『カビだらけ』とAmazonで噂の高評価激安ギターを買う！【Indio by Monoprice Retro Classic】

2022年10月14日2024年3月22日レギュラースケール,テレキャスタータイプ,Indio by Monoprice,Monoprice,低IQ記事,安ギター,Model610261,Amazon,Retro Classic,激安ギター,エントリークラス

👆 カビだらけ？ 激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261 をレビュー！

目次

本日もギタいじへようこそ、管理人の生存理由はひとえに皆様のおかげです！ハジメマシテな君は『コチラ』も見てね！

前回のIndio by Monoprice！

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Amazonで高評価のギター Indio by Monoprice Retro Classic が激安で投売りされていた件

それは管理人がいつも通り、

日常で酷使した脳をAmazon徘徊で癒していた時のことです。

🧠「アホみたいな値段で投売りされている！？」

🧠「なんだよ、この変なアス比の商品画像は！？」

管理人の目に、アスペクトレシオがおかしい奇妙なギター画像が飛び込んできます。

件のIndio by Monoprice (Indio Guitars)は、Monopriceが展開するプライベートブランドの一つです。

かつて当ブログではIndio by Monopriceの安ギター、Cali Classicを紹介しています。該当レビュー記事の冒頭にて少しだけ紹介していたのが、今回の主役となるギターです。

こちらはRetro Classicというモデルで、Cali Classicと同価格で販売されています。

とはいえ以前紹介した際は、ごくごく普通の宣材写真が使用されていました。

この1年間目を離していた隙に、やたら平べったい比率の画像に変更されていた様子です。もう一つ驚いた点として、商品販売価格がプライム会員限定で50％OFFとなっていました。

米国でRetro Classicは109.99USドルで販売されており、安ギターの中でも安い部類となります。一方国内のAmazonでは、おやつカルパス1本の価格を1カパとすると約1342カパにて販売です。

つまりプライム会員は1342カパの半額という事になるため、驚きの671カパとなります。ここまで激安価格になると、中古ギターでも送料込みでは中々到達出来ない金額ですね。

Retro Classicの国内外ユーザーレビューに注目

さりとて販売開始から僅か1年余り、あまりにも大胆な値引き攻勢に地雷臭が漂います。普段の管理人は脊髄反射で買い物を楽しむため、レビュー欄を確認しない事が大半です。

それなのに今回ばかりは値段が値段につき、何かしらの裏があるように感じました。念のためレビューを確認したところ、海外勢のレビュアーからは絶賛の嵐となっています。

評価は計200件で☆4.5以上をマークするなど、安ギターとしては驚異的なスコアです。低評価の要因も『未調整』が主となっており、品質そのものは上々の評判だと言えます。

対して国内レビューに目を向けると、評価が☆1つの投稿を1件のみ確認です。Amazonの規約でスクリーンショットが禁止されているため、レビューを引用いたします。

★☆☆☆☆　カビだらけでした

2022年8月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

長期在庫品だったようでカビが凄かったです！

引用：Amazon _ Monoprice Indio by Monoprice Retro Classic _ エレキギター _ 楽器・音響機器

なんという事でしょうか、どうやら管理人の好物である状態異常付きギターの模様です。まともな脳の持ち主であれば、

例え激安品でもカビ付きのギターは敬遠すると思います。

まともな思考回路が働く

道理がありません。

長期在庫？Retro Classicの状態異常が気になる！

こうなると物欲が止まる訳がなく、何も迷う事なくカートインをキメてしまいました。既に管理人の脳内では、本年度2発目となる新品カビギターの降臨に有頂天です。

初見の方向けに説明すると、今年は9月に長期在庫ギターのレポートを投稿しています。例のギターは1850日倉庫漬けの逸品で、管理人の心を揺さぶる見事な劣化っぷりでした。

今回のRetro Classicは2021年6月が国内販売開始につき、在庫期間は1年半未満です。長期在庫という程では無い気もしますが、カビは条件さえ揃えばいつでも発生します。

