Goldo CPT4C レビュー:スイッチ角度付きテレキャスターコントロールプレートってQOL上がるの?
目次
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Goldo CPT4C レビュー序章
ここはギターいじリストのおうち
……の管理人の住むおうち (イメージ)
さーて、今日はテレキャスタイプを使って練習しようかな
カモン! PLAYTECH TL280!!
今日も今日とて、カーボナイズド・メイプルネックの香ばしい匂いが……
うおおおおッ!ビックリした!!
変なヘッドに馬改造しちゃったせいで、未だにケースから出す瞬間の光景が慣れないぜ!
気を取り直しまして……
テレキャスターやテレキャスタイプのギターを使い続けていると、演奏中にやや不便さを感じる瞬間があります。
そう、皆さんお馴染み、
ピックアップセレクターとボリュームの干渉問題です。
テレキャスターのコントロールプレートは、取付け用ネジ穴を結ぶ直線状にピックアップセレクターが設置されています。加えてボリュームポットとピックアップセレクターの位置が近く、ブリッジピックアップ選択時にボリュームが操作しにくいのです。
演奏の前後に操作するならまだしも、演奏中にボリュームを頻繁に操作する際はかなりの練度が要求されます。意図せずスイッチノブと接触してしまうなど、その絶妙に微妙なスイッチ配列に頭を悩ますギタリストは相当数いるハズです。
Goldo CPT4C スイッチ角度付きテレキャスター用コントロールプレートでQOL爆上げ!
そういった現場の声を反映して開発されたのが、Goldo ( ゴルドー ) の CPT4C テレキャスター用コントロールプレート となります。CPT4Cは従来のスイッチ配列から斜めに角度を付けることで、ストラトキャスターのスイッチに近い操作感を実現です。
加えてボリュームポット用の穴を少し離れた位置に設け、可能な限りスイッチノブと干渉しないように改良されています。ゲインコントロールを本体ボリュームで行うプレーヤーであれば、ギターQOL爆上がりすること請け合いのアイデアパーツです。
日本国内では HOSCO (ホスコ) 取扱いブランドとして、大手楽器店や通販等で気軽に購入することが出来ます。テレキャスターのボリューム操作にお悩みの方は、是非チェックしてみてください。
外観
Goldo CPT4CはGoldo専用のパッケージではなく、HOSCOのヘッダー付きパッケージを採用です。プレート本体はビニールに包まれていますが、完全に密閉されている構造ではありません。
ヘッダーと袋を2箇所ホチキスで留めただけの簡易包装につき、外部の空気が入りやすい構造となっております。ストックパーツ用として長期保管する際は劣化を防ぐため、別途チャック付き袋等を用意して密閉することを推奨です。
ヘッダーは表側にHOSCOのロゴと型番付きバーコードが添付されており、裏面は取扱いに関する注意書きとなります。交換する際は自己責任で行うという当たり前の記述であるものの、予め目を通してから作業に移りましょう。
袋から取り出してみると、想像していたよりも若干薄手の印象ですが見栄えは上々です。メッキの質が良くて表面にムラが無く、プレートの淵や各穴にバリ等も見当たりません。
販売価格に対して期待される品質は、十分クリアしていると思われます。
仕様
本体カラーはクローム仕上げオンリーで、材質は磁石に吸着するためスチールと推察です。プレートの他に取付け用のスクリューが2本付属し、こちらはステンレス製となっています。
寸法
寸法は寸法表に記載の通り、全長160mmに対し取付け用のネジ穴間隔が150mmです。ポット搭載用の穴径はφ9.5mm、ピックアップセレクター取付け用ネジ穴間隔は41mmとなります。
管理人の個体を実測してみたところ各部相違無かったため、加工精度がなかなか高いですね。記載の無い寸法としてプレート厚が実測値1.5mm、プレートの幅が32.0mmでした。
CPT4Cは標準的なプレート厚 (2.0mm) よりも0.5mm薄く、その分重量も54.9gと軽めの値を示しています。参考までにPLAYTECH純正プレートは2.0mm厚で73.7g、鉄パンサープレートは2.0mm厚で80.1gです。
鉄パンサーTLギターコントロールプレートについてはコチラ!
取付け
それでは手持ちのPLAYTECH TL280を使い、Goldo CPT4Cをインストールしてみました。PLAYTECH純正プレートは取付け間隔が148mmなので、どちらか片方のネジ穴を開け直す必要があります。
しかし元のネジ穴の位置が2mmと近いこともあり、そのままネジ穴を新たに開けると元のネジ穴ごと潰れる可能性が大です。少し面倒ですがネジ穴を開ける前に、元のネジ穴を埋めて強度を確保した方が良いでしょう。
ちなみにGOTOH製プレートを搭載している場合も、取付け間隔が148.5mmなのでネジ穴を埋めた方が無難となります。
その他注意点としては、ピックアップセレクターとコントロール用キャビティザグリが干渉するモデルもありそうです。ピックアップセレクターに角度を付けて搭載する関係上、どうしてもスイッチがザグリ側面に接触する場合があります。
こればかりは実際に試してみないと分からないため、全てのテレキャスターやTLタイプと互換性が100%ではないとお考えください。
しかしながらプレートを交換した後の操作性は快適そのもので、演奏中でも難なくボリューム調整が可能となりました。スイッチ角度が斜めであることに加えてポット位置が離れている点が大きく、多少ラフに操作してもスイッチノブと接触しないのです。
ギターQOL上昇を確実に体感出来る上に、パーツ交換難易度もそれほど高くありません。テレキャスターやテレキャスタイプでボリューム操作を多用するならば、一度は試してみる価値のあるパーツだと言えるでしょう!
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まとめ
・Goldoのスイッチ角度付きテレキャスター用コントロールプレート
・日本国内では HOSCO (ホスコ) 取扱い
・密閉されていないパッケージなので長期保管する際は注意
・カラーはクロームのみ
・スイッチに角度が付いているだけでなくスイッチとポットの位置が離れている
・プレート幅は32.0mmタイプ
・プレート厚は1.5mmと標準よりも少し薄手
・プレート取付け間隔は150mmで場合によっては元のネジ穴を埋める必要有り
・モデルによってはピックアップセレクタースイッチとザグリ側面が干渉する可能性有り
・交換後はボリューム操作性にまつわるギターQOLが向上する
・テレキャスターの本体ボリュームでゲインコントロールを行うギタリストにおススメ
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