Amazon 激安ピックアップ 調査第5回 Yibuy デュアルコイル

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👆 Yibuy 85mm 黒+白 4ワイヤー デュアルコイル ギターネックピックアップ

目次

Amazonの随所で見かけるツインレール

Amazonで漁れる激安ピックアップ第5弾は、Yibuyのデュアルコイルピックアップです。シングルサイズのハムバッカー構造で、2本のレール型ポールピースを搭載しています。このフォルムについては、Amazon慣れている人は既に見飽きているかもしれません。楽器パーツカテゴリでは、頻繁に検索上位に表示される事が多いからです。

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クリソツな Yibuy とMusiclilyのPU

しかも本形状のピックアップは、複数のブランドからほぼ同価格で販売されています。第一弾で取り上げた、Musiclilyのデュアルホットレールが最たる例ですね。外観からは全く違いが分からず、ほぼ同じピックアップにしか見えないハズです。

しかも同型ピックアップはMusiclilyに留まらず、何十もの店舗から販売されています。同一商品にしか見えないツインレールPUに、果たして性能的な違いはあるのでしょうか。妙に気になって頭から離れないため、実際にYibuyのデュアルコイルを取り寄せました。Musiclilyのデュアルホットレールと比較しつつ、細部までレビューしていこうと思います。

Yibuy デュアルコイル 開封の儀

Yibuyの商品はプライム配送対応が多く、本ピックアップもお急ぎ配送対応です。(2020年5月20日現在)パッケージは簡易的なビニールパックで、ブランドロゴの表記等はありません。バーコードや英字の注意書きラベルの添付など、包装は最低限となっています。

Yibuy デュアルコイル パッケージ

本体は発泡シートに包まれており、スクリューとスプリングは小袋に別途封入です。

Yibuy デュアルコイル パッケージ内容

Amazonのパーツでは良くある事ですが、バルク品を包装しているものと思われます。

外観は双子レベルで同じ

まずはギターに取り付ける前に、ピックアップの外観を比較していきましょう。4コンダクターシールドに関しては、ほぼ同じものが使用されている模様です。

Yibuy デュアルコイル 4コンダクターシールド

ボビンも両者の見分けがつかず、微妙にチープなカバーも瓜二つとなっています。配線の色割りも同じになっており、背面のワイヤー用ハトメの位置も同一です。マグネットのシールド処理も、やはり同じ薄手の銅箔テープが使用されていました。

Yibuy デュアルコイル 裏面ハトメ位置

外形寸法もほぼピッタリで、外観だけで見分けはつかないものと思われます。少なくともこの時点で、両ピックアップの製造元は同一であると推察可能です。

抵抗値はやや変化あり

続いて直流抵抗値を計測してみると、かなり数値に差がある事が分かりました。Musiclilyは9.26kΩであるのに対し、Yibuyは10.06kΩとやや抵抗値が高いのです。製造誤差というレベルではないため、コイルターン数に違いがある事が考えられます。

Yibuy デュアルコイル 裏面

また商品説明ページ記載の差異として、Yibuyは『ネック用』と明記されていました。一方Musiclilyは全ポジション可なので、その辺りの違いもあるのかもしれません。

ハウリングしやすさは同じ

Musiclilyデュアルホットレールは、パラフィンで再ポッティングを行っています。取り付けて出音をチェックした際に、ハウリングがかなり発生しやすかったためです。Yibuyデュアルコイルは取付前に、直接アンプにつないでハウるかを確認しました。案の定クランチ程度の歪みでハウったため、再ポッティングを実施しています。

Yibuy デュアルコイル ポッティング

ポッティングの作業風景は、別記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。

サウンド比較のためセンターにマウント

ハウリングもスッキリ消えた所で、いよいよ出音チェックの開始です。ネック用と記載のあるYibuyデュアルコイルですが、今回はセンターにマウントしました。(Musiclilyのレビューを、センターマウントで投稿しているため)実際に音を出してみての感想ですが、別段ネック用の音という感じはしませんね。

Yibuy デュアルコイル センターマウント

おそらくキャリブレート品ではなく、全ポジション使用出来るものと思われます。ワイヤーの長さ的に、ネックポジションに対応出来るという意味合いでしょうか。音もMusiclilyにかなり近い印象ですが、中音域のコシは幾分強めといった所です。ただし明確な違いとして、低音域はYibuyの方がかなり弱く感じられます。

Yibuy デュアルコイル 取り付け後斜めアングル

総じてシャギーな雰囲気に仕上がっており、かなりシングルコイル的な音色です。サウンドの暖かみは感じられませんが、ノイズはとても少ない部類だと思います。深く歪ませても耳障りさが少なく、ハイゲインサウンドメイクにも対応可能です。

周波数特性

最後に周波数特性を計測して、客観的かつ視覚的に音のデータを確認していきましょう。

表の周波数の目安

(左から順に)
赤線:100Hz,200Hz
橙線:400Hz,800Hz
黄線:2000Hz,3000Hz,6000Hz

低音域以外は標準より良好

高音域はMusiclilyと大差ありませんが、中音域は波形からもYibuyに軍配が上がります。低音域は明確な差が見受けられ、とりわけYibuyの重低音は全く期待出来ません。迫力不足でドンシャリ系に向かないので、そういった歪みが好きな方は注意が必要です。

Musiclily 周波数特性
Musiclily 周波数特性
Yibuy 周波数特性
Yibuy 周波数特性

倍音の響きに関しては、Yibuyの方が少し大味な傾向となっています。ギター本体のブリッジやペグが低品質の場合、本機の長所を全く活かせないのです。ある程度重心の低い音が確保できない場合は、無理して搭載しない方が無難でしょう。

総評

ノイズの少なさは特筆に値しますが、各帯域のバランスにややクセがあります。しかし記載通りネックにマウントした場合、低音の不足も十分解消出来るものと推測です。音色はハムバッカー感が無いため、高出力シングルコイル的に扱うと良いと思います。決して極端に音が悪いという事は無く、エントリー機のPUよりは大分マシなハズです。

Yibuy デュアルコイル ブレードポールピースアップ

ポッティングは必須ですが、少し手間を加えれば深く歪ませた設定にも対応出来ます。ブレード型ポールピースの外観はとても良いので、ドレスアップ的な活用は◎です。見た目に惹かれたというだけでも、試す価値は十分にあるのではないでしょうか。気になったらGOの精神で、深く考えずに手に取ってみてください!

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