何よりも1年4か月モノという、

若手のカビによる劣化度合がとても気になる所です。

荒ぶるエンドルフィンの躍動を自制しつつ、

いざ尋常に開封の儀へと参ります。

補足：国内在庫について

開封の前に補足ですが、2022年10月中旬の時点でRetro Classicの国内在庫は0です。というのも、管理人が購入した数日後には残りの在庫が全て完売となっていました。

現在販売されているのはMonoprice出品分ではなく、Monopriceの転売業者と思われます。そのため通常の2倍近い販売価格設定となっているため、購入はおススメ出来ません。

開封の儀：激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261

発送には専用のギター型段ボールが使用されており、表面はブランドロゴ入りです。

Cali Classic購入時と同一の箱で、想像よりも風化していないように感じられます。

気合を入れて開封してみましょう！

どうよ！？

不測の事態に備えて開封をしたのですが、カビらしき異臭や汚さは今のところ無しです。もう少し詳しく調べないと分からないため、じっくりとあちこちを観察してみます。

🧠「こ、この反応の無さは一体……！？」

カビだらけのハズが、

一切カビが発生していないという不具合を確認しました。

カビが生えてなかったら

ネタにならないだろうが！

ところがどっこい、

当ブログはイレギュラーな機材ネタこそ主力中の主力です。

単なる半額安ギターを買ったところで、

読者様の好奇心が満たされる訳がありません。

カビ無しギターに落胆した管理人の脳が、しわしわと萎れていくのを実感しています。かつては秒間5リットルで分泌されていた脳汁も、

枯れ井戸のように生産停止状態です。

今の管理人は、好物のアラが食べられないと分かった時の横綱の如く落胆しています。仕方がありませんので、気持ちを切り替えてフツーの機材レビューに変更です。

銭闘力わずか671カパの下級安ギターの実力、じっくりと細部まで暴いていきましょう。

梱包について

下級と言っておきながらなんですが、梱包に関しては丁寧な部類だと思います。

段ボールはジャストサイズで隙間が無く、専用ケースもそこそこ厚手の緩衝材入りです。

ギター本体も傷がつかないように養生されており、指板とフレットも保護されています。

付属品も散らばらないようにまとめられているなど、価格帯を考慮すると上出来です。

専用ケース＆付属品

専用ケースはCAHAYA製に近い品質で、表裏だけでなく側面も緩衝材で覆われています。

持ち運び方法は片手持ちのハンドルの他、ショルダーベルトによる両肩掛けに対応です。

ベルトは通気性の良いパッド付きとなっているため、使用者への配慮が感じられます。

刺繍付きのポケットは、普段使いのギターグッズを一通り収納出来るサイズです。楽譜はギリギリ収納出来ないものの、シールドやストラップ類は問題無く持ち運べます。

CAHAYAのケースが300カパ前後である点を考慮すると、中々お得感のあるケースですね。

付属品は最小限となっていて、ロッドとサドル調整用のレンチが2種となっています。

基本スペック

ルックス：激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261

Retro ClassicはTLタイプとして、そのものズバリなカラーリングを採用です。カラーはバタースコッチ風ブロンド系で、ブラックの樹脂パーツが使用されています。

ボディ形状は汎用安ギターのTLタイプと大差がなく、塗装はコテコテの厚塗りです。遠目に見ると貫禄がありますが、手に取ると実家のような安ギター感に満ちています。

別段ここが凄いという要素は見当たらず、ごく普通のテレキャス型といった雰囲気です。

商品画像の色合いが気に入った方ならば、パっと見で大きな不満点は無いと思われます。

ヘッドシェイプ

標準的なボディ構成に対し、とても強いクセを感じるのがヘッドシェイプです。

TLタイプを基本としつつ、Bill Lawrenceを彷彿とさせる釣り針状の成形となっています。

初見のインパクトは強烈ですが、変化球な形状につき好き嫌いが大きく割れそうですね。

フィニッシュ

塗料はポリエステルで塗膜が厚く、普及品ギター相当のクオリティとなっています。

塗り自体は厚手でも厚さは均一で、ムラ無く綺麗な光沢を保っている点は好印象です。

ただし随所に点状の黒い塗料が混入するなど、価格帯相当の粗も感じられます。

ネックは薄手のサテンフィニッシュを採用し、全体的に手触りがスベスベで良好です。

見た目の艶っぽさがほとんど無い反面、手汗をかきやすい方でも扱いやすいと思います。

ハードウェア

ハードウェアの大半は金属製となっており、ピックガードとスイッチのみ樹脂製です。ピックガードは8点止めのブラック1プライですが、Fender製と互換性がありません。

