【USA製】ギターノブ Hipshot O ring Knob レビュー！滑り止めグリップ搭載で操作性向上!!
👆 Hipshot (ヒップショット) O ring Knob をレビュー！
目次
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Hipshot O ring Knob 操作性を向上させる滑り止めグリップ搭載ギターノブ！
今回は Hipshot (ヒップショット) より、操作性向上に効果的な O ring Knob をご紹介です。ギターノブはルックス面も然ることながら、ポット (可変抵抗器) の操作性を大きく左右します。
形状や重量は勿論のこと、小指や薬指を使用するプレーヤーにとってはグリップ力も重要な要素です。ポットの操作性はポット本体のトルクとノブの重量が大きなウェートを占めますが、側面が滑りやすい場合は微調整が難しくなります。
HipshotのO ring Knobは、ノブの側面に滑り止めが搭載されているのが特徴です。等間隔に並んだ3本のOリングがグリップ力を強化し、ポットの操作性を最大限に高める働きをしてくれます。
とりわけボリューム奏法を多用するプレーヤーや、Push/Pull式スイッチポットを採用したコントロールに効果覿面です。ローレット加工だけではグリップ力が心許無いと感じる時など、演奏時に優れた安定感を得ることが出来ます。
種類とカラーバリエーション
O ring Knobは3種のバリエーションに加え、各タイプごとに3色+1色のカラーバリエーションを完備です。
基本となるO ring Knobは直径約19mm、高さ約16.85mmで設計されている円筒型のノブとなります。
Mini O Ring Knobは直径も高さも約14.4mmと小型になっており、Oリングの本数も2本です。
Stacked O Ring Knobs (画像はGold)
Stacked O Ring Knobsは2軸2連コントロールポットに対応し上部直径は約14.4mm、下部直径は約19mmで設計されています。直径は上部がミニタイプ、下部が標準タイプと同等になっており、高さは最大で約25.4mm、Oリングは上下各2本ずつです。
カラーはBlack (ブラック)、Chrome (クローム)、Gold (ゴールド) に加え、Satin (サテン) が用意されています。ただしSatinは国内では流通が少なく、入手しやすいのは先述の3カラーと考えた方が良さそうです。
本記事ではO Ring Knob Blackを使い、外観や仕様だけでなく操作性なども含めてレビューしていきます。
外観：ギターノブ Hipshot (ヒップショット) O ring Knob
O-ring Knobのパッケージはビニールパックの上から、ヘッダーがホチキス止めされているタイプです。
ヘッダーの表面には識別用バーコードの他、神田商会の銘入りとなっています(Kanda Shokai Corporation)。
裏面は注意事項と免責事項が記載されており、開封前に一通り目を通しておくことを推奨です。
入り数は1個ですが専用のレンチが1本付属し、ビニールパッケージの中では更にシュリンク包装されています。パッケージの状態で振動が加わっても、ノブとレンチが擦れて傷が付く心配は無さそうです。
Black (ブラック) は艶消し仕様
開封してノブを取り出してみると、想像よりも艶を抑えたカラーリングとなっております。メタルノブでありがちな光沢の強い仕上がりではなく、マットブラックやサテンブラックと表現した方が正しい色合いです。
表面もべた付きがなくサラサラした触感で、GOTOH VK3等の艶有りブラックを思い浮かべた人は注意が必要となります。艶有りブラックから交換する際はサイズだけでなく、色合わせの面で違和感が無いかチェックしておきましょう。
仕様：ギターノブ Hipshot (ヒップショット) O ring Knob
O ring Knobの材質は公表されておりませんが、かなり軽量な金属製です。
重量は僅か10.4g程度となっており、おそらくアルミニウム合金と推察されます。
装着は側面のイモネジで固定するロック式で、シャフト挿入部の穴の直径が6mmかつスプライン無しの設計です。
シャフト径φ6mm未満であれば、スプリット・シャフトにもソリッド・シャフトにも使用可能となっております。CTS等のインチ規格ソリッド・シャフトは、シャフト径が約6.35mmにつき装着不可です。
USA製のギターノブではあるものの、一部インチ規格のポットには搭載出来ないことをご留意願います。
寸法
寸法は直径約19mm、高さ約16.85mmと公表されており、実寸法の誤差は±0.2mm程度です。
管理人の個体は直径の実測値が約18.8mm、高さの実測値が約16.6mmとなっています。
Oリング部分の直径は約19.6mmにつき、本体とOリング間は1mm弱の段差が生まれるとお考え下さい。グリップ力とは別に指の触感が通常のメタルノブと異なるため、敏感な人は少し慣れが必要になるかもしれません。
取付け：ギターノブ Hipshot (ヒップショット) O ring Knob
実際にワンボリューム仕様のDaisy Rock LDSY6100 ハートブレイカーを使い、Hipshot O ring Knob を装着してみました。
直径や高さはGOTOH VK3とほぼ同等ですが、ノブのトップがフラットに近いためルックスはバレルノブ風に変化です。
またOリングは本体カラーよりも光沢があるため、見た目以上に視認性は良いと思われます。
操作感は小指や薬指でも滑りにくい確かな感触があり、演奏中のボリューム調整も苦になりません。『3本のOリングの内どこかに指が接触すれば良い』といった、ラフな使い方でもしっかりグリップ出来るのが嬉しいですね。
ノブ本体重量の変化に注意
強いて難点を挙げるとすれば、本体が軽量過ぎるため操作性はポット本体のトルクの影響が大きくなります。
例えば重量が50g弱あるQ-Parts Jumbo Skullから本ノブに交換すると、軽過ぎて逆に操作が難しく感じられる可能性があるのです。
使用に伴い克服出来る要素とはいえ、即効性を求める場合は交換前のノブの重量もチェックしておきましょう。
ギターノブ Hipshot (ヒップショット) O ring Knob まとめ
シャフト径φ6mmであればポットの交換を必要とせず、3本のOリングが奏者に適切なグリップ力を与えてくれます。ノブ本体側面に強いフィット感や引っかかりが欲しい場合、O ring Knobで手軽に操作性を向上させることが可能です。
ルックス面に与える変化も見逃せず、バレルノブ風スタイルは通常のメタルノブとは異なる高級感が得られます。ボリューム奏法やスイッチポットによる切り替えを多用するプレーヤーは、安定感を高める意味でも試す価値のあるギターノブです！
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O ring Knob
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Stacked O Ring Knobs
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