Classic Pro プレミアム4芯マイクケーブルレビュー|NEUTRIK REANコネクタで確実な接続&ノイズにも強い

マイクケーブルは音を伝えるだけの存在と思われがちですが、実際の現場では接続の確実性やノイズ耐性が音質や運用の安定性を大きく左右します。Classic Pro プレミアム4芯マイクケーブル (MIX-FN) はプロの現場で信頼されているREANコネクターを搭載し、価格を抑えながらも4芯スターカッド(Star-Quad)構造による高いノイズ耐性を実現したモデルです。
DIやオーディオインターフェースでの接続を繰り返しても端子がへたらず、デスクトップPC環境においても高いノイズ耐性を発揮してくれます。本記事ではMIX-FNの使用感を交えつつ、取り回しや嵌合性、音質、ノイズ耐性についても徹底検証しました。
目次
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Classic Pro プレミアム4芯マイクケーブル NEUTRIK REANコネクタでハイパフォーマンスを実現!
今回はサウンドハウスが手掛ける Classic Pro (クラシックプロ) より、NEUTRIK (ノイトリック) とコラボしたプレミアム4芯マイクケーブルをレビューします。MIX-FNはNEUTRIKの工場で生産されているREANコネクタ (XLRオス-XLRメス) を採用し、取り回しの良い撚り線4芯ケーブルを組み合わせた高品質マイクケーブです。
スターカッド (Star-Quad) 構造により2芯タイプよりもノイズに強く、原音を損なわないクリアなサウンドを再現します。REANコネクタはコストを抑えながらも高い耐久性と扱いやすさを兼ね備え、機材の接続作業を快適に行えるのが利点す。
プロオーディオの現場で培われたNEUTRIKの設計思想を受け継ぎ、長期間にわたって安定した性能を発揮してくれます。ボーカルや配信でのマイク接続はもちろんのこと、DTM環境でのレコーディング、オーディオシステムの機器接続、ギターやベース用機材との接続など幅広い用途で活躍できるマイクケーブルです。

ギタいじ管理人はデスクトップPC周りで使用するのに便利な1.5mのMIX015FNをチョイス!

外観から仕様、音質にノイズ耐性まで、使い勝手と音質の両面から詳しく掘り下げていくよ!
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外観
Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルは、ビニール包装による簡易パッケージを採用しています。

パッケージ内ではケーブルが中央で8の字状に束ねられており、細いマジックテープタイプの結束バンドで固定されていました。

商品ページでは結束バンド2本で円状に束ねられた状態で掲載されているものの、実際に付属する結束バンドは1本だけです。そのため開封直後のケーブルは、結束バンドで固定されている箇所に巻き癖や折り癖が残っている場合があります。

パッケージは穴付きで完全密閉構造ではないため、未開封で長期保管する予定がある場合はチャック付きビニール袋や気密性の高い容器に入れて保管すると安心です。

REANコネクターは重厚感のあるフォルムと光沢のあるブラック仕上げが鮮烈で、高級感のあるデザインに仕上がっています。

ファーストインプレッションでは低価格帯の製品とは思えない重厚な質感があり、柔軟性の高いケーブルジャケットにより取り回しも上々です。

管理人の個体も結束バンドで束ねられていた部分に折り癖が見られましたが、使用していくうちに徐々に馴染み、本記事投稿時点ではほぼストレートな状態に戻っています。
細部のデザイン
REANコネクターにはブランドロゴの刻印が施されており、プラグキャップには握りやすい窪みとグリップが設けられているので操作性が良好です。

ケーブルの抜き差し時に大きな力を必要としないため、不用意な断線を防ぐことでプラグの長寿命化につながると思われます。

ケーブルジャケットはマットなブラックカラーで、表面には白文字で『Classic Pro – Premium – PROFESSIONAL LOW NOISE INSTRUMENT CABLE』と印字されていることを確認しました。

XLRメスコネクタ側のロック解除ボタンの反応も良く、この価格帯としては見た目だけでも十分に満足できるデザイン性の高さが魅力です。
仕様

Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルは、仕様面に関する公表情報がほとんど確認できません。静電容量や抵抗値についても非公開となっており、音質については『リスニングテストを行い、数あるサンプルの中でも特に音抜けの良いケーブル』と説明されています。
寸法(実測値)

管理人の個体を実測したところ、ワイヤージャケットの外径はおよそφ6.0mm程度です。ケーブル長についてはワイヤージャケットが露出しているプラグキャップ根本間を計測した結果、公表値どおり約1.5mでした。
取り回し
Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルはケーブルジャケットの柔軟性が高く、REANコネクターの安定感も相まって非常に扱いやすく感じます。追従性にも優れているため激しい動きでも絡まりにくく、マイクを片手に動き回るような使用でもパフォーマンスを損ないません。

