【愛曲楽器】大柴広己さんの達人ピックレビュー|滑り止め付きで長持ちギターピック!
本記事では愛曲楽器達人ピックシリーズ『大柴広己さんモデル (最新2022年版)』に熱視線!
右手でダイナミクスの可能性を広げたい方、リズム・ギターを極めたい方、要チェック!!
目次
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大柴広己さんの達人ピック レビュー序章
炎天下の真夏日が永遠に続くかのように思える今日この頃、ギタいじ読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。連日の酷暑日で汗ばむ肉体は、ギタリストやベーシストのQOLを確実に低下させていきます。

はぁ……(真夏の憂鬱)

汗が指先まで垂れてピックがまともに握れねぇ……
そう、誰しもが真夏に一度は経験する『ピック汗でズルズル問題』です。
ギターピックは小型かつ薄手の構造上、汗をかきやすい夏季はどうしても滑りやすくなります。汗でグリップ力が低下するとピックが飛んでしまったり、強く握りしめるあまりダイナミクスが不安定になることもしばしばです。
ギタいじ管理人が機材類の音質データを計測する際は、長時間演奏しても削れにくいポリアセタール素材のピックを愛用しています。ポリアセタールは低摩擦素材故に演奏性と音質が安定する反面、ピック表面も低摩擦でグリップ力が低く滑りやすいのが玉に瑕です。
ピックのコントロールも技量の内とは言え、やはりピック本体のグリップ力が高く滑りにくい方が扱いやすいと感じます。グリップ力向上には以前ギタいじでも紹介したGRECO G-GRIPなど、後付け型の滑り止めシールの併用が効果覿面です。

ただし難点としてはデザイン性の好みが分かれ、両面に貼り付けて使用する際はコストがかかります。ここはひとつギタいじらしく、夏場でも握りやすく減りにくい万人受けするデザインのギターピックを探してみましょう。

素材はポリアセタール希望
(本心:減りにくいから経済的)

出来ればピックシェイプはトライアングル型で
(本心:三つの角が全て使えて経済的)

尚且つ中心部の広い範囲で高いグリップ力を確保したいところ
(本心:滑り止めシールいらずで経済的)

ついでにギターとギターアンプの絵でも書いてあれば最&高!

……なーんてね

こんなボクの考えた最強のギターピックみたいな代物、そうそう簡単に見つかる訳が……
愛曲楽器「あるよ🐈」
大柴広己さんの達人ピックでキミもダイナミクスマスター!?
という訳で今回は愛曲楽器達人ピックシリーズより、大柴広己さんのシグネチャーピック HO5-080 / HO6-080 / HO7-080 をレビューです。通称『もじゃピック』と呼ばれる本ピックは、耐摩耗性に優れたポリアセタール (POM / ポリオキシメチレン) を使用しています。
ピックシェイプは標準よりシャープなトライアングル型を採用し、ピックの先端で滑らかに弦をアタックすることが可能です。滑り止めとして作用する両面に施されたサンドグリップ加工が、激しいストロークにも負けない優れたグリップ力を実現しています。
厚みは0.8mmでアコースティックギターは勿論のこと、エレキギターやベースにもオールラウンドに活用可能です。繊細なアルペジオから弦をぶち切る激動のカッティングまで、右手のダイナミクスを最大限に活かせる設計が成されています。
大柴広己さんについて

弾き語り界隈では『旅するシンガーソングライター』として、ニコニコ動画等のDTM界隈では『もじゃ』さんとしてお馴染みだね!

時には空間を優しく包み込むように、時には会場を揺るがす爆発力で、様々な『熱量の訴え方』で魅せる千変万化ギターサウンド!

