CLASSIC PRO GIC楽器用ケーブルレビュー|長さ&カラバリ豊富なサウンドハウス激安シールド

目次
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CLASSIC PRO GIC楽器用ケーブル (シールド) のカラバリに心躍れ!!
今回はサウンドハウスが手掛ける Classic Pro ( クラシックプロ ) より、GIC楽器用ケーブル (シールド) をレビューです。以前ギタいじではClassic ProとNEUTRIKのコラボによる、REANコネクタを採用したプレミアムケーブルを紹介しました。
プレミアムケーブルは型番末尾にNがつくモデルとなりますが、Nがつかないケーブルは標準プラグモデルとして展開されています。標準プラグモデルはカラーや長さのバリエーションが多く、サウンドハウスならではの圧倒的コストパフォーマンスを実現です。
カラーは全部で7色から選べる上に、長さはシールドタイプが1~10mの6種類、パッチケーブルタイプが15~60cmの3種用意されています。プラグ形状はS-SだけでなくS-Lタイプも選べるなど、安さと選択肢の豊富さが両立されているのが大きな魅力です。
季節の催しにピッタリなカラーが選べる!
CLASSIC PRO GIC楽器用ケーブルのカラーバリエーションには、ハロウィンにピッタリなオレンジやパープルも含まれています。
ハロウィンだけでなくレッドとグリーンはクリスマスカラーにつき、季節の催しに合わせて色を選べるのが嬉しいですね。
用途や信号経路によって色分けするのにも便利なので、エフェクターボードやラック回りを整理する際にも重宝します。
ケーブルジャケットは全色φ8mmの極太PVC製となるため、低価格帯でありながら耐久性に関しても期待できそうです。

管理人はハロウィン向けにGIC030 (3m) オレンジのS-Sプラグタイプをチョイス!

外観から細部の仕上がり、人気の補修用フォンジャックとの適合性、音質、ノイズ耐性なども調べました!

カラーや長さの選択肢に留まらぬお手頃価格ケーブルの実力を見極めていくよ!
まずは売り場で驚きの価格をチェック!

外観
CLASSIC PRO GIC030は専用パッケージが用意されており、楕円状に束ねたケーブルが台紙で巻かれています。パッケージに描かれているケーブルデザインが全く異なるのはご愛敬ですが、一応CLASSIC PROのブランド名入りです。

『INSTRUMENTAL MUSIC LINK CORD SERIES』と表記されているので、こちらがGIC型番ケーブルの正式名称だと思われます。パッケージの台紙と本体を固定している黒い帯は、面ファスナータイプの結束バンドなので再利用可能です。

ケーブルが剥き出しのパッケージにつき、未使用のまま長期保管する際は別途チャック付きビニール等を用意しましょう。オレンジ色のPVCジャケットは発色が良好で、遠目に見ても鮮やかで思わず心が躍ります。

商品説明に記載されていた通りケーブル外径はφ8mmと非常に太く、実際に持ってみるとズッシリとした重量感です。コネクターやケーブル本体に目立った傷や汚れは見当たらず、低価格帯ながらも商品管理が行き届いていると感じました。
細部のデザイン
コネクターは汎用タイプのものが使用されており、プラグ先端の極 (チップ) には金メッキが施されています。バリ等はなく手触りも程々に良いため、販売価格を考慮すれば上々の品質ですね。


上位モデルのプレミアムケーブルと差別化されている要素ではありますが、多くを望まなければ十分な性能を有します。キャップを外すとはんだ付け箇所が熱圧縮チューブで覆われており、引っ張りに対して一定の強度が見込めそうです。

PVCジャケット表面には『CLASSIC PRO PROFESSIONAL NON-NOISE INSTRUMENT MUSIC LINK CABLE』と表記されていました。パッケージではCORD、ケーブル本体にはCABLEと表記ゆれがあるものの、特に気にする必要はないでしょう。
使用の前後にプラグを乾拭き!
完全密閉されていないパッケージのケーブル類は、購入後に乾拭きでプラグ表面の汚れを落とすことを推奨します。乾拭きには春日キョンセームやMORRIS MCC-2など、金属部品類にも安心して使える高品質な楽器用クロスを使用しましょう。
乾拭きはケーブルの使用前と使用後に実施することで、プラグ本体だけでなく接続するジャック類も長持ちさせることが可能です。湿度の高い日本の天候では普段使いのみでも見えない汚れや湿気が付着しやすく、乾拭きによって接点不良発生を防げます。

