【Amazon】 Donner DP-2 激安10系統パワーサプライってどうよ?

2021年8月2日エフェクター,Amazon,激安パーツ情報,Donner,DP-2,パワーサプライ

👆 Donner DP-2 エフェクター電源 パワーサプライ 独立動作 電源供給 PSE認証 (10チャンネル)

目次

激安パワーサプライ Donner DP-2 !

Amazonで流通している楽器ブランドとして、 Donnerは認知度を上げてきています。Donnerの取り扱い品目は非常に多く、主要となる電子楽器はほぼ網羅です。特筆すべきはその価格設定で、エントリー機よりもグっと安い価格で流通しています。中でもギター用エフェクターは、小型でも多機能なモデルが魅力的です。

Amazon.co.jp_ Donner_ エフェクター

アダプターやパワーサプライについても、非常にお求めやすい値段で販売されています。そして先日開催されたAmazonプライムデーでは、Donnerの製品も一部対象となりました。ただでさえ安価な商品が、タイムセールでは更に2割引きとなっていたのです。という訳で管理人も、Donner製10系統パワーサプライ『DP-2』を購入しています。

Donner DP-2 パッケージ
Donner DP-2 付属品一式

DP-2は超小型のパワーサプライで、9V、12V、18Vのエフェクターに対応です。加えて本機をフル活用する際に必要となる、電源供給コードまで10本も付属します。センタープラスの出力には対応していませんが、極性を反転させるケーブルが付属です。低価格ながらも、様々なエフェクターに対応出来る柔軟性が魅力的となっています。

Donner DP-2 10系統
Donner DP-2 エフェクター電源 パワーサプライ 独立動作 電源供給 PSE認証 (10チャンネル) 2

ここで気になるのは、本当にこの価格帯で説明通りの性能を備えているのかどうかです。ユーザーレビューを見てみると、機能性に疑問符を投げかける投稿も若干目につきます。色々な使用環境を想定しつつ、DP-2の性能面を詳しく調べていきましょう。

Donner DP-2 ノイズの計測

Donner DP-2 エフェクター電源 パワーサプライ 独立動作 電源供給 PSE認証 (10チャンネル) 電源LED

レビューの中で最も多かったのが、本機を使用するとノイズが増えるという点です。パワーサプライは構造や回路により、電池駆動よりもノイズが増える事が多くなります。ですがレビューによると、ノイズが大幅に増える事を強調する文言が目立つのです。実際に有名ブランドのアダプターや電池と比較しつつ、ノイズ量を計測していきます。

ノイズの計測方法

sobbat DRIVE Breaker 3

パワーサプライのノイズを計測するのには、バッファードバイパスを使うのが一番です。エフェクトOFF時のバッファー信号に、どの程度ノイズが含まれているかを計測します。計測に使用したエフェクターは、バッファーの強力なsobbat DRIVE Breaker 3です。接続するだけで音が太くなる傾向にあるため、ノイズが増えるとすぐに分かります。

DP-2 / Maxon Ibanez アダプター

比較する電源はIbanezとMaxonのアダプターに、Panasonicのアルカリ電池です。これら3種類の電源使用時のノイズを、DP-2のノイズと比べていきます。

Panasonic 6LR61YXJ / 9V角形アルカリ乾電池

Panasonic 6LR61YXJ

通常電池駆動の場合、家庭用コンセントを使用する電源よりもノイズが目立ちません。まずは9Vアルカリ乾電池を使用してノイズを計測し、その結果を基準とするのが良いでしょう。用意したのは現在も量販店を中心に流通している、Panasonic製6LR61YXJです。入手がとても容易なので、コンビニやスーパーでも購入する事が出来ます。

Panasonic 6LR61YXJ ノイズ

バッファー信号の周波数特性を調べると、ほとんど耳につくノイズがありません。100Hz以下に低周波ノイズが含まれますが、高周波ノイズが非常に少ないですね。一般的な使用環境であれば、アンプでも宅録でもノイズは乗らないと思います。

Ibanez AC119 / DC9V 200mA

Ibanez AC119 / DC9V 200mA

続いてはアイバニーズ純正の、コンパクトエフェクター用ACアダプターです。チューブスクリーマーのお供として、愛用していた方も多いかと思います。電池に近い安定感のあるアダプターで、歪み系との相性が良好です。ノイズ耐性も申し分無く、電池駆動とほぼ同等のノイズ量を計測しました。