リズム・ギタリストとして『歌を乗せる』グルーヴ感とエネルギーを生み出す、卓越したダイナミクスコントロールを持ち合わせているよ!
公式プロフィール
大柴広己 (おおしばひろき)
1982 年8月27日生まれ。大阪府枚方市出身。
印象的な天然パーマ、 ハット、あごひげが特徴。
ニックネームは「もじゃ」2006年アルバム「ミニスカート」でデビュー。
ギターと旅行鞄を携え、一年のうちの1/3を旅の中で過ごす「旅するシンガーソングライター」
卓越したギター、誰にも似ていない歌声。
思わずドキッとさせられるセンセーショナルな歌詞。ニコニコ動画においても「もじゃ」という名前で活動しており、
代表曲「さよならミッドナイト」「ドナーソング」「彼の彼女」「聖槍爆裂ボーイ」などの関連楽曲再生回数は5000万回をゆうに超え、中でも「聖槍爆裂ボーイ」はオリコンウィークリーチャートで最高位2位を記録。近年では、ディレクター、プロデューサーとしての手腕を発揮し、ミュージシャンによるレーベル「ZOOLOGICAL」を主宰し多数の作品をリリース。大阪城野外音楽堂や、Zepp Diver Cityでのシンガーソングライターによるマイク一本の弾き語りフェス「SSW」や、上海や台湾などのアジア圏で弾き語りフェス「GUITARS」を主催するほか、CM作家としての顔。作詞家として5人組ダンスボーカルユニット「Da-iCE」のシングル曲「FAKESHOW」に参加し、オリコンウィークリーチャートで3位を記録するなど自身の活動に平行して、マルチな活動を行っている。
大柴広己 TV CM WORKS.
サッポロビール「箱根駅伝」TV CM
AEON「麦の恵み」TV CM
トヨタ T-UP TV CM
伊藤園ホテル TV CM
NTTドコモ TV CM
etc…
Roland JC-120マスター!

豊富な経験に裏打ちされたステージ上のサウンドチューニング技術にも長けており、ライブでは基本的にRoland JC-120アンプ直結!

エレキギター使用時はディストーションを10に設定した状態で、クリーンからオーバードライブまで右手だけで歪み量をコントロール!

演奏楽器はアコースティック&エレキギターだけにとどまらず、ベース、ウクレレ、ピアノ、ドラムなど幅広く奏でるマルチプレイヤーです!
先生は超絶マルチクリエイター!

大柴さんは放送芸術学院専門学校で特別講師を務め、後進の育成にも辣腕を発揮中!

自身が主催する『ZOOLOGICAL』の派生レーベル『ACADE MEIA LABEL』では、教え子や卒業生を中心とした楽曲をリリース!

直近では自らも教え子の皆さんと共に、2024年よりマッシュアップ・バンド『BRAIN BREAKS(ブレイン・ブレイクス)』の一員として参戦!

シンガーソングライター、ギタリスト、アレンジャー、作詞作曲家としての楽曲提供、レーベル主催、フェス主催、プロデューサーにディレクター、講師などなど……

実績の枚挙に暇がないほど多方面で活躍されているミュージシャンです!
ハードオフ大好き💖

公式Xアカウントでは、定期的にハードオフで発掘された楽器や機材を紹介されています!
大柴広己さん関連リンク紹介
大柴広己 オフィシャルサイト
https://oshibab.wixsite.com/oshibahiroki
大柴広己 ZOOLOGICAL OFFICIAL CHANNEL 公式YouTubeアカウント
https://www.youtube.com/@hirokioshiba
大柴広己(もじゃ)🎩@oshibahiroki 公式𝕏アカウント
ギタいじ ドナーソング まとめ
愛曲楽器達人ピックシリーズについて
そんな超人たる大柴広己さんのピックを販売しているのが、今年で創業74年を迎えた老舗総合楽器店『愛曲楽器』です。愛曲楽器では達人ピックシリーズと銘打ち、文字通り達人の域に達したアーティストのシグネチャーピックを展開しています。
2017年モデル
大柴広己さんのシグネチャーピックは達人ピックシリーズ第6弾に該当し、2017年よりファーストモデルが発売開始です。2017年モデルのHO1-080は大柴さんを模したロゴが印象的で、色違いピックを使用した携帯用ストラップHO2-KSも同時発売となります。
2019年モデル
好評を博したもじゃピックは2019年にモデルチェンジを行い、HO3-080 (ピンク) と HO4-080 (イエロー) の2種を発表です。2019年モデルは2017年モデルよりもサンドグリップの加工面積が広がり、更なるグリップ力の向上が図られています。