またPC周りの配線やラックエフェクター周りなど、取り回しの難しい狭い環境でも無理なく配線できるのは大きな長所ですね。過去にギタいじでレビューしたケーブルの中では、ERNIE BALL FLEX CABLEに近い取り回しの良さを感じます。

ケーブル重量は約139.3gと軽量で、頻繁に動かしてもヨレにくくストレートな状態を維持しやすい設計です。
コネクタの嵌合性

コネクタの嵌合 (かんごう) 性は快適極まりなく、接続する機材を選ばず容易に着脱できます。Classic Proから発売されているマイクやDIは当然として、年式の古いラックエフェクターなどに使用してもコネクタを痛めることがありません。


REANコネクタはオス側もメス側も耐久性が高いだけでなく楽々着脱できるのが強みだね!
製造国
商品ページおよびパッケージに製造国の記載が確認できないため、現時点では不明といたします。

サウンド
Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルは、過度な色付けがなくフラットで癖のないサウンドが特徴です。原音をそのまま素直に伝える傾向があるため帯域的な主張は控えめで、ナチュラルな音像が得られます。

同価格帯のマイクケーブルと比較して全帯域のノイズが明らかに低く、音量を上げても抜けの良さを損ないません。高音域はやや大人しめな雰囲気ですがその分伝送は安定しており、計測機器への接続にも十分対応できる性能だと感じました。

管理人の主観では説得力に欠けるので、Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルの音質特性について比較および解析を行います。比較対象のマイクケーブルは、これまで管理人が愛用してきたAmazonベーシックの2芯マイクケーブルです。

中央:Classic Pro x MIX015FN (4芯1.5m)
下:切り詰める前のAmazonベーシック (2芯1.8m)
都合よく1.8mの未使用ストック品があったため、これを1.5mに切り詰めて長さを揃えた上で周波数特性およびノイズ耐性の比較検証を実施します。
周波数特性

周波数特性の確認は各ケーブルにおいて共通音源を使用し、モニタースピーカーの再生音をダイナミックマイクで収音して行いました。計測に使用したダイナミックマイクは、Classic Pro CM5Sです。
1.Classic Pro x NEUTRIK (REAN) MIX015FN (4芯1.5m)

2.Amazonベーシック (2芯1.5m)

Classic Proは200~5kHzまで安定した出力レベルを示し、200Hz以下の低音域および5kHz以上の高音域でも過度な歪みは見受けられません。一方Amazonベーシックは50~150Hz付近でレベルが持ち上がるため低音域が曇りやすく、5k~13kHz帯域ではやや歪みが生じやすいことから高音域が耳に刺さるように感じられます。
周波数特性波形の周波数目安(左から順に)
赤枠線:100Hz,200Hz
橙枠線:400Hz,800Hz
桃枠線:2000Hz,3000Hz,6000Hz
ノイズ耐性

ノイズ耐性はケーブル固有のノイズレベルを確認するために、マイクを各マイクケーブルに接続した状態で無信号のまま録音を行いました。計測に使用したダイナミックマイクは、同じくClassic Pro CM5Sです。ノイズレベルを比較しやすくすることを目的として、ノイズ信号にノーマライズ処理を適用しています。
a.Classic Pro x NEUTRIK (REAN) MIX015FN (4芯1.5m)

b.Amazonベーシック (2芯1.5m)

ノイズ耐性に関しては計測を行わずとも聴覚的な判断により、Classic Proの方がノイズに強いと明確に分かるほどの差がありました。計測データ上でもClassic Proは全帯域でノイズレベルが低く、特に300~6kHzにおいて優れたノイズ耐性の高さが確認できる波形です。
2芯の汎用マイクケーブルや低価格帯マイクケーブルを使用している場合、Classic Pro x NEUTRIK (REAN) プレミアム4芯マイクケーブルへ交換することでノイズ耐性の改善が期待できます。
ノイズ耐性の周波数目安(左から順に)
赤枠線:100Hz,200Hz
橙枠線:400Hz,800Hz
桃枠線:2000Hz,3000Hz,6000Hz
計測に使用した機材
比較用マイクケーブル:Amazonベーシック / CLMIC1-M-F-6FT (2芯1.8mを1.5mにカット)
マイク:Classic Pro / CM5S ダイナミックマイク
神アクリルスタンド:サウンドハウスお姉さんアクリルスタンド (非売品)
まとめ
この価格帯では驚異的なノイズ耐性の高さとピュアなサウンドを両立し、REANコネクタを採用したデザイン面も優秀なマイクケーブルです。PCや電源、照明などの環境由来ノイズを抑えつつ、原音を損なわぬフラットな音をクリアに再生することができます。

REANコネクタは耐久性が高いだけでなく、引っ掛かりが少ないので機材の接続作業がストレスフリーです。ケーブルが柔らかく追従性にも優れているため、マイク用途に限らずDTMやオーディオシステム、ギターやベース用機材の接続など多方面で活用できます!
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MIX015FN (4芯1.5m)
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