日常的にプラグの乾拭きを行うことは Marshall Japan でもトラブル回避テクニックとして紹介されているよ!
仕様

CLASSIC PRO GIC030は直径や任意で選べる長さや色、プラグ形状を除き、仕様面に関する公表情報がほとんど確認出来ません。静電容量と抵抗値は公表されておらず、音質は『クリアなサウンド』と簡単に説明されています。
寸法(実測値)
管理人の個体を実測するとワイヤージャケット外径がφ8.00mmジャスト、プラグ先端のチップ (Tip) 最大径がφ6.1mm程度となります。ビニール系ワイヤージャケットとしてはかなりの太さで、同価格帯の平均的なケーブルジャケットの直径はφ6mmです。

ケーブルの全長はワイヤージャケット露出部分の長さではなく、はんだ付け箇所から反対のはんだ付け箇所までの長さが3.00mでした。主要ブランドではワイヤージャケット露出部の長さを全長とすることが多いため、FENDERやERNIE BALLの3m (10ft) モデルよりも気持ち短く感じるかもしれません。

ワイヤージャケット露出部の長さは約2.92mだよ
主要ジャックとのフィット感
電子楽器用ジャックとして人気の高いSWITCHCRAFT #11とPure Tone Jack PTT1について、プラグインした際のフィット感を確認します。
SWITCHCRAFT #11


SWITCHCRAFT #11はチップが隙間なく接触し、スリーブも適度に安定感のある挿し具合となります。
Pure Tone Jack PTT1


Pure Tone Jack PTT1はどのようなフォンプラグに使っても抜群のホールド力を得られますが、GIC030は若干キツめです。外れにくい反面やや力を入れないと外れないので、ピックガードマウント式ジャック採用モデルは取扱い時に留意しましょう。

ピックガードにPure Tone Jackを装着している場合はジャック周囲を押さえながらプラグを引き抜こう

ピックガードを押さえないで無理に引っ張るとピックガードが変形・破損したりネジが飛んだりする可能性があるよ
取り回し
外径φ8mmを誇る極太PVCジャケットはとても丈夫ですが、細いPVCジャケットと比較して純粋に硬くなります。太さの分だけ重量も大きくなるので、取り回しに関してはφ6mmのケーブルよりも地面に引っ張られるような印象です。

演奏時の移動やアクションに対しても追従性が高いとは言えず、φ7mm以上の編組ケーブルに近い使い勝手となります。ただしPVCは使い込むことで次第に馴染んでくるため、1週間経過する頃には快適な取り回しに変化するはずです。
製造国

製造国については商品ページにもパッケージにも記載がなく、製造国不明といたします。
サウンド
CLASSIC PRO GIC030のサウンドはケーブルジャケットの太さから、図太い芯のある音を想像するかもしれません。ですが実際は高音の伸びが良く、明るく煌びやかなハイトーンを奏でる傾向です。

説明文に記載の『クリアなサウンド』は、透明感というよりも高音のアドバンテージを指していると推察します。低価格帯特有の極端な癖やデッドポイントも感じられず、歪ませた際のノイズ耐性も標準的です。

決して安かろう悪かろうな音ではなく、価格帯度外視に高音重視の方は選択肢にいれても良いサウンドだと感じました。
倍音特性 (A2/110.00Hz)
管理人の主観だけでは説得力に欠けるため、CLASSIC PRO GIC030の音質を海外の低価格帯ケーブルと比較解析します。国内流通品にはGIC030と同じ価格帯のケーブル自体存在しないので、過去にレビューした激安ケーブルHK CABLEをチョイスです。
HK CABLEは海外通販で流通している外観の良いケーブルですが、ノイズ耐性が低く高音が増幅されやすい音質となっております。倍音は周波数が分かりやすいように、DI直の信号で5弦開放弦 (A2/110.00Hz) を解析しました。

音質比較データ計測用のギターは Guild Surfliner (ピックアップはブリッジ単独) を使ったよ!
i.CLASSIC PRO GIC030

ii.HK CABLE

CLASSIC PRO GIC030の方が基音や低次倍音の出力が高く、音の輪郭が明瞭でメリハリの利いたアタックです。900~1.6kHz付近にかけての倍音はHK CABLEが上回っているものの、波形の谷間が枝毛状になっており雑味が多く含まれます。
一方GIC030は枝毛状の波形が少なく安定しており、非整数倍音も幾分控え目となる模様です。程よい出力の基音と低次倍音の出力、濁りの少ない中高音が合わさり、ギターやベースに使いやすい倍音特性だと言えます。
倍音特性波形の周波数目安
左端側の太長い山(中央赤色線)が基音110Hz
偶数次倍音:第2倍音(220Hz)、第4倍音(440Hz)、第6倍音(660Hz)……
→ナチュラルで暖かな傾向の響き、多いほど親しみを感じやすいという研究結果も
奇数次倍音:第3倍音(330Hz)、第5倍音(550Hz)、第7倍音(770Hz)……
→金属的で冷たくメカニカルな傾向の響き
非整数倍音:各倍音の谷などに含まれるが音程を感じさせない
周波数特性