2019年モデルは発売直後、Musentなどの強豪を抑えてAmazonピック新着ランキングで1位&2位を獲得!
2022年モデル(現行品)
そして2022年12月に現行モデルとなる HO5-080 (パープル) 、HO6-080 (オレンジ) 、HO7-080 (ブルー) の3種が登場です。裏面はアンプと愛機のテレキャスターをモチーフに、エレクトリックな雰囲気が見る者の心を弾ませます。
いずれもピック材、ピックシェイプ、厚みは共通につき、サンドグリップ加工部の色を除いて演奏性や音質に大きな差はありません。個人の好みや愛機に合わせて色を選べるだけでなく、通販では3色各5枚入りセットも人気の模様です。

マルチカラー好きの管理人は 3色各5枚入りセット (HO5-080×5 / HO6-080×5 / HO7-080×5) を購入!

愛曲楽器でロングセラーを記録している大柴さんのシグネチャーピックについて、外観や使い勝手、音質面を掘り下げていきます!
余談:ゲリラ豪雨が招いた奇跡
ここはギターいじリストのおうち
……の管理人の住むおうち (イメージ)

大柴さんシグネチャーピック到着日、
管理人宅周辺をゲリラ豪雨が襲いました。

ちわー!いつもの変な部品の袋 (※) でーす!!
※海外通販で多用される灰色のビニール封筒のこと

はいはい、いつもこんな山奥までありがとう

あと大変申し訳ないのですが、1件だけ雨で宛名が滲んでしまった封筒があるので確認をお願いいたします

構わないですよ

えーっと、お名前は『HO5-080/HO6-080/HO7-080各5 様』でお間違い無いでしょうか?

へ!?

『大柴広己』をお届けに上がりましたのでご査収ください

!!!???!?!!

ここでゲリラ豪雨の奇跡がダブルで降臨、管理人の名前欄に達人ピックの型番が記載されるミラクルが発動です。
加えて商品名を記載する欄が一部雨で滲んでしまい、

品名/大柴広己として届きました。

よくよく見ると番地の欄に管理人の本名が記載されていたため、宛名が1行ずれた状態で印刷されていたのかもしれません。
配達員の方が呟いた『大柴広己をお届けに上がりました』の一言は、管理人の腹筋を1時間に渡り刺激し続けることになります。

この封筒、家宝認定!!
『台風コロッケもじゃピック』な出会いからレビュースタート!
外観
達人ピックシリーズは店頭では1枚ずつ単品で販売されているためか、専用パッケージ等は用意されていない様子です。

HO5-080/HO6-080/HO7-080各5個セットは型番 (色) 毎に、チャック付きビニール袋でパッキングされています。

各モデルは型番に割り振られたカラーでサンドグリップ加工が施されており、ピック本体のカラーはマット調のブラックです。

黒と各カラーのコントラストが鮮やかで、遠目に見ても視認性が良好となります。
デザイン
ピック中央から六角形状に広がるサンドグリップ加工は、表と裏で異なるデザインを採用です。表面は『OSHIBA HIROKI』のロゴが、裏面にはテレキャスターとギターアンプをモチーフにしたイラスト入りとなります。

ロゴは良く見てみると、OSHIBAのIに大柴さんのトレードマークでもあるハットを被せた形状となっているのがたまりませんね。

ギターアンプもコントロールが全て『5』に設定されているのですが、こちらも大柴さんのRoland JC-120基本セッティングです。細部まで大柴さんというミュージシャン像の解像度が非常に高く、デザインを担当された方は相当なファンであると推察します。

サンドグリップ加工は発色が良好かつ印刷も鮮明につき、かなりの映え度です。大柴さんのファンのみならず、これから大柴さんと出会う人達でも気軽に試せるポップで楽しく親しみやすいデザインだと言えるでしょう。

実はギターとアンプが描かれている市販ピックは少なく、裏面のイラストを見ただけでギタリストはテンション爆発不可避!

