【SH-8】 Seymour Duncan Invader 最強ローエンド💖

2021年7月31日ピックアップ,ハムバッカー,Seymour Duncan,Invader,SH-8b,SH-8n

👆 Seymour Duncan Invader SH-8b

目次

Seymour Duncan Invader SH-8 はハイパワーの鬼!

数あるダンカンピックアップの中で、最強のローエンドを誇るのがInvader SH-8です。本機をマウントしたギターは、問答無用でハイゲインマシーンへ変貌を遂げます。オーバーワウンドされた高出力仕様で、搭載マグネットも超ラージタイプです。マグネットはもちろんセラミックを採用し、最強かつ最恐のローエンドを創出します。

オキサイド・ポールピースを施した外観は、インパクトも威圧感も120点です。そのサウンドはまさに、ヘヴィーサウンドモンスターの名を欲しいままにしています。見た目と音が完全に一致する、説明不要のハイゲインオーラが最高の逸品ですね。

SH-8はブリッジとネックが別仕様!

1ハムスタイルにも最適な本機ですが、ネックマウント用も完備されています。ただしネック用はかなり出力が低く、トーンチャートもブリッジとは異なるのです。サウンドの傾向自体は似ていますが、仕様が大きく異なる点に注意しましょう。型番はブリッジマウント用がSH-8bネックマウント用がSH-8nです。

👆 Invader SH-8n

トーンチャートはブリッジを基準とすると、ネック用は若干ローが弱めとなります。反してハイは若干高めとなり、マウント箇所による音の差異を埋めている設計です。(同一PUを搭載した場合、ネック側はハイが弱くローと出力が高くなりやすいため)故にSH-8bとSH-8nをセットで使用すると、通常のPUよりトーンの差が少なくなります。

Seymour Duncan Invader SH-8 Set Black (SH-8n & SH-8b) セイモア ダンカン インベーダー ピックアップ セット [並行輸入品]

👆 Seymour Duncan Invader Set Black (SH-8n & SH-8b)

ネック側に切り替えても、ブリッジ側に近いザクザクした刻みが再現可能なのです。PUの切り替えをGAIN調整的に使用するなど、メタルらしい活用法にも対応します。多弦ギター用バリエーションも存在し、7~8弦ユーザーにも愛用者は多数です。ただでさえヘヴィーな多弦サウンドが、一層破壊力を増すこと請け合いとなっています。

とは言えやはり本機の最大の魅力は、ブリッジ側での超ハイゲインサウンドです。周波数特性を計測したので、愛機のハイゲイン化を目論む方はぜひご活用ください!

Seymour Duncan Invader SH-8 周波数特性

ハイゲインサウンドに主眼を置いた本機は、GAIN全開的な設定で個性が発揮されます。そこでGAINによる周波数の変化を見るために、2段階の歪みに分けてデータを計測です。最初にクリーンをチェックし、続けてGAI全開のハイゲイン見ていきしょう。

公表データの確認

周波数特性を見る前に、SH-8のメーカー公表データやトーンチャートを掲載します。SH-8はbとnで別設計につき、マグネット以外は共通事項がほとんどありません。b側を基準に掲載しているので、nの値はカッコ内に表記しています。

マグネット:セラミック

直流抵抗値:16.6kΩ(7.5kΩ)

アウトプットタイプ:High

出 力:9(6.5) / 低音域:7(6) / 中音域:8 / 高音域:4(5)

※SH-8nはコイル内にコンデンサ搭載

波形の周波数目安(左から順に)

赤線:100Hz,200Hz  
橙線:400Hz,800Hz  
桃線:2kHz,3kHz,6kHz

クリーントーン

歪み以外眼中に無いような本機のクリーンは扱いが難しく、SH-4と並びクセが強いです。波形的にもSH-4とほぼ同じで、SH-4以上にハイを絞ったサウンドが飛び出します。ただしSH-4との違いは、本機はメタル系のサウンド向きという大前提がある点です。メタル系クリーンを想像した場合、本機のクセのある音はむしろ正解と言えるでしょう。

Seymour Duncan Invader SH-8b クリーン 周波数特性

そもそもSH-4は『高音域8』の設定に対し、本機は高音域4の設定となっています。トーンチャートには忠実な音色なので、弾き手が想像する音とのギャップは少なめです。このルックスの通り、武骨でモコっとしたクリーンが曲間のアクセントに成り得ます。500Hz付近でガクっと減衰する所も、いかにもなメタルの味付けで良いですね。

ハイゲイン

こちらが本編となる、アンプフルアップなハイゲイン時の周波数特性となっています。波形の通りローミッドが万遍無く強烈で、『メタルの壁』とも言えるサウンドです。サウンドの直進性が尋常ではなく、鼓膜をぶち割る勢いで低音弦が歪んでくれます。クリーンよりも高音域がブーストされるため、ディストーションの艶感がアップです。

Seymour Duncan Invader SH-8b ハイゲイン 周波数特性

硬質な歪みの中にも弾性があり、刻んでも右手が粘るような中毒性を備えています。500Hz付近は少し弱めなのはクリーンと同じで、ミッド8でもドンシャリ感満点です。故にミッドもローも出ているのに、僅かにジャリっとした質感が加味されています。このチューニングが広い磁界と合わさり、パッシブ最強の歪みが炸裂するのです。

Seymour Duncan Invader SH-8 まとめ

おそらく本機を搭載したギターは、中途半端な活用には向かないと思います。完全クリーンか激歪みか、全か無かの法則でサウンドメイクするのに最適です。地を唸る低音域の迫力は他では再現出来ず、本機ならではの魅力となっています。12個のオキサイドキャップスクリューが生み出す、歪みの衝動に身を委ねましょう!

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