金属パーツは全てクロームで統一されていて、強い光沢が安ギターらしさを主張します。ニッケルパーツのような渋さがないため、この辺も好みが分かれる要素です。

金属パーツも独特のミリ規格で、市販品とピッチが合わない点に注意が必要となります。部品交換の際はネジ穴を一度埋め戻し、新たにネジ穴を開ける必要がありそうです。

ネックプレートのみFender規格につき、取付けピッチ約38mm×51mmで設計されています。

パーツグレード

使用されているパーツは、いずれも価格帯の最下限を攻めた最弱構成です。値の張る部品は一切使用されておらず、PLAYTECHなどと同等のグレードになります。

671カパという価格を考えれば当然であるものの、長所がほとんど感じられません。また部品の規格が独特であるがゆえに、手軽なポン乗せ改造が出来ないのも難点です。

改造ベースに使用する場合は、通常の安ギターより加工に手間がかかるとお考え下さい。

演奏性：激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261

ここからは演奏に関わる要素について、各パーツに焦点を当てて確認していきます。分解しての評価ではなく、開封後の動作確認時に調べる事を重点に置きました。

部品の機能性と組み込みの精度も含めて、可能な限りフラットな視点で精査です。

ペグ

標準的なL6配列のネジ穴45度タイプを搭載し、ギア比は1：16の設計です。

汎用品と大きな違いはなく、若干トルクにムラのある個体が混ざっています。

このまま使えない事もありませんが、GOTOHのSG381タイプが無加工で搭載可能です。

あまりにもトルクムラや精度に難がある場合は、交換を検討しても良いでしょう。

L6配列45度のペグを交換するならコチラ！

弦高＆オクターブチューニング

海外レビューで未調整品であると投稿があった通り、弾きやすい状態ではありません。

開封時の弦高は6弦側で4mmもあったため、初心者にはまともに扱えないと思われます。

オクターブは弦高4mmの状態の12Fを基準に、一応調整されていました。どのみち弦高を下げるのであれば、オクターブも再チューニングが必須です。

激安弦高ゲージはこちら

ネック

弦高が高かった要因として、ネックのロッドが全開放になっていた点が挙げられます。デフォルトで全くロッドが効いておらず、極端な順反りの状態でした。

このままではまともに調整出来ないため、ロッドの増し締めで適度な順反りに修正です。幸い変な捻じれは発生していなかったので、弦高とオクターブを再調整しています。

弦高は6弦側で1.4mm、1弦側で1.1mmまで下げる事が出来ました。

更に低弦高を狙う場合は擦り合わせが必要ですが、金額を考慮すると合格点ですね。

グリップ＆指板

グリップシェイプは標準的なCシェイプを採用で、幅は12Fでおよそ52mmとなっています。厚さも標準的設計であるものの、Cali Classicよりはしっかしとした握り応えです。