シグネチャーピックという堅苦しさを排した、手に取りやすいデザインだね!
ギターの絵が書いてある小物が欲しくなる心理
仕様
ピック材のポリアセタールは耐摩耗性に秀でた素材で、セルロイドよりもナチュラルな音の響きが得られる傾向にあります。サンドグリップ加工の範囲が広いためグリップ力が非常に高く、どのような握り方をしても滑りにくいのがポイントです。


大柴さんは右手のダイナミクスを最大限に活かすため、ピックを親指、人差し指、中指の3本指で支える独特のフォームで演奏されています。中南米のジャズプレーヤーに多いフォームですが、日本国内ではそれほど認知度が高くないかもしれません。

2本で掴むよりも『強弱の強の制御』がしやすい上に、手首のスナップを加えることで通常よりも力強いアタックを再現可能です。広範囲のサンドグリップ加工は3本指フォームにも柔軟に対応し、プレーヤーの表現の幅を広げる手助けをしてくれます。
寸法
HO5-080/HO6-080/HO7-080各種の寸法は正面縦 (画像A) の長さが32.0mm、正面横 (画像B) の長さが34.0mmです。


厚さは公表値通り0.8mmで、全ての個体を実測したところ寸法の誤差がほとんどありませんでした。

中央の凹みや反り等の変形も見受けられないため加工精度が高く、個体毎に違和感の少ない安定した演奏性を提供してくれます。

サイズはFENDER 346 Shapeと比較すると画像Aに該当する長さが同程度、画像Bに該当する長さが約2mm長い設計です。側面のカーブも角の先端もFENDER 346 Shapeよりシャープにつき、標準よりもエッジの鋭い幅広のトライアングル型に該当します。
使い勝手
ポリアセタールは低摩擦素材ということもあり、一般的には弦をアタックすると表面が滑るように流れる弾き応えです。ところがHO5-080/HO6-080/HO7-080はグリップ力を高めるサンドグリップ加工に加え、エッジの鋭い形状がポイントとなります。


鋭いエッジは弦を点で捉えやすく、尚且つ指先に力を入れても滑らないため、レスポンスが実にダイレクトなのです。アタック前後はポリアセタール特有の滑りやすさが好転し、引っかかりの少ない弦への当たりと弦離れの良さが伝わってきます。

逆に力を入れずに優しくアタックすると、他のポリアセタールピックと同じく先端が滑るようなニュアンスに変化です。弦を引っ掻くような弾き方も、弦の表面を撫でるように滑らせる弾き方も、指先とストロークの力加減で多彩に表現出来ます。

形状に少し癖があるため握り方に試行錯誤が必要となるものの、ベストポジションが見つかれば手に吸い付くようなフィット感です。サンドグリップ加工の滑り止めはグリップ力向上だけでなく、必要以上に力を入れずに演奏することを可能とします。

汗や湿気に強い上に長時間演奏しても苦にならず、右手の疲労感軽減効果も期待出来そうです。トライアングル型の割にソロフレーズも弾きやすいので、ジャンルを問わず使いやすいと感じました。
耐久性
以下の画像は新品のHO5-080を使い、合計5時間ほど練習した後に撮影したピック先端部分となります。淵が僅かに消耗していますが、先端の形状もエッジの鋭さも維持しているため耐久性は相当高い部類です。

金属ピックとまではいかないものの、セルロイドやナイロンよりも圧倒的なロングライフ化が見込めます。適度にしなやかで反りや変形にも強く、まとめ買いして長期間保存する際も安心です。
注意点
サンドグリップ加工の注意点として、何かに置いた状態でピック表面を滑らせようとすると十中八九傷が付いてしまいます。例えばエレキギターの塗装面に本ピックを滑らせると、線状の小傷が多数発生してしまうのです。


柔らかいアンプのトーレックスやレザー貼りのギターケース、パソコンケースやスマホのカメラレンズも注意が必要となります。本品のみならずサンドグリップ加工のピックを使用する際は、別途ピックケースを用意して使用の度に収納することを推奨です。
またサンドグリップ加工部で弦をアタックしてしまった場合、グリップが強力過ぎて弦が切れることも考えられます。弦自体の寿命を縮めることにも繋がるため、サンドグリップ加工部が弦に触れるほど消耗したら角を変えるか交換しましょう。

大柴さんの『弦vs大柴広己 (切れるまで6本勝負)』を自宅で真似出来る、とも考えられるかな?
音質
商品説明でシャープなサウンドと評されている通り、HO5-080/HO6-080/HO7-080は音抜けが鋭くソリッドな響きです。シャープと言っても決して耳に痛い刺のある音では無く、歯切れの良さと高音のブライトさが先陣を切るように鼓膜へ届きます。