Ibanez AC119 ノイズ

Maxon AC210(旧) / DC10V 200mA

Maxon AC210(旧) / DC10V 200mA

こちらはマクソンの現行品の旧モデルで、AC210の10V仕様となっています。ひと昔前のマクソンでは、本品のように10Vのアダプターが標準です。新品のマンガン電池の質感に近く、9V仕様よりも少し音像がクッキリします。電源電圧が高い分、高周波ノイズが僅かに増幅される結果となりました。

Maxon AC210(旧) ノイズ

DC9V 100mAポート 純正アダプター使用

Donner DP-2 / DC9V 100mAポート使用

最後にDP-2を使用してみると、レビューで指摘されていたノイズを確認です。小音量ではあまり目立ちませんが、音量を上げるとハッキリと聞き取れます。周波数特性を見てみると、低周波と高周波の両方に目立つ波形を計測です。16kHz付近の波形の通り、常時ピリピリした音のノイズが散っています。

Donner DP-2 ノイズ

バッファーでも耳につくノイズなので、エフェクトon時はやや耳障りですね。気にならない人もいるかもしれませんが、管理人は気になると感じました。ノイズの傾向的に、機体構造ではなく電源由来のノイズと推察します。

Donner DP-2 アダプター

DP-2は内蔵電源ではなく、アダプター駆動式のパワーサプライです。しかしながら付属のアダプターが、見るからに貧相な代物となっています。

DC9V 100mAポート 日本製アダプター使用

Donner DP-2 / 日本製アダプター使用

そこで本アダプターとほぼ同等の仕様の、日本製アダプターに交換です。すると目立っていた高周波音が収まり、ノイズが気にならなくなりました。低周波はノイズが残っているものの、ほぼ気にならないレベルまで低下しています。

Donner DP2 / 日本製アダプター使用 ノイズ

これらの結果からDP-2のノイズ問題は、十中八九付属のアダプターが原因です。付属品のアダプターを使用する場合、価格相当にノイズが乗るとお考えください。


デジタルノイズの確認

パワーサプライを使用する場合、確認しておきたいのが変動電圧問題です。出力が独立型ではないパワーサプライは、デジタルエフェクターが使用出来ません。アナログとデジタルエフェクターを併用すると、デジタルノイズが発生します。DP-2は独立電源を謳っているため、デジタルエフェクターも併用が可能です。

Donner エフェクター電源 パワーサプライ 独立動作 電源供給 PSE認証 (10チャンネル)

ところがレビューを見てみると、独立型では無いのではという指摘がありました。変動電圧問題を確認するため、デジタルエフェクターを接続して検証します。変動電圧が最も強くなるのは、アナログエフェクターをデジタルで挟む接続です。画像はアナログエフェクター群の前後に、デジタルエフェクターを挟んでいます。

Donner DP-2 デジタルノイズの計測

大変滅茶苦茶な接続ですが、デジタルノイズが最も分かりやすい配列なのです。結論から言うと、1台までの接続ならデジタルノイズは確認出来ませんでした。もちろんアダプターは日本製ではなく、付属品の純正アダプターを使用しています。同時に出力系統もチェックしましたが、8台同時に電源を入れても問題無しです。

Donner DP-2 アップ

しかしながらサンドイッチ配列では、やや強めのデジタルノイズを確認しています。デジタルエフェクターを使用する場合、2台以上の接続は難しいかもしれません。機種による相性もあるので、アナログ用に使用した方が無難でしょう。

Donner DP-2 まとめ

ノイズ面で気になる点があるものの、価格帯を考慮すると許せる範囲の性能です。コストパフォーマンスを重視するのならば、十分元が取れるものと思われます。10系統に3種の電圧というのが非常に便利で、家庭内で試行錯誤するには最適です。

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エフェクトボードの仮組用に使用するなど、用途を考えればかなり役立ちます。頻繁にクーポンが配布されているため、表示価格より安く入手出来る場合も多いです。もしも格安で入手可能な時は、お試し感覚で導入してみても良いと思います!

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