周波数特性はDI直で同一フレーズを繰り返し、平均的なスペクトラムを算出しました。
1.CLASSIC PRO GIC030

2.HK CABLE

体感通りCLASSIC PRO GIC030は高音域の伸びが上々で、4kHz以降の帯域は常に高い値を記録です。200~4kHzにかけてもHK CABLEより少し上の値を示すなど、平均的な低~中音の再生能力も併せ持ちます。
HK CABLEは全体的に平均以下の性能を持つケーブルにつき、激安ケーブルでありながらGIC030は長所を備えているのが良いですね。あたたかな中音を得意とするギターやベースに使用した際に、トーンバランスの良いサウンドを得ることができます。
周波数特性波形の周波数目安(左から順に)
赤枠線:100Hz,200Hz
橙枠線:400Hz,800Hz
桃枠線:2000Hz,3000Hz,6000Hz
ノイズ耐性
ノイズ耐性はギターをスタンドにたてかけ、一切ピッキングをせずにノイズの周波数を計測しました。ノイズを分かりやすくするために、パラメータを全てMAXに設定したJOYO JF-302 WILD BOOSTを接続です。

電源はEffects Bakery Cheeseburger RE9V Batteryですが、付属のスナップ式アダプターを使用しています。50Hzのハムノイズを発生させた状態で、両ケーブルのノイズ周波数を比較していきましょう。
a.CLASSIC PRO GIC030

b.HK CABLE

CLASSIC PRO GIC030は100~5kHz付近までの広範囲にかけて、HK CABLEよりも計測されたノイズの出力が低いです。とりわけ100~1kHzは大幅なノイズ耐性の差が見受けられるため、ギターやベースが得意とする帯域の音をクリアに出力できます。
加えて50Hz以下のノイズも幾分低い値を示し、低音、中音、高音においてHK CABLEよりもノイズ耐性が高いです。ただし5kHz以降はそこまでノイズ耐性が高くなく、超高音域に関しては幾分ノイズが乗りやすいことが分かりました。

高周波ノイズをカットし過ぎないため高音の伸びが良いとも考えられるので、ここは使用者の好みによって評価が割れるかな?

ファズやハイゲインディストーションを使用する際は不必要なノイズを増幅しやすい超高音の設定に気を付けよう!
注意点
本計測データはCLASSIC PRO / GIC030 (3mタイプ) に基づいた結果となります。ケーブルは静電容量と抵抗値の兼ね合いで、長さにより音質や性能が多かれ少なかれ変化するものです (ハイインピーダンス回路では特に) 。長さの異なるバリエーションでは使用機材や環境により、本レビューとは印象が異なる場合があることをご了承ください。
計測に使用した機材
ストラップ:PLAYTECH / Jacquard Strap PJ23 Pink
ピック:PLAYTECH / TRIANGLE PICK HEAVY (デルリン)
ギター:Guild / SURFLINER
ピックアップ:Guild / LB-1 Little Bucker ※純正ブリッジPU
使用弦:D'Addario / EXL110 (.010-.046)
比較用ケーブルシールド:Hongkun instrument company / HK CABLE 3m (S-S)
マイクケーブル:Amazonベーシック / CLMIC1-M-F-10FT-5P
エフェクター:JOYO / JF-302 WILD BOOST (生産終了)
バッテリー:Effects Bakery / Cheeseburger RE9V Battery
神アクリルスタンド:サウンドハウスお姉さんアクリルスタンド (非売品)
使用した機材のレビューはコチラ!
CLASSIC PRO GIC楽器用ケーブルレビュー まとめ
国内でも例を見ない安さの下限を極めた価格設定でありながら、平均以上のトーン性能とノイズ耐性をクリアしています。耐久性に秀でたφ8mmという極太なケーブルジャケトと相まって、品質とコストパフォーマンスのバランスが秀逸です。

取り回しや高周波ノイズ耐性などに好みの分かれる要素はあるものの、この販売価格では文句の付けようがありません。豊富な長さとカラーのバリエーションも素晴らしく、初心者はギター購入時に付属するおまけシールドからのグレードアップに、中級者以上は普段使いや予備、配線の色分けなどに十分活用できます!
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GIC030 オレンジ 3m (S-S)
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