コピー品 基板面
左:本家 / 右:コピー品

スイッチは接点がワイヤーよりも細いため、大なり小なり音質が劣化してしまいます。通常は問題無い範囲の劣化ですが、安価なスイッチは出力が低下する場合もあるのです。果たしてコピースイッチはサウンド面でも本家に迫れるのか、簡単に調べてみました。

ALPHA ALP-3W 接点の確認

音質の比較の前に、このタイプの3WAYスイッチの接点について簡単に紹介いたします。まずスイッチを取付ける向きは、Bがブリッジ側でNがネック側です。そして端子番号は、N方向側から順番に1,2,3,0,0,1,2,3となっています。中央に2つある0は出力用の端子で、どのスイッチの位置でも常に導通状態です。

ALPHA ALP-3W 接点の確認

通常は端子の1にブリッジPUのホットを、端子の3にネックPUのホットを接続します。そして2番はミックスとして、ブリッジとネックのハーフトーンになるように配線です。よってN側の1,2にブリッジPUのホットを、B側の3,2にネックPUのホットを接続します。0,0は出力なので、まとめてハンダ付けしてアウトプットやポットのホット側へ接続です。

ALPHA ALP-3W 接点の確認(配線例)

非常に単純な配線ですが、USA製スイッチに慣れていると分かりにくいかもしれません。このタイプのスイッチは、ほとんどが同等の端子配列を採用しています。念のため、取り付け前には導通チェッカーを使用して接点をご確認ください。(もしかすると、生産時期によって違いがあるかもしれません)

音質計測方法

これまで当ブログで取り上げてきた検証記事と同じく、今回も端子台を採用です。部品の音質計測は実際に取り付けるのが一番ですが、どうしてもハンダ量に差が出ます。端子のサイズもかなり異なるため、複数の部品を比較する計測には不向きです。

👆 端子台については該当記事を参照

そこでワニ口クリップワイヤーを3本使用し、ハンダを使わずに端子台へ接続しました。接続順は下記の通りとし、使用ギターやDI、インターフェースの設定は共通としています。スイッチの向きはB側に固定した状態で、ブリッジPUの出力を想定です。

ギター→シールド→端子台→

(+)→クリップ→B側1番端子→N側0番端子→クリップ→(+)

(-)→クリップ付きワイヤー→(-)

→端子台→シールド→DI→AIF→PC

端子台のホットにスイッチ信号を、コールドはクリップ付きワイヤー1本となっています。比較対象の音質として、ホットにクリップ付きワイヤー2本で接続した音も用意しました。スイッチ無しの音と比較する事で、各スイッチの音質的なロスや歪みも浮彫りになるハズです。シールド類は安価な普及品を使用し、可能な限り音に手を加えないよう配慮しています。

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz 
橙線:400Hz,800Hz 
桃線:2000Hz,3000Hz,6000Hz

ワニ口クリップのみ

音質比較の元となる、ワニ口クリップのみ接続した周波数特性の波形です。太めのワイヤー&接点の広いクリップにつき、シールド直と同程度の音となっています。この波形を『原音』とすれば、損失が少ない程に原音再現度が高いと言えるでしょう。

ワニ口クリップのみ

一概には断言できませんが、おおよそ下記の基準で再現度を判断可能です。

ワニ口クリップのみ 周波数特性

・この波形とほぼ同じ山≒原音再現度が高い

・この波形より山が低い≒信号がロスしている

・この波形より山が高い≒信号が歪んでいる

ALPHA ALP-3W

ALPHA ALP-3W

原音と比較して200~700Hzが微増しており、5kHz付近から若干減衰しています。それでも全体的な再現度は極めて高く、原音再現度はかなり優秀だと言えるでしょう。出力の低下もほとんど無く、聴覚的にはほぼ原音通りのサウンドに聞こえるハズです。

ALPHA ALP-3W 周波数特性
±0dB

ALPHA ALP-3W コピースイッチ

ALPHA ALP-3W コピースイッチ

波形を見てわかる通り、全体的に信号のロスが目立つ結果となりました。低~高音域まで万遍無く減衰し、20kHz前後の超高音域は微増しています。体感的にも音量が少し低く感じられ、計測結果からも-1dBほどの低下を確認です。ALPHA ALP-3Wと比べるまでもなく、原音再現度がそれほど高くないと考えて良いでしょう。

ALPHA ALP-3W コピースイッチ 周波数特性
-1dB

ALPHA ALP-3W 3WAYレバースイッチ 比較まとめ

・細部は異なるものの大まかな外観は本家にソックリ

・端子番号や接点は本家と同じ

・スイッチの操作感もほぼ本家と同じ

・信号の減衰が目立ち原音再現度は高くない

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