ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 による音の違い教えてアゲル💖

2021年9月5日パーツ,Creatifinity Parts,ナットキャップ・マウントスクリュー,ロックナット,フロイド・ローズ,Floyd Rose

✨✨ ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 4種比較 ✨✨

👆 Creatifinity Parts CT-29-3P チタン製

目次

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 で音が変わるの?

ロック式ブリッジにおいて、地味に音質に影響があるのがスクリュー類です。極端に変化がある訳では無いのですが、隠し味的に音色が異なってきます。通常はスチールが採用されており、その他に3種の材質が選択可能です。

👆 Floyd Rose純正のスチール製

耐久性や腐食性に優れるステンレスは、交換用の定番となっていますね。近年はチタン製のパーツ類も増えており、注目度が急激に上昇中です。古くからの素材としては、ブラスも選択肢にあがってくると思います。今回はこれら4種の素材を同じギターに搭載し、材質による音の変化を調べました。

👆 こちらはFloyd Rose純正保守部品のステンレス製

まずはスチールを基準にして、周波数特性からトーンチャートを作成です。出力、低音域、中音域、高音域の4つの項目を数値化しています。他の材質と比較しやすいように、スチールはオール7に設定です。サスティーンはEコードを弱く鳴らした際に、音量がゼロになるまでの平均値を掲載しています。

目指すべき音色の方向性に合わせて、ベストな材質を選ぶ目安になれば幸いです。

用意した ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 一覧

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 一覧 4種
左からスチール、ステンレス、ブラス、チタン

1.スチール

Aria Pro II / ACT3純正品


2.ステンレス(SUS304)

ノーブランド / 国産品


3.ブラス(C3604)

Creatifinity Parts / JT-2-3P


4.チタン(Titanium Grade 5)

Creatifinity Parts / CT-29-3P

材質ごとに周波数特性とサスティーンをチェック!

計測環境はDIを使用して、インターフェース直結のクリーントーンをチェックします。DIとインターフェースはおなじみ、CDI-2PAG03の組み合わせを採用です。ケーブル類は汎用品のみ使用し、 可能な限り音に手を加えておりません。純粋にスクリューによる音の差異が分かるよう、最適と思われる環境を構築しました。

CDI-2P
CDI-2P
AG03
AG03

検証に使用した機材は、以前別の記事で紹介したものと同一です。Creatifinity Parts CTSC-2を搭載した、Aria Pro II CS DELUXEを使用しています。詳しい計測環境については、過去記事の『計測に使用した機材一覧 』をご覧ください。


スチールの特性 ナットキャップ・マウントスクリュー 材質

最も標準的な材質だけあり、聞きなれたサウンド特性です。材質の特性として、かなり錆びやすい点がネックとなります。

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 スチール

周波数特性

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 スチール 周波数特性

トーンチャート&平均サスティーン

トーンチャート

出 力:7 / 低音域:7 / 中音域:7 / 高音域:7


平均サスティーン

18.333秒

スチールスクリューの定番はコチラ!

ステンレスの特性 ナットキャップ・マウントスクリュー 材質

スチールよりも錆びにくく、長持ちする傾向にある材質です。出力は控えめですが、低音域に優れたアドバンテージがあります。サスティーンも良好ですが、高音域の伸びや倍音はおとなしめです。

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 ステンレス

周波数特性

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 ステンレス 周波数特性

トーンチャート&平均サスティーン

トーンチャート

出 力:6 / 低音域:8 / 中音域:6 / 高音域:5


平均サスティーン

18.971秒

ステンレススクリューの定番はコチラ!

ブラスの特性 ナットキャップ・マウントスクリュー 材質

Creatifinity Partsオリジナルで、他のブランドではあまり見かけないブラス製です。ネジ材としては少し柔らかさを感じるものの、低音域の迫力が圧巻となっています。サスティーンもスチールより幾分伸び、音の分離感が際立っている印象でした。

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 ブラス

周波数特性

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 ブラス 周波数特性

トーンチャート&平均サスティーン

トーンチャート

出 力:6 / 低音域:9 / 中音域:7 / 高音域:6


平均サスティーン

18.831秒

Creatifinity Parts / JT-2-3P

チタンの特性

現在色々なブランドから開発されていますが、こちらもCreatifinity Partsです。サウンド面はスチールに非常に近いものの、僅かに出力が向上しています。特筆すべきはサスティーンで、スチール製に1秒以上差をつける結果となりました。音のバランスと伸びの良さを備えますが、やや高額になるのが唯一の弱点ですね。

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 チタン

周波数特性

ナットキャップ・マウントスクリュー 材質 チタン 周波数特性

トーンチャート&周波数特性

トーンチャート

出 力:7.5 / 低音域:7.5 / 中音域:7 / 高音域:6.5


平均サスティーン

19.386秒

Creatifinity Parts / CT-29-3P

まとめ

・スチールは高音域とバランス感に秀でる

・ステンレスは音の重心が低く耐久性が高い

・ブラスは低音が強烈で音の分離が抜群

・チタンは圧倒的サスティーンをバランスの良いトーンで再現

どの素材にも長所があり、全ての面で万能という素材は存在しません。標準のスチールも高音域特性が優秀で、この点においてはどの素材にも勝ります。音が良くなるというのは、ある一局面においての優劣の差だと理解しましょう。

その上で自分の好みのトーンに合わせて、最適な材質をチョイスしてください!

Creatifinity Parts 公式ホームページ

https://www.creatifinity-parts.jp/

Creatifinity Parts 公式ホームページ

👑「別のデータ関連記事も読んでアゲル💖」