Laney MINI-SUPERG 軽めのJUNK日和 Take1💖

2021年7月16日改造,軽めのJUNK日和,ギターアンプ,Laney,MINI-SUPERG,修理,ジャンク品


目次

軽めのJUNK日和はじめました🍧

長期休暇一か月ほど前の時期から、リサイクルショップではジャンク品が増加します。初夏は客足が伸びやすいのに加え、休暇中に機材整備を行う人が増えるためと推察です。ジャンク品は部品取りはもちろんの事、修理して使えるようになるケースもあります。修理は時間がかかる場合が大半なので、時間と心に余裕のある長期休暇は最適なのです。

故にジャンク品愛好家達は、夏場になるとリサイクルショップをはしごしはじめます。ジャンク品もピンキリが激しく、汚いだけの動作品から修繕不可能なものまで様々です。店舗によっては担当者が適当過ぎて、正常動作品が投げ売りされている場合もあります。ある程度ジャンク慣れした人にとっては、まさに『発掘』が捗る分野だと言えますね。

ハードオフ富里インター店【超・公式】

管理人もジャンク漁りが好物なので、暇さえあればジャンクコーナーに入り浸りです。時には大量の掘り出し物と遭遇し、泣く泣く予算内で購入品を厳選する事もあります。また逆に入る店舗全てが空振りで、ロクな出物が無い時も一度や二度ではありません。そんなジャンク巡りな日常を、機会を見て本ブログに書き残す事にしました。

JUNKも直せば新品だよ? Laney MINI-SUPERG

現代人は何かと忙しく、趣味にそれほど多くの時間を割く事が出来ないと思います。そのため管理人はジャンクを購入する際は、損傷度合いの軽微な物を最優先です。

ジャンク修理品

派手なネック折れや基板破損品等は、修理するだけで相当の時間が必要となります。逆に部品欠品や接触不良などは、経験則からもそれほど時間がかからない傾向です。よって本ブログでは、そういった軽微なジャンク購入品を取り上げていきます。

Laney MINI-SUPERG が330円!?

という訳で、先日ジャンク巡りをした際に購入したのがこちらのアンプです。Laney製電池駆動型のミニアンプで、モデル名は『MINI-SUPERG』となっています。ドライブスイッチを搭載し、一応クリーンと歪みの2chが選択可能です。ヘッドフォンにAUX INと基本を抑えつつも、最大のウリは『LSI』だと思います。

Laney MINI-SUPERG ジャンク品
LSI=LANEY SMARTPHONE INSERT

LSIケーブルでアプリと接続させる事で、15,000種以上のサウンドが使用可能です。

Laney MINI-SUPERG LSIケーブル
非売品なのでLSIケーブルの有無は重要

プリセットはいずれも洋楽の名盤を、曲ごとにモデリングしたものとなっています。例えばPurple Hazeを選択すれば、MINI-SUPERGがジミヘンサウンドに早変わりです。アプリもエフェクターのような操作性につき、特に難しいところがありません。

ポータブルアンプとしては、贅沢過ぎるほど意欲的なモデルだと言えますね。しかしながらその多機能性も、正常動作品でなければ全く意味がありません。今回入手した機体は、ジャンクとしても破格の330円で売りにだされていました。状態は通電不可能となっており、外観にも筐体割れの損傷が散見です。

Laney MINI-SUPERG ジャンク品 筐体破損個所

ひとえに電源が入らないといっても、その原因はひとつだけではありません。スイッチの破損やケーブルの断線、ダイオードの故障、コンデンサの不具合……。重度なものになると、基板そのものが割れているケースも考えられます。原因を外観から推測するのは難しく、やはり実際に中を見るまで分かりません。

基板の損傷や専用部品が破損している場合、修理が不可能な場合もあるのです。とりあえず安価なので、購入して中を見てからどうするかを決める事にしました。

Laney MINI-SUPERG の不具合を治す

さっそく自宅に帰ってから動作を確認してみると、やはり電池では動きません。ところがアダプターでは動いたため、原因は電池絡みの回路にある事が分かります。バッテリーケーブルを辿っていくと、すぐに電池で動かない原因が判明です。どうやら製造時のハンダが不十分だった模様で、-側が外れている状態でした。

