【基本】ネックジョイントプレート の外し方教えてアゲル💖【ギターパーツ交換】

2021年7月7日2023年3月18日音質改善,パーツ,改造,改造指南,ネックジョイントプレート

👆 ネックジョイントプレート Freedom Custom Guitar SP-JP-01

目次

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簡単解説 エレキギター用 ネックジョイントプレート の外し方！

近年はネックジョイントプレートも、グレードアップパーツの定番となりつつあります。プレートの材質や厚さなど、種類によって異なる音質補正効果が期待出来るのです。サスティーンやアタック感も変化するため、色々と試してみると楽しさが広がります。プレートの交換はそこまで難しくありませんが、基本となる『型』を守る事が必要です。

👆 GOTOH ( ゴトー ) / NBS-3 Chrome

楽器いじり基本事項として、簡単にネックジョイントプレートの外し方を紹介します。プレートの交換だけでなく、ネック本体の交換やメンテナンスにも勿論活用可能です。正しいプレートの外し方を覚えて、ぜひとも楽器いじりに役立ててください。

スクリューに合ったドライバーを用意！ ネックジョイントプレート

まずネックプレートの固定に使用されているのは、ネジ頭がプラスのスクリューです。（稀にマイナスのタイプもあり）ギターの中では最も太いスクリューにつき、サイズに合うドライバーを使用しましょう。ドライバーの先端にはネジの呼び系により、No.1から4まで番号で規格化されています。

👆 D’Addario / Multi-Tool PW-GBMT-01

ネック固定用スクリューは径が異なる場合もありますが、ほとんどの機種は2番です。（国産のミリ規格機種の場合、GOTOHやFERNANDESをはじめ保守部品は4mmが主流）参考までに、ネジ径に対応したドライバーの番号を下記に掲載しました。今まで1番のドライバーを使用していた方は、2番のドライバーを用意しましょう。

ネックプレートのスクリューを外す順番に注意！ ネックジョイントプレート

ドライバーを用意したら、実際にプレートを外していきましょう。スクリューを外す前に、弦は限界まで緩めるか予め取り外しておきます。正常なチューニングのままで外そうとすると、結合部に大きな負荷がかかるためです。またスクリューも適当に外すのではなく、下記画像の番号順に緩めてください。

右利き用ギターのネックプレート

左利き用ギターのネックプレート

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ギターは弦の太さが左右不均等につき、ジョイント部にかかる力が異なります。取り外す際は、可能な限り木部へのダメージを緩和するのがベターです。この手順を守らない場合、結合部の塗装面にクラックが生じる場合があります（ポリ塗装のギターの場合、取り外す前に既に発生している事も）。

加えて順番を守るだけでなく、まずは番号順に少しだけネジを緩めましょう。一度に全部抜いてしまうと、こちらもまた木部へ不均等な圧がかかるのです。プレートを外す際は、ボディとネックの水平を保つのが重要と心得てください（＝ボディとネックに角度をつけない）。

ネックプレートの取付けはスクリューを外した順番と真逆！

新しいプレートをフィットさせた後は、外す際と逆の番号順に取り付けます。4～1の順番に、こちらも一度に限界まで埋め込まないように注意です。理想は4，3，2，1，4……とローテーションし、少しずつ固定していきます。

そして8割ほど埋め込んだ後は、必ずネックのセンターを確認しましょう。センターズレが起きている場合、指板で弦落ちが発生したりPUの出力に悪影響です。きちんとセンターが合っているのを確認した上で、最後まで締め付けてください。

固定後はボディとネックの結合部を見て、隙間が無いかをチェックします。シム等を使わずに隙間がある場合は、ネックがきちんと接合出来ていません。再度1→4の順でスクリューを緩め、しっかり隙間を無くしてから再固定です。

👆 Creatifinity Parts / B-NP3

プレート交換の手順自体は簡単ですが、注意するべき点が多数あります。いままで適当に作業していた人も、次回は正しい方法でチャレンジしてください！

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