総じて低音は無駄に主張し過ぎず、エレキギターでは中音が、アコースティックギターでは中高音に余裕が生まれる印象です。どの弦楽器に使用しても高音は伸びやかで、丸みを帯びたトーンのギターでもザクっと刻めるキレが加味されるように感じます。

バランスの良さに中高~高音のアドバンテージを備えた、ポリアセタールとセルロイドの中間的サウンドです。
倍音特性 (A2/110.00Hz)
管理人の主観だけでは説得力に欠けるため、HO5-080/HO6-080/HO7-080の倍音特性と周波数特性を計測しました。本ピックの比較対象として、セルロイドトライアングル型ピックFENDER 346 Shape Shell Heavyのデータも掲載いたします。

使用ギターにはチェンバー構造と甘みのあるハムバッカーサウンドが唸る、YAMAHA REVSTAR RSE20 NYWをチョイスです。倍音特性は周波数が分かりやすいように、5弦開放弦 (A2/110.00Hz) のスペクトラムを計測しています。
i.愛曲楽器 大柴広己さんの達人ピック HO5-080/HO6-080/HO7-080

基音や低次倍音の構成はセルロイドとほぼ同等ですが、高次倍音が計測された範囲 (横軸) と出力 (縦軸) はセルロイド以上です。高次倍音がポリアセタールの構成に近く、1kHz付近を境に奇数次倍音が若干高めの値を示す箇所が散見します。中高音以降の帯域で程よく奇数次倍音が高まることで、スピード感のあるシャープな音像を形成していると考えて良いでしょう。
ii.FENDER 346 Shape Shell Heavy

全帯域で極端な癖を持たず、楽器の特性をそのまま反映しやすい平均的な倍音特性です。バランスの良いYAMAHA REVSTAR RSE20 NYWの倍音特性を、素直に再生してくれます。
倍音特性波形の周波数目安
左端側の太長い山(中央灰色線)が基音110Hz 偶数次倍音:第2倍音(220Hz)、第4倍音(440Hz)、第6倍音(660Hz)…… →ナチュラルで暖かな傾向の響き、多いほど親しみを感じやすいという研究結果も 奇数次倍音:第3倍音(330Hz)、第5倍音(550Hz)、第7倍音(770Hz)…… →金属的で冷たくメカニカルな傾向の響き 非整数倍音:各倍音の谷などに含まれるが音程を感じさせない
周波数特性

周波数特性はDI直で同一フレーズを繰り返し、平均的なスペクトラムを算出です。
1.愛曲楽器 大柴広己さんの達人ピック HO5-080/HO6-080/HO7-080

250~1kHzにかけての力感に加え、3kHz以降の出力はセルロイド以上の値を記録しています。グリップ力とエッジの鋭さの恩恵からか、出力も平均して0.5dBほど高く計測です。
2.FENDER 346 Shape Shell Heavy

倍音特性同様に、全ての帯域でバランスの良い周波数特性となっております。
周波数特性波形の周波数目安(左から順に)
赤線:100Hz,200Hz 橙線:400Hz,800Hz 桃線:2000Hz,3000Hz,6000Hz
計測に使用した機材
ギター:YAMAHA / REVSTAR RSE20 NYW
ピックアップ:YAMAHA / VH3b (純正ブリッジPU / ドライスイッチOFF)
弦:Elixir / Nanoweb Light
シールド:ARIA / JG-10X (10ft/3m, S/S)
マイクケーブル:Amazon / CLMIC1-M-F-10FT-5P×1
計測に使用したギターのレビュー記事はコチラ!
まとめ
右手のダイナミクスを最大限に活かせる設計と、親しみやすいポップなデザインが光る大柴広己さんのシグネチャーピックです。表裏両面の広範囲に施されたサンドグリップ加工は、力加減による多彩な表現力と安定した演奏性を両立するのに一役買っています。

耐久性の高さと遊び心溢れる細部の意匠も素晴らしく、大柴さんのファンであれば思わずニヤリとすること請け合いです。ダイレクトなレスポンスとシャープなサウンドにより、弾き手と楽器が織りなす『音の可能性』を広げるピックに仕上がっています!
🏃💨今すぐ 大柴さんの達人ピック でギター達人を目指す💪🧠💦
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