指板の側面がややフラットにつき、その分厚みを感じるのだと思います。指板材はローズウッドと公表されていますが、幾分黒味が強めの色合いです。

表面の滑りはグリップ同様にサラサラで、これといって問題は無いと思われます。ハイフレットの演奏性に関しても、一般的なTLタイプと同じようなフィーリングです。

調整が済めば極端に悪いところもなく、普段使いに耐えうる演奏性を備えています。

ネックプレートチューンでドレスアップor音質改善！

ボディ

ボディは厚さ約45mm前後で設計されており、材質は柔らかめのバスウッドを採用です。

ネジ穴が崩れやすい素材にも関わらず、大半のネジが斜めに組み込まれていました。組み込みの粗が一番目立つ要素で、とにかく各パーツのネジ止めが大雑把に映ります。

動かなければOKの精神なのでしょうが、部品交換の際に修正した方が良さそうですね。ジョイント部も組み込みが粗く、ボディ淵の塗料が一部欠けた状態となっています。

ネックのはみ出しが無い点は評価出来ますが、仕上がりそのものは価格帯相当です。金額的に文句は言えないため、ネジ穴が斜めだから安いのだと割り切りましょう。

ナット

ナットはABS製の42mmタイプを搭載で、遠目に見る分にはそれなりの外観となっています。ですが近くで見ると随所に加工が荒っぽく、3弦と6弦の溝切りが適当です。

該当弦は1Fでシャープする上に、ナットの削りカスが付着したままとなっています。溝が深すぎるよりは修正しやすいものの、初心者には難しい調整ポイントです。

特にこだわりが無い場合は、ナットそのものを作り直しても良いでしょう。

フレット

フレットは幅2.3mmのヴィンテージ系を搭載し、フレットの山が低めとなっています。意外にも加工が丁寧で、弦高調整後に音詰まりが発生することもありませんでした。

擦り合わせだけでなく末端処理もしっかりしており、バリや浮きの発生も無しです。タングの切断処理は安ギターで主流となっている、チップ埋め方式となっています。

通常はタングを指板に合わせてカットしますが、本機は指板よりもタングが短いです。

代わりに指板材と同色のチップを埋め、一斉に研磨する事で作業時間を短縮しています。乾燥するとチップが浮いて側面が凸凹になるので、保管環境には留意して下さい。

ブリッジ

安ギター特有の10.5mmピッチTLブリッジですが、サドルはSTタイプのものを流用です。

弦のセットは裏通しだけでなく、表通し（トップローディング）にも対応しています。

中級グレードでも表通し非対応のブリッジが多いため、この点は嬉しい要素ですね。

筒形サドルと比べると見た目のTL感が薄いものの、調整は容易となっています。

サドル形状にこだわってみよう！

センター

ボディとネックの組み込みと、ナットとブリッジの取付け位置は概ね良好です。

ピックアップはピッチがアンマッチにつき、完全に合わせる場合はブレードポールピースが必要となります。

ブリッジピックアップは6弦がセンターで、1弦では約0.2mm程のズレが発生です。

指板も同様に0.2mmほど1弦指板淵側へズレており、価格帯の限界を感じることでしょう。

気持ち1弦側寄りなのが惜しいですが、演奏性に影響を与える程でなないと思われます。

電装系

電装系は1VOLUME1TONEに3WAYスイッチと、スタンダードなTL系レイアウトです。

ジャックプレートは長方形の金属タイプで、ボディの側面に配置されています。ポットのトルクは滑らかですが、スイッチは切り替え動作が軽めです。

汎用のプラケース製スイッチらしく、安っぽい操作感はご愛敬となっています。演奏に支障はないものの、こちらも金額相当の部品構成だと言えるでしょう。

電装系交換前に要チェック！

重量

重量は公表されていないので実測したところ、本体のみでおよそ3.58kg程度です。

バスウッド材採用のTLタイプとしては、重くも軽くもない標準的重量だと思われます。

重心バランスも悪くなく、化繊ストラップ使用時でもヘッド落ちはしにくいです。

ストラップピンが大きめの傘なので、立位演奏時の取り回しも良好となっております。

激しく動くプレーヤーはロックピンに交換！

サウンド：激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261

ここまでの部品構成や演奏性から判断すると、音も他の安ギターと大差がなさそうです。管理人も正直なところ、PLAYTECHのTL250と同じような音がすると想像していました。

しかしRetro Classicの音はやや低音寄りで、テレキャスっぽくない音に感じられます。テレキャスならではの高音の鋭さが多少甘く、対照的に低～中音が前に出る印象です。

