【お手頃ペグ】Wilkinson WJN07 E-Z-LOK を詳しくレビューするよ💖【Amazon激安ギターパーツ】
👆 Wilkinson WJN07 E-Z-LOK 6連フェンダーストラト/テレキャスター エレキギター用ペグ
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ロック式ペグはヘッドストックの花形!
エレキギターのペグにおいて、ロック式ペグは花形とでも言うべき存在です。多くのペグメーカーでは、ロック式ペグが上位モデルとして販売されています。
外観はメカニカルで堅牢なものが多く、人目を惹く豪華なデザインは憧れの的です。Schaller M6やGOTOHのMGTオプションは、高級機ではお馴染みのペグとなっています。
故にロック式ペグには、金額的にもかなり高価なイメージが付きまとうハズです。ものによっては新品の安ギターより高額なため、気軽に試せるパーツではありません。
Wilkinson E-Z-LOK ってどんなペグ?
そういったロック式ペグ界隈において、Wilkinson E-Z-LOKは異彩を放っています。サイズは少し大型ですが、デザインは普通のロトマチックペグと大差が無いのです。
加えて金額面も破格で、GOTOHの標準仕様SG381より安い価格帯で流通しています。外観面でも価格面でも、本ペグはロック式『らしい』要素がほとんど無いのです。果たしてE-Z-LOKはどのようなペグなのか、実際に取り寄せて調べてみました。
Wilkinson E-Z-LOK 開封の儀
国内ではWilkinsonパーツ取り扱い店が少なく、今回もMusiclilyを利用しています。
E-Z-LOKはペグボタンの形状が3種、カラーも3種ラインナップされている模様です。
ただしペグボタンはペグの配列により、選べない形状も含まれています。
ねじ穴は全モデル45度となっており、3:3を選択する場合は注意が必要です。今回はGOTOHの型式で言う所の、07タイプのペグボタンモデルを選択しました。
外観は上々、付属品は程々
パッケージはWilkinsonではなく、Musiclilyの標準シュリンク包装となっています。セット内容はペグと取り付け部品一式に、おまけのピックが1枚付属です。
ギアのカバーにWilkinson刻印入りで、中々見栄えの良いルックスをしていますね。
ナットとワッシャーはやや重量が軽く、価格相当にコストを抑えている印象です。
付属のネジは2.1mmのスチールタイプなので、幾分頼りないかもしれません。少しでも安定させたい場合は、ステンレス製のネジを用意した方が無難でしょう。
製造はGROVERと同じJINHO
ペグの取り付け面にも刻印があり、JINHOのOMEであることが分かります。JINHOは独自のペグだけでなく、GROVER等のOMEも行っているパーツメーカーです。中級機までは良く見かけるため、ご存じの方も多いのではないかと思われます。
軸受けの樹脂ブッシュの質感など、いかにもJINHO製ペグといった感じですね。メッキの塗りもJINHOらしく、落ち着いた光沢のクローム仕上げとなっています。汎用ペグよりはワンランク上の風合いで、極端に安っぽくは見えないハズです。
ギア比は1:19で設計されており、標準以上のチューニング精度を有しています。出荷時のトルクは気持ち強めの設定なので、もう少し緩めに調整してもOKです。
Wilkinson E-Z-LOK 機構について
本モデルを手にした際、大半の人は『どこがロック式?』と疑問を抱くと思います。ギアカバーにロックダイヤルは見当たりませんし、ポストも一見普通の構造です。しかしながらよく目を凝らしてみると、ポスト先端には弦通し用の穴が2つ開いています。
軸の根本付近に開いているこの穴こそ、本モデル特有のE-Z-LOK機構そのものです。ところがこの穴はマグナムロックの様に、弦を固定する仕掛けは含まれておりません。本当の意味で、ただ穴が開いているだけの代物となっています。
何を隠そうE-Z-LOKは、厳密には弦ロックシステムとは言えない構造なのです。弦の巻き方を工夫する事で、チューニングを安定させる仕組みとなっています。モデル名が『LOK』なのは、メーカーサイドもその辺に若干遠慮があったのでしょう。
とにかく仕様としては、ポスト先端に穴が2つある以外はほぼ普通のペグなのです。
E-Z-LOK の仕方
それでもロックと名がつく以上、標準的ペグよりも優れた安定感が求められます。E-Z-LOKは弦の張り方のクセが強く、説明文も英字表記なので分かりづらいです。慣れている方はともかく、初めての方は取付方法で頓挫する事でしょう。イラストの解説も大雑把なので、詳しい装着方を下記に掲載いたします。
1.穴に弦を通して90度に折り曲げる
2.弦の下を通して1周分弦をポストに巻き付ける
3.もう一つの穴に弦を通して適度に引っ張る
4.チューニングを行いピッチを安定させる
実際に装着すると分かりますが、本ペグはポストに巻かれた弦が緩々な状態です。通常の弦の巻き方の様に、綺麗なとぐろ状にはどうあがいてもなりません。けれどもその状態が正しいため、無理に形を整えないようにしましょう。最初は慣れないと思いますが、段々本ペグの勝手が理解出来ると思います。
弦の通し方(公式)
弦とポスト間の角度を付ける場合は下、水平に近いセットの場合は上の穴を選択してください。
また必要以上に弦を巻くと、E-Z-LOKが機能しなくなる点にも留意しましょう。ぎっちりタイトに締め上げる必要が無いのが『イージー』たる所以なのです。
普通のロック式ほどの安定感は得られず
肝心のチューニング精度ですが、やはりマグナムロック等よりは劣ります。ポストが緩々の割には安定しているものの『固定』とまではいきません。あくまでも『E-Z-LOK』につき、ロック式とは別物と考えるのがベターです。
実は超便利だったりして……?
ポストが緩々という点を逆手に取れば、実は超便利に使える場合もあります。それはピックアップを交換する時などに、弦を外しても再利用出来る事です。あえて弦を切らずに残しておけば、緩さが災いしてスルリと簡単に外れます。ピックガード等を外す際に、弦を切ったりブリッジを外すよりもかなり楽です。
何セットも弦を無駄にしたくない場合は、本ペグを搭載すると節約に繋がる事でしょう。
総評:独特のテンションは中毒性絶大
さりとて慣れてくると、独特のテンションバランスがかなりツボにはまります。この点は弦を下方向に巻くという、他に類を見ない装着方法が要因ですね。とくに開放弦のバランス感が良く、エッジの効いたサウンドが響きます。
本ペグはチューニングの安定以上に、テンションの変化の方が有用かもしれません。開放弦を交えたリフやアルペジオなど、ネックに伝わる振動がまるで違うのです。当然アンプから飛び出す音も違ってくるため、サウンドメイクに有効活用出来ます。ロックに過度の期待は禁物ですが『E-Z-LOKだけの音』は大きな魅力です!
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※希望のボタン形状やカラー(クローム、ブラック、ゴールド)が欠品の場合はMusiclily Direct Japanにリクエスト願います
L6配列 GOTOH 07ボタン型
L6配列 GOTOH 05ボタン型
R6配列 GOTOH 07ボタン型
L3+R3配列 GOTOH 20ボタン型
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