Laney MINI-SUPERG 不具合

出荷前の検品ではギリギリくっついていたのでしょうが、衝撃で外れたのだと思います。スルーホール基板では割と頻繁に見る不具合で、対処法は最も簡単な部類です。

Laney MINI-SUPERG 再ハンダ

ハンダを除去して、再度ハンダ付けをするだけで正常動作が確認出来ました。作業時間は5分少々と、ほとんど修理と呼べるような作業ではありませんね。

コンデンサを交換する Laney MINI-SUPERG

さすがに5分では味気ないため、色々と改造してみることにします。使用されている部品は幅0.7mmの面実装パーツが多く、部品の交換はほとんで出来ません。残念ながら細かい定数を変更したり、高品位な部品へ交換する事が物理的に不可能です。容量が大きい電解コンデンサは交換可能ですが、こちらもスペース上の制約があります。

Laney MINI-SUPERG コンデンサ交換 基板正面

色々部品サイズを考慮した結果、容量の大きな箇所はSunCon SWGへ交換です。10~22μFの箇所は、リードを折りたたんだ状態でNichicon FGを使用しています。

Laney MINI-SUPERG コンデンサ交換 基板真横

絶望的にスペースの無い箇所は、部品を反転させて無理矢理取り付けました。作業時間は10分もかからないため、まだ少しだけ物足りない気分ですね。

ヘッドアンプ併用にする Laney MINI-SUPERG

物理的な加工がしたくなったため、ドリルでも使ってみようと思います。MINI-SUPERGは内部がガラガラなので、ジャックの増設が出来る構造です。そこで側面に穴を開けて、外部キャビネットへ接続できるように加工しました。

Laney MINI-SUPERG 穴開け

ジャックに何も挿入されていない時は、通常通りスピーカーから音が出ます。ここへSPケーブルを接続すると、外部キャビネットへ出力する事が可能です。

Laney MINI-SUPERG EX SP OUT 増設
4Ω/ RMS3W

故に通常はポータブルアンプとして、スタジオ等ではヘッドアンプとして使用出来ます。自己満足な加工ですが、ミニアンプを大口径キャビで鳴らすのは意外と楽しいのです。

Laney MINI-SUPERG ノーマル
Laney MINI-SUPERG 外部キャビネット接続1

本体は3インチスピーカーなので、口径が大きくなるとローエンドが広がります。VOX BC108のような小型キャビネットでも、驚くほどにサウンド傾向が激変です。

Laney MINI-SUPERG 外部キャビネット接続2

ただし元が小口径用の回路なので、12インチに接続しても低音はそれほど出ません。あくまでスタック感を楽しむお遊び要素として、おまけ程度の機能となっています。

Laney MINI-SUPERG 修理完了💖

難しい事は何もしていませんが、330円+30分の作業でMINI-SUPERGをゲットしました。ジャンク品の中でも軽微な破損だったため、かなりのラッキーパターンでしたね。このような幸運を一度でも経験すると、ジャンク漁りが更に加速していきます。当然ながらジャンク品は重篤な症状のものの方が多く、治せないケースも多数です。

Laney MINI-SUPERG 外部キャビネット接続3
パネル面を正面にするとスタックっぽい

そういった場合は部品取りに使用したり、潔く破棄しましょう。ジャンクに固執するのは禁物で、状況に応じて割り切る事が大切となります。

Laney MINI-SUPERG 外部キャビネット接続4

修理に時間がかかりそうだったり、部品代で新品が買える場合は諦めが肝心です。時間とお金を考慮しつつ、自分が楽しめる範囲内でジャンク品とお付き合い下さい。

🏃💨普通に新品の Laney MINI-SUPERG が良い💖

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