ギャンギャン唸る高音を予想していた場合、いささか面食らうかもしれません。

個体差の否めない価格設定

ピックアップはいずれもセラミックマグネットを搭載し、出力は控えめとなっています。ブリッジの公表抵抗値は6.8kΩですが、実測値は5.83kΩと低めの値でした。

ネックは公表抵抗値6.4kΩに対し、実測値も6.37kΩとほぼ同等の値です。もしかするとブリッジは巻き数が少ない外れ個体で、音質に影響した可能性があります。

少なくとも管理人の個体は高音が控えめな点に加え、ネックよりも出力が不足気味です。金額的に部品単位の個体差が避けられないため、この辺も割り切りが重要となります。

タイトな部品選別は行われておらず、個体毎の音質もバラ付きがあるものと推察です。

テレキャスの音を極太にしたいならコレ！

倍音特性 (A2/110.00Hz)

せっかくの機会ですので、倍音特性や周波数特性をピックアップごとに計測しました。倍音は周波数が分かりやすいように、5弦開放弦 (A2/110.00Hz) のスペクトラムを採用しています。

i.ブリッジピックアップ

倍音のバランスがTL系よりもST系に近く、奇数次と偶数次倍音の割合も半々程度です。キャビティの構造上ノイズが多いため、基音以下の非整数倍音が強めとなっています。

ii.ネックピックアップ

全体的に倍音が少ない傾向で、低次倍音の出力の大きさに対して高次倍音が弱めです。倍音も飛び飛びに計測されるなど、太いのに平坦さを感じる密度の薄い音を再生します。

倍音特性波形の周波数目安

左端側の太長い山(中央灰色線)が基音110Hz
偶数次倍音：第2倍音(220Hz)、第4倍音(440Hz)、第6倍音(660Hz)……
→ナチュラルで暖かな傾向の響き、多いほど親しみを感じやすいという研究結果も
奇数次倍音：第3倍音(330Hz)、第5倍音(550Hz)、第7倍音(770Hz)……
→金属的で冷たくメカニカルな傾向の響き
非整数倍音：各倍音の谷などに含まれるが音程を感じさせない

周波数特性

周波数特性はDI直で同一フレーズを繰り返し、平均的なスペクトラムを算出しました。

i.ブリッジピックアップ

一般的にTL系ブリッジピックアップは、400～1kHzに周波数が集中しやすい傾向です。Retro Classicは200～600Hzと、大幅に音の重心が低めのサウンドを奏でます。

勿論これは先述の個体差による可能性が高く、全ての個体で共通とは断定出来ません。TL系の音ではないものの、出力が低い点を除いては弱い帯域が無く面白い音質です。

怪我の功名ではありませんが、この音はこの音で使い勝手は悪くないように思えます。アタックが低音寄りに響くため、倍音特性と合わせてストラト的な音作りも可能です。

ii.ネックピックアップ

ネック側もブリッジ側と同じく、通常のTL系よりも高音の伸びが控えめとなっています。そして低音は通常のTL系よりも強めなので、野太いリードトーンを作成可能です。

倍音が大味な点が玉に瑕ですが、ファズ系エフェクター全般と好相性だと言えます。良い意味で『下品な歪み映え』する音につき、変化球なサウンドも似合いそうです。

周波数特性波形の周波数目安（左から順に）

赤線：100Hz,200Hz
橙線：400Hz,800Hz
桃線：2000Hz,3000Hz,6000Hz

激安ギター Indio by Monoprice Retro Classic Model610261 まとめ

想定外のカビ無しギターとなりましたが、671カパの元は十分取れる品質だと思います。価格帯相当の粗に目をつぶり調整を行えば、問題無く使い倒せるテレキャスタイプです。

初心者には強く推せない（※）ものの、一通り調整が出来る層にとっては狙い目となります。海外勢の高評価と低評価の理由に納得がいく、ある種模範的ともいえる安ギターです！

🏃💨 Indio by Monoprice Retro Classic Model610261 販売跡地を見てくる 👉👉

Monoprice Japan

カビだらけとレビューされていた新品0.671諭吉円のギターを購入!

残念ながらカビが発生していないという不具合が見つかりました🤣

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— ギターいじリストのおうち中の人🧠💦（低浮上・ブログは更新しています） (@Ew3DwZa1cYMDBi3) October